粉河寺の境内には約300本の桜の木があり、
一部がシダレザクラですが、そのほとんどがソメイヨシノです。
訪れた時には満開の桜が境内を桜色に染めて美しい風景を堪能することが出来ました。
大門をくぐり右に曲がると満開の桜が出迎えてくれました
紀州の桜の名所としてすぐに名前が浮かぶのが紀三井寺ですが、
粉河寺も紀三井寺と並んで近畿でもかなり早く桜が満開になる名所として
知られているそうです。(知りませんでした。)
ベニカナメモチ(レッドロビン)と桜と本堂の屋根の対比
大門から中山門に続く約500mの道の右側に小さな川「粉河」流れていて、
この川に沿って桜並木が続いています。
途中にピンク色の八重の枝垂桜がありひと際目を引きます。
川沿いのこの桜並木は何十年後が楽しみです
中山門越に見た桜並木
小振りですが鮮やかな八重の花をつけた枝垂桜
枝垂桜越しに見た釈迦像
また、中山門前に咲く桜と山門の取り合わせも捨てがたいものがあります。
中山門をくぐると本堂前の庭にでます。ここにも満開の桜が咲いていました。
正面から見た中山門と桜と参拝客
左側から見た中山門と桜
本堂の前の東南側に六角堂がたっており、その傍らに「湯浅桜」が植えられています。
紀州湯浅の住人、藤原宗永が寺の本尊千手観音のお告げで本堂の辰巳(東南)の方向に
植えたとされているのがこの桜の木といわれています。
中央の立札の後ろが「湯浅桜」です
本堂前の庭から見た本堂
一週間もするとこの小川も散った花びらで一杯になるでしょう
紀三井寺と比べると粉河寺の桜の木は、樹齢が若いように見えて、
こころなしか桜花にも勢いというものが感じられました。
「髭ダンディー記」
おまけの写真です。
粉河寺駅の線路沿いに咲く満開の桜
この駅の桜も美しく咲き誇っていました
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