「壮生」歳時記

~NPO法人壮生の交遊録~

2014年2月14日

2014-02-14 12:55:52 | 日記

先週は東京で大雪になりましたが、徳島では薄っすらと白くなった程度でした。
今週に入ってとても寒い日が続いていましたが、とうとう今日は雪になってしまいました。
未明からの雨が雪に変わり朝起きてみると一面の銀世界になっていました。
午前7時頃には5cm位積もっていました。

一面の銀世界 雪が降ってるのが見えますか?(白い線)

1月31日に一輪だけ咲いた梅の花はほぼ満開になっていましたが、
雪にすっぽりと覆われていました。

ほぼ満開になった梅の花もすっぽりと雪に覆われています


万作の花の上の白いものは積もった雪です

昼を過ぎた今も雪はちらほら降っています。
めったに雪が積もらない徳島市は、今日の積雪で道路は大渋滞を起こしていました。
今日は通勤にバスを利用したのですが、
大渋滞に巻き込まれて途中でバスを見捨てて歩いて職場に来ました。
子供たちは珍しい雪に大喜びですが、雪は嫌ですね。

2月12日の梅の花です


2月12日の万作の花です


椿がもう咲いていました

今年の冬は本当に寒いです。早く春が来てほしいと思う今日この頃です。
                                  「男はつらいよ」


2014年1月31日

2014-01-31 11:48:05 | 日記

今朝の徳島新聞に神山町で蝋梅(ロウバイ)が黄色い花を咲かせている写真が掲載されていました。
一週間位前から蕾が膨らみ始めていた我家の庭の梅の木を何となく見てみると、
一輪の梅の花が咲いていました。

今朝見つけた一輪だけ咲いた梅の花


立春を過ぎる頃には沢山の花が咲いているでしょう

今年の冬は例年と比べて寒さが厳しいと感じていましたが、
ここ2,3日、10度以上の気温が続いたせいで花がほころび始めたのかと思いました。

水仙の花もいつの間にか満開になっていました


万作はまだ蕾が固いようです


冬の花の山茶花が今を盛りと咲き誇っています

とにかく、春はもうそこまで来ているのだと思うと、何となく明るい気分になった今朝でした。

梅一輪一輪ほどの暖かさ(服部嵐雪)

(髭ダンディー改め「男はつらいよ」)


午年雑記

2014-01-09 15:25:30 | 日記

明けましておめでとうございます(遅くなりましたが)。今年もよろしくお願いいたします。
2014年(平成26年)は午年です。動物にあてはめると「馬」になります。
十二支としての午について書いてみました。
午は十二支の七番目で、方位は南をあらわします。余談になりますが、「子午線」は北を示す子(ね)と南を示す午に由来します。
午の刻は、昼の12時とその前後の2時間をさします。そのため、昼の12時を「正午」といい、「午前」「午後」という言葉がうまれました。
また、陰暦の五月を午の月と呼びます。「馬」についての豆知識を紹介します。馬は古くから軍用、運搬用、農耕用に使われ、乗馬用、競馬用としても飼育されて来ました。西部劇映画には欠かせない乗り物です。
馬は普通立ったまま寝ますが、安全な場所であれば横になって寝ることもあるそうです。
食事は主に草を食べますが、甘いものが大好きで、リンゴ、蜂蜜、角砂糖も好物です。
日本では「馬の鼻先にニンジンをぶら下げる」というたとえがあるようにニンジンが大好物だとされています。
馬の瞳孔は横長で、顔の左右に目がついているので、視野は350度にも及びます。
そのため、競走時には横や後ろの視野を遮って集中力を高めます。また、暗闇でも目が利きます。
競馬好きにとってはたまらない言葉の「サラブレット」は品種名で、純血という意味をもち、
血統・家系のすぐれた人のたとえにも使われます。
神様が乗る神馬を奉納する習わしが、板絵に願いごとを書いて奉納する「絵馬」の由来になっています。
革製品として有名な「コードバン」は馬のお尻の一部から採れるかわのことです。
食用としても親しまれ、馬肉は空気にふれると桜色になることから、馬肉の俗称を「サクラ」といいます。
馬にまつわることわざや慣用句には、「馬の耳に念」、「人間万事塞翁が馬」、「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」、
「馬脚をあらわす」「馬子にも衣装」「馬が合う」、「生き馬の目を抜く」、「馬肥ゆる」、「じゃじゃ馬」などがあります。
午年生まれには、戦国時代の風雲児「織田信長」、今年のNHK大河ドラマの「黒田官兵衛」がいます。

