明日香冬映え
初冬の明日香路へ行って来ました。
明日香村を訪れるのは2000年1月、2004年11月に次いで3回目で7年ぶりとなりました。
ここが古代史の宝庫「明日香村」です
行程はJR大阪駅から環状線で鶴橋駅に出て近鉄大阪線に乗り換えて桜井駅に行き、
そこから明日香村を目指してひたすら歩きました。
行きたい所へ行ってください
飛鳥と聞くだけで古代へのロマンが掻き立てられます。
明日香村は蘇我蝦夷・入鹿の親子が権勢を示すために麓に
邸宅を構えていたという甘樫丘などの緩やかな丘陵があり、
ほどよい起伏に富んだ風土の中に里の景色が自然として溶け込んでいます。
万葉文化館と「甘樫丘」 後方は金剛・葛城の山並み
蘇我馬子の墓と言われている石舞台古墳や謎に満ちた酒船石や亀石などの
石造物が村のあちこちに点在しています。
謎に包まれた代表的な石造物の「亀石」
また、聖徳太子が生まれた橘寺、飛鳥大仏のある飛鳥寺や
西国7番札所の岡寺(龍蓋寺)の古寺や板蓋宮跡などの古跡があります。
聖徳太子が生まれたと言われている橘寺
北の方には大和三山や三輪山、東の方には二上山や
葛城・金剛の山並み、南の方には吉野の山々が望めます。
古代史の夢の跡を感じながらわくわく気分で歩きました。
大和三山の耳成山と後方は二上山
道の辻には、案内板が掲げてあって
高松塚、石舞台、飛鳥寺、岡寺、万葉文化館、飛鳥資料館、八釣マキト古墳などと書かれています。
どこへ行こうかと思わず迷ってしまう道案内の標識
時間の関係もあるので外から眺たり、一ヶ所での滞在時間も出来るだけ短くしました。
立ち寄った場所は岡寺、亀石でした。始めに計画したコースを3時間余りで歩きました。
冬映えの明日香に似合う飛鳥川の流れ
可能なら長逗留して飛鳥の里を隅々まで探訪したいものです。「髭ダンディー記」
なお、今年のブログは今回を最後とさせていただきます。来年は1月11日から再開させていただきます。 今年は千年に一度という大震災に見舞われました。そして人々の「絆」がいかに大切かということをこの震災によって気付かされました。 1年間のご愛読に感謝させていただくとともに、来年が皆様にとって明るい希望に満ちた時代への新たなスタートの年になりますように心からご祈念申し上げます。良いお年をお迎えください。