ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

果たして・・・・

2022年06月30日 00時38分18秒 | コロナ
気持ちの中では「もうええやろ