過去の午年の出来事を紹介しますと
1918年:米騒動、シベリア出兵
1930年:東京駅で浜口首相狙撃
1942年:ガダルカナルの攻防、ミッドウェー海戦
1954年:ビキニ水爆実験、第5福竜丸被曝、自衛隊発足
1966年:国会の「黒い霧」、ビートルズ来日
1978年:成田空港開港、日中平和友好条約調印
1990年:大阪「花の万博」、日本人初の宇宙飛行、大学入試センター試験開始
2002年:サッカーW杯(日本・韓国共同開催)、日朝首脳会談

暗い出来事と明るい出来事が混在しています。
馬は「物事が“うま”くいく」「幸運が駆け込んでくる」などといわれる縁起のいい動物です。
馬の持つ幸運にあやかりたいものです。(髭なしダンディー)


「もみじ便り」2013

2013-12-03 13:32:56 | 日記

紅葉便り2013

紅葉の季節の盛りは過ぎてしまいましたが、11月23日に京都に紅葉見物に行ってきました。
バスの運転手の経験を駆使して高速道路の渋滞を掻い潜りながら行ったので、
予定の時間通りに京都につくことが出来ました。
最初に訪れたのは宇治市の三室戸寺でした。
事前の情報では、見頃は少し過ぎているということでしたが、十分に紅葉を堪能できました。

山門前から想像すると盛りは過ぎたかなと思いました


庭越しに見ると紅葉、黄葉が入り混じっていました


本堂前から見た三重塔と鐘楼 ここは銀杏が鮮やかでした


三重塔と真っ赤に染まった紅葉 見頃でした


見晴台越しに見た紅葉 赤と黒の対比が面白かった


少し逆光になった紅葉です

次に訪れたのが紅葉見物では最もポピュラーな清水寺でした。
今年の人出は今までの中で最高でした。清水坂が人の渋滞で全く動かない状態でした。
上りと下りが交互に動くという状態でした。
紅葉は少し若い状態でしたが、所々では見ごろを迎えた紅葉が真っ赤に染まっていました。

定番の撮影スポットの三重塔と紅葉


ここはまさに見頃です


沢山の人がシャッターを押していたのでつられてしまいました


池越しに見た紅葉 はっきりとは見えませんが水面に写っています

帰りに通った川端通りで思いもよらなかった紅葉を見ることが出来ました。 

真っ赤に染まったハナミズキ

赤と黄色の対比 後ろの川端通りは大渋滞でした


一本だけ聳えるように立っていた紅葉

  「髭ダンディー記」


こんなに立派になりました!ミドリのカーテン

2013-07-12 14:35:11 | 日記

順調に育っています!ミドリのカーテン。
去年に引続き今年もヒューマンわーくぴあ徳島1階の壮生の事務室の南側に
「ミドリのカーテン」を作るために5月16日に3種類のゴーヤの苗20本を植えました。
去年の経験を生かして今年は1カ月早く植えました。
苗は順調に生育して、葉も繁り、6月後半には小さい実がつきました。
7月に入ると事務室の南側の窓は全面「ミドリのカーテン」に覆われました。
平年より2週間も早く梅雨が明けて、2009年の夏に匹敵する猛暑が襲来して
うだるような暑さの毎日ですが、「ミドリのカーテン」のおかげでクーラーの効き
も良く快適な日々を過ごしています。来週の16日には待望のゴーヤの実が収穫できそうです。
                                         「髭ダンディー記」

2013年6月10日の写真

植えてから26日後のゴーヤ達


蔓もネットにしっかりと巻き付いています。

2013年6月21日の写真

成長の速い蔓はネットのほぼ上まで届いています


実をつけた雌花です この実が大きく成長します


沢山花が咲きますが、ほとんどはこのような雄花です 


下はかなり茂っています もうすぐカーテンの役目をはたします

2013年7月12日現在

事務室の南側の窓はこのようになっています


本当によく茂っています


事務室から外を見た風景です


これが一番大きく育ったゴーヤの実です


1日経つとびっくりするぐらい大きくなるゴーヤの実です


来週中には食べごろになると思われます


新緑萌ゆ

2013-05-30 09:38:05 | 日記

5月27日に徳島県は平年より9日、昨年より6日早く梅雨入りしました。
今年の梅雨入りは1951年の観測開始以降、7番目の早さだそうです。
梅雨入りと聞いただけで、ジメジメ、ムシムシというイメージを思い浮かべますが、
農作物や花や木々にとっては恵みの季節の到来です。
そこで、少し遅いかもしれませんが、京都の新緑を2か所ほど紹介します。
一カ所目はいつ行っても期待を裏切らない清水寺です。

萌えるような新緑の彼方に朱色の子安塔が望めました


舞台の下には音羽の滝が見えました


擬宝珠(ぎぼし)越しに見た修理中の奥ノ院

午後3時を大分過ぎたというのに清水坂は修学旅行生や観光客でごった返していました。
5月は春の修学旅行の真っただ中だったのです。
この季節、清水寺境内や音羽山は萌えるような新緑に覆われていました。

どの季節に行っても定番のこの風景は外せません


舞台と背後の新緑の音羽山

次に紹介するのが清水寺から見ると南西方向、大原野の西山の中腹にある善峰寺の新緑です。
洛西の紅葉の名所と言われているこの寺の新緑はあまり知られていません。
萌えるような新緑は山門まで続く急な坂道の苦しさを一瞬忘れさせてくれます。

寺宝館の背後の新緑に覆われた西山


観音堂から見た山門


新緑越しに見た多宝塔


急な参道から見上げるとモミジのトンネルになっていました


秋には真っ赤に染まる新緑のモミジ

西山には他に花の寺として有名な勝持寺、通称なりひら寺として親しまれている十輪寺、
天台宗の古刹で徳川第5代将軍綱吉の母の桂昌院が再建した金蔵寺があります。
京都近郊の手ごろなハイキングコースとして知られている西山には新緑を楽しむ沢山のハイカーが訪れていました。
                                                     「髭ダンディー記」


花だより

2013-05-10 16:28:17 | 日記

前回のブログの更新日は4月17日でした。それ以降に撮った花の写真を紹介します。
4月19日と4月20日に長野県の善光寺に行ってきました。そこには桜が残っていました
。4月19日から4月20日にかけて善光寺のある長野市は気温が下がり、
4月20日の朝は氷点下1度を記録しました。
徳島では真冬でも氷点下に下がる日は稀なので4月のこの寒さには驚きました。
長野マラソンが開催された翌日の4月21日(徳島ではこの日徳島マラソンが開催されていました)には
5㎝の積雪を記録したというテレビのニュース見てもう一度驚きました。

本堂をバックに桜や桃の花が咲いていました


花が白いので山桜(?)でないでしょうか


上田市にある北向観音近くで見かけた満開の枝垂桜

4月の29日には北摂の古刹勝尾寺に行ってきました。ここでも桜が残っていました。
石楠花も咲き始めておりカメラに収めてきました。

咲き始めた石楠花の花


十分に観賞に耐えられる八重桜と石楠花

ゴールデンウィーク後半の5月3日には、宇治市にある花の寺として
有名な三室戸寺にツツジと石楠花を見に行ってきました。
バスの運転手の機転により一般道を通ったために
高速道路の35kmの渋滞にも巻き込まれずにつきました。
残念なことにツツジはまだ3分から5分咲きでした。
山腹一面がツツジに覆われる満開の時を想像しながら、境内を散策しました。

山腹を覆う三分から五分咲きのツツジ群れ


このツツジの株はすでに満開です


負けじと石楠花も咲き誇っていました


ツツジの回廊で足を止めて撮影している人達


満開になればどんなに美しいことでしょう 想像してください


春の主役ツツジと秋の主役の紅葉の取り合わせ

5月5日には紀州の高野山に行ってきました。
標高1000メートルの高野山には満開の桜が残っていました。
特に清浄心院の2本の枝垂れ桜が満開でした。
今年の高野山の桜はこのお寺が一番綺麗だそうです。

沢山の参拝者が思わず足を止めて写真を撮っていました


今年は高野山で清浄心院の枝垂桜が一番綺麗だそうです


満開の桜とはこういうことを言うのでしょうか

位置の差や高低差により2か月近くも桜の花を
見ることが出来るこの国は魅力的だなと思いました。 
                       「髭ダンディー記」


桜だよりⅣ

2013-04-17 13:55:05 | 日記

実を言いますと、「桜だより」の最終章は岐阜県本巣市の根尾谷にある
日本三大桜の一つに数えられている樹齢1500余年の「薄墨桜」しようと決めていたのですが、
今年の桜の開花が例年より2週間近く早くなったために、
観桜のツアーが中止になってしまい、図らずも醍醐寺に桜が最後のたよりになってしまいました。

総門前の満開のしだれ桜 ある種の期待を抱かせられました


散り始めの桜馬場の桜 


同じく三宝院前の桜 ここはまさに見頃でした

太閤秀吉が贅を尽くした「醍醐の花見」をここ醍醐寺で盛大に行ったことにより「花の醍醐」と言われています。
かわづ桜を皮切りにしだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜が順々に開花し、約3週間にわたり咲き誇ります。
特に有名なのが、三宝院の「大紅しだれ」と金堂わきに咲く大山桜が有名です。

桜馬場を突き詰めると仁王門 葉桜が目立ちました


4月14日に行われる豊太閤花見行列のための花見幕


辛うじて残っていた桜の背後には五重塔が見えています、

三宝院のしだれ桜は日本画家奥村土牛の代表作「醍醐」でも有名です。
4月6日に訪れた時には、見どころの「桜の馬場」の多くの木の桜が散り、葉桜状態になっていました。

仁王門に近づくと葉桜になった木が目立ちました

霊宝館沿いの桜の馬場と清瀧宮本殿と霊宝館の白壁に囲まれた通りを散った桜が
一面に覆っているは光景を思わず見とれてしまいました。
こういう桜の美しさもあることを発見しました。

散った桜のはかなくも侘しい美しさ 新しい発見でした


一面の花の絨毯状態の霊宝館前の桜並木


醍醐寺へと向う道筋で見かけたしだれ桜


最後に訪れた山科・元慶寺は完全な葉桜でした


ここの庭も散った桜の花びらに覆われていました


「髭ダンディー記」


桜だよりⅢ

2013-04-09 15:25:43 | 日記

粉河寺の境内には約300本の桜の木があり、
一部がシダレザクラですが、そのほとんどがソメイヨシノです。
訪れた時には満開の桜が境内を桜色に染めて美しい風景を堪能することが出来ました。

大門をくぐり右に曲がると満開の桜が出迎えてくれました

紀州の桜の名所としてすぐに名前が浮かぶのが紀三井寺ですが、
粉河寺も紀三井寺と並んで近畿でもかなり早く桜が満開になる名所として
知られているそうです。(知りませんでした。)

ベニカナメモチ(レッドロビン)と桜と本堂の屋根の対比

大門から中山門に続く約500mの道の右側に小さな川「粉河」流れていて、
この川に沿って桜並木が続いています。
途中にピンク色の八重の枝垂桜がありひと際目を引きます。

川沿いのこの桜並木は何十年後が楽しみです


中山門越に見た桜並木


小振りですが鮮やかな八重の花をつけた枝垂桜


枝垂桜越しに見た釈迦像

また、中山門前に咲く桜と山門の取り合わせも捨てがたいものがあります。
中山門をくぐると本堂前の庭にでます。ここにも満開の桜が咲いていました。

正面から見た中山門と桜と参拝客


左側から見た中山門と桜

本堂の前の東南側に六角堂がたっており、その傍らに「湯浅桜」が植えられています。
紀州湯浅の住人、藤原宗永が寺の本尊千手観音のお告げで本堂の辰巳(東南)の方向に
植えたとされているのがこの桜の木といわれています。

中央の立札の後ろが「湯浅桜」です


本堂前の庭から見た本堂


一週間もするとこの小川も散った花びらで一杯になるでしょう

紀三井寺と比べると粉河寺の桜の木は、樹齢が若いように見えて、
こころなしか桜花にも勢いというものが感じられました。
                            「髭ダンディー記」

おまけの写真です。

粉河寺駅の線路沿いに咲く満開の桜


この駅の桜も美しく咲き誇っていました


桜だよりⅡ

2013-04-02 10:53:27 | 日記

関西地方で一番早く桜の花が開花すると言われているのが、和歌山市にある
「日本さくら名所百選」にも選ばれている西国三十三所第2番札所の紀三井寺です。

全山満開の桜に覆われていました


桜祭りの雪洞が飾られた参道と山門


3つの厄除け坂を登り切り 振り向くとこの景色です

早咲き桜の名所として有名な寺内にはソメイヨシノ、ヒガンザクラなど
およそ500本の桜の木が植えられています。

境内前の咲き誇る桜 


この中に標本木があると思います


多宝塔の前から本堂を見下ろす

紀三井寺の桜が近畿地方に春の到来を告げると言われています。
桜の季節のトップを切って「桜祭り」が(今年は3月20日~4月20日)催されます。
今年は3月18日に和歌山地方気象台指定の紀三井寺本堂前の標本木のソメイヨシノが開花し、
和歌山地方に開花宣言が出ました。これは昨年の開花日の3月30日より12日も早く、
平年の開花日の3月26日より8日早くなっているということです。

ベンチに座り和歌山市内を見下ろす見物客


本堂から見た境内


満開の桜越しに片男波や和歌の浦が望めます

境内には俳聖・松尾芭蕉がせっかく花見を期待して来たのに既に散り始めていた桜を仰いで詠んだ
「みあぐれば 桜しもうて 紀三井寺」という句碑があります。

芭蕉に見せたかった満開の桜


紀三井寺駅から見た本堂と桜


同じく駅から眺めた観音堂と桜

3月30日に行った時には、境内の桜は満開で県内外から沢山の人たちがお花見に来ており混雑していました。
「髭ダンディー記」