近江路散歩“2011”~岩間寺篇~
久しぶりに近江路へ行ってきました。
今回の目的は西国霊場12番札所の岩間山正法寺に行くことです。
例によって京都・二条城の駐車場から始まりました。とりあえずJR石山駅に行かなければなりません。
いつもなら地下鉄でJR京都駅に行くのですが、今回は少し発想を転換して、地下鉄でJR山科駅へ行き、
そこから石山駅を目指すことにしました。乗り換えが1回で済み、雑踏の京都駅を避けることが出来ます。
地下鉄・京阪京津線1DAY切符を買いこみ地下鉄山科駅へ向かいました。
ここでJR琵琶湖線に乗り換え石山駅に行きました。
毎月17日の縁日には石山駅から岩間寺行のバスが出るのですが、
残念ながら17日でないこの日は直通のバスがないため途中の中千町の岩間口で降り、
あとは歩いて行かなければなりません。12時過ぎのバスに乗り目的地を目指しました。
途中の風景に見覚えがあるのに気付きました。
去年の9月に瀬田の唐橋や石山寺に来た時の風景です。
岩間口まではバスで約20分でした。ここから歩いて岩間寺に向かいます。
ひっかけや当て字を使った案内板
距離にして約4kmですが、山道の登りです。
途中まではのどかな田園風景が続きますが山道に入るとだんだん上りがきつくなります。
所々に「岩間寺まであと〇km」という案内板があります。
あと1300m よしがんばるぞ!
残り距離がだんだん少なくなっていくのを励みに山道を登って行きました。
道端にひっそりと咲いていた山椿 心が和みます
山に地を曲がると突然道端に岩間寺の赤い幟が沢山立っているのが目に飛び込んできました。
やっと着いた時には汗びっしょりになっていました。
岩間寺は「厄除け」、「雷除け」、「ぼけ封じ」に霊験あらたかな寺として知られています。
静寂さが漂う境内の佇まい ほっとします
他にも境内にはこんなものもありました
本堂の横には俳聖松尾芭蕉が「古池や蛙とびこむみずのおと」を詠んだと
伝えられている“芭蕉の池”が残っています。
芭蕉の代表的な名句の歌碑
小さな”芭蕉の池”さすがに手入れは行届いています
境内でゆっくり参拝して、帰りは山道を一気に下り石山駅まで歩きました。
春霞に霞む南近江ののどかな風景
所要時間は約1時間30分でした。「髭ダンディー記」
来週はゴールデンウィークのためお休みします。