「壮生」歳時記

~NPO法人壮生の交遊録~

近江路散歩”2011”~岩間寺篇~

2011-04-26 12:39:57 | 日記

近江路散歩“2011”~岩間寺篇~

  

久しぶりに近江路へ行ってきました。

今回の目的は西国霊場12番札所の岩間山正法寺に行くことです。

例によって京都・二条城の駐車場から始まりました。とりあえずJR石山駅に行かなければなりません。

いつもなら地下鉄でJR京都駅に行くのですが、今回は少し発想を転換して、地下鉄でJR山科駅へ行き、

そこから石山駅を目指すことにしました。乗り換えが1回で済み、雑踏の京都駅を避けることが出来ます。

地下鉄・京阪京津線1DAY切符を買いこみ地下鉄山科駅へ向かいました。

ここでJR琵琶湖線に乗り換え石山駅に行きました。

毎月17日の縁日には石山駅から岩間寺行のバスが出るのですが、

残念ながら17日でないこの日は直通のバスがないため途中の中千町の岩間口で降り、

あとは歩いて行かなければなりません。12時過ぎのバスに乗り目的地を目指しました。

途中の風景に見覚えがあるのに気付きました。

去年の9月に瀬田の唐橋や石山寺に来た時の風景です。

岩間口まではバスで約20分でした。ここから歩いて岩間寺に向かいます。

ひっかけや当て字を使った案内板

 

距離にして約4kmですが、山道の登りです。

途中まではのどかな田園風景が続きますが山道に入るとだんだん上りがきつくなります。

所々に「岩間寺まであと〇km」という案内板があります。

あと1300m よしがんばるぞ!

 

残り距離がだんだん少なくなっていくのを励みに山道を登って行きました。

道端にひっそりと咲いていた山椿 心が和みます

 

山に地を曲がると突然道端に岩間寺の赤い幟が沢山立っているのが目に飛び込んできました。 

やっと着いた時には汗びっしょりになっていました。

岩間寺は「厄除け」、「雷除け」、「ぼけ封じ」に霊験あらたかな寺として知られています。

静寂さが漂う境内の佇まい ほっとします

 

他にも境内にはこんなものもありました

 

本堂の横には俳聖松尾芭蕉が「古池や蛙とびこむみずのおと」を詠んだと

伝えられている“芭蕉の池”が残っています。

芭蕉の代表的な名句の歌碑 

 

小さな”芭蕉の池”さすがに手入れは行届いています

 

境内でゆっくり参拝して、帰りは山道を一気に下り石山駅まで歩きました。

春霞に霞む南近江ののどかな風景

 

所要時間は約1時間30分でした。「髭ダンディー記」

来週はゴールデンウィークのためお休みします。


「お試し歩き遍路2011②」

2011-04-19 15:52:25 | 日記

「お試し歩き遍路2011②」 

 

地元の人のお接待に感謝して、午後1時30分過ぎに次に参拝する第9番札所の法輪寺へ向かいました。

距離は約3.kmです。お昼ごはんを食べたせいか足取りが元気になったような気がしました。

のどかな田舎道をマイペースで歩きます。

いつの間にか長い列になっていました。約45分で法輪寺へ着きました。

こじんまりした法輪寺の山門をくぐり境内へ

 

本尊は釈迦如来で、四国霊場では唯一の涅槃像です。

法輪寺はどこにでもあるような田舎の小さなお寺といった感じで、 

札所のお寺と言われなければ通り過ぎてしまいそうです。

15分という短い滞在時間でしたが、参拝を済ませた後、

各々が気に入った場所で休憩を取りました。

それから阿讃山脈の麓にある第8番札所の熊谷寺(くまたにじ)を目指しました。

距離は約2.kmで所要時間は30分足らずです。

徳島自動車道をくぐると仁王門が出迎えてくれます。

本堂からだいぶ離れた熊谷寺仁王門

 

徳島自動車道を走っているといつも目にする見慣れた風景です。

仁王門から本堂までの距離が長いのが特徴です。

仁王門をくぐり桜並木の中を本堂へ

 

本堂に着くまでに見かける桜はどれも満開です。

満開の桜越しにみた多宝塔

 

本堂には、弘法大師自ら刻んだ千手観音像の胸の中には

1寸8分の金の観音が納められていると言われています。

境内のどこからかご詠歌がスピーカーで流れていました。

30分位境内の中をあちこち歩き回り、午後3時30分に

ゴールの第7番札所の光明山・蓮華院十楽寺を目指しました。

ゴールの十楽寺を目指し熊谷寺を後にする参加者

 

もう少しでゴールに着くと思うと、4.kmの道のりも苦になりませんでした。

約50分で十の楽しみが得られますようにとの願いをこめて建立された十楽寺に着きました。

十楽寺は昔から盲目の治療に霊験あらたかで、信仰者の中に開眼した例も数多いと言われています。

十楽寺の本堂は2階建になっている

 

ここで「完歩認定証」がもらえるため、早々に参拝を済ませました。

もらった「完歩認定証」を手に出発地の吉野川市役所まで送ってくれるバスに乗り込みました。

「完歩認定証」ももらいあとは帰路につくだけ

 

主催者発表では約20kmのコースでしたが、

あちこち歩いたせいか腰につけていた「万歩計」の数字は

34,000歩(距離で約24km)を刻んでいました。

快い疲れのためか車中で少し微睡んでしまいました。

楽しいウォーク有難うございました。「髭ダンディー記」


お試し歩き遍路2011①

2011-04-11 11:50:16 | 日記

「お試し歩き遍路2011①」

 

3回徳島INAKA博覧会の特別イベントの5カ寺新春初歩き~四国霊場・発心の道場

~「お試し歩き遍路」に昨年に引続き参加してきました。今回のコースは第11番札所

藤井寺から第7番札所十楽寺までの約20kmの逆打ち巡拝による「歩き遍路」です。

午前9時に吉野川市役所を出発して、藤井寺に向かいました。

主催者から話を聞く参加者

 

途中に桜並木もあり、7分咲き位の桜を愛でながら足取りも軽く春を満喫しながら歩きました。

7分咲きの桜並木を歩きます

 

 40分で藤井寺に着きました。駐車場で小振りな枝垂桜を見かけたので写真を撮りました。

駐車場の端で見つけた満開の枝垂桜

 

参加者は境内で思い思いに時間を過ごした後に、次の目的地の切幡寺へ向かいました。

距離は約12kmで今回のウォークのコースで最長区間です。

去年参加した「空海の道ウォーク」の逆コースです。

途中の川島城址でトイレ休憩をしました。ここの桜は満開でした。

川島城址の桜 遠くの山腹にこれから行く

切幡寺の二重塔が見えます

 

吉野川に架かる川島の潜水橋を渡り、善入寺島に入りました。

単調な風景が続く中、あちこちに菜の花が咲き乱れ、

遠くに高越山が霞んで見え、まさに春爛漫です。

菜の花越しに名峰高越山が霞んで見えました

 

1時間をかけて善入寺島を横断し、阿波市市場町に入りました。

善入寺島の出口で見かけた地元の小学生が描いた

心温まる看板

 

目の前の山の中腹には切幡寺の二重塔が見えています。あと一息で着きます。

しかし、最後には333段の急な階段が待ち受けていることを忘れてはなりません

。心を引き締めて階段を踏破し、本堂に到着しました。

本堂前の広場では地元の人がお接待のために待機していました。

心温まるお接待の品物をいただき、昼食休憩を取りました。

昼食の後、住職の説法を拝聴し、特別の計らいで、普段は非公開の重要文化財の二重塔の

内部を見せていただきました。塔内には、狩野山楽が描いたといわれる壁画がありました。

狩野山楽筆の壁画

 

午後1時過ぎに次の目的地の9番札所の法輪寺に向けて出発しました。

             (以下次号に続く)「髭ダンディー記」


続・母校甲子園応援奮闘記

2011-04-05 09:47:30 | 日記

続・甲子園母校応援奮闘記 

 

第83回選抜高等学校野球大会で3月27日()の第1試合で兵庫県の強豪で

甲子園の常連校の報徳学園高校に勝利した母校城南高校の2回戦の応援に再び行ってきました。 

今回の相手は優勝候補の一角に挙げられている鹿児島実業高校で、昨年の九州大会の優勝校です。

今回は第2試合のためマリンピア沖洲の出発時間は午前6時30分になりました。

前回と同じように、応援バスは集結地の淡路サービスエリアに向かいました。

平日にも関わらず、44台のバスで甲子園球場を目指しました。

応援団のバス いざ決戦の甲子園球場へ!

 

前回のバスの中は期待と不安と入り混じっていたのですが、

今回は初戦を突破しただけにバスの中では余裕すら感じられました。

話題は何と言っても1回戦のことでした。現金なことに勝ったことが

当然のような口ぶりに成っていました。

9時30分過ぎに前回と同じ浜甲子園の駐車場に着き、甲子園球場に向かいました。

これが「聖地甲子園球場」の正面です

 

2試合の開始予定時間の11時30分までは自由行動になり、

入場料が無料の外野スタンドで第1試合を文字通り「高みの見物」としゃれ込みました。 

2試合の開始予定時間が近づいたため、今回は1塁側のアルプススタンドに向かいました。

平日にもかかわらずスタンドは応援団でほぼ満員になりました。

1塁側アルプススタンドを埋め尽くした応援団

数では断然圧倒しています

 

12時過ぎにプレイボールがかかり、鹿児島実業との2回戦が始まりました。

スコアボードの両校のスターティング・ラインナップ

ホームプレイトをはさみ試合開始前の挨拶をかわす

両校ナイン

 

 

早々と相手に先取点を奪われ、1回戦とは違う展開になりました。

チャンスは作るのですがあと一本が出ずに応援団からは大きなため息が漏れました。

会心の当たりが相手野手の正面を突いたり、好守に阻まれたりして「ツキ」のなさを恨んだりもしました。

それでも2点を返しました。結果は7対2で鹿児島実業高校の軍門に降りました。

試合結果はこうなりました 残念!

 

点差は開きましたが、試合内容は伯仲していたように感じました(決して負け惜しみではありません)。

勝った鹿児島実業高校の校歌を聞いた後で1塁側のアルプススタンド前にお礼の挨拶に来たナインに

感謝と健闘を称える大きな拍手を送りました。

応援のお礼に来たナイン 「夢と感動」をありがとう

 

帰りのバスの中は試合の話で持ちきりでした。

野球には「たら」や「れば」の話はないのですが、

「あの当たりが少しそれていたら展開が変わったのに」とかいう声があちらこちらから聞こえてきました。

城南ナインの皆様、「夢と感動」をありがとうございました。夏に向けて頑張ってください。

「髭ダンディー記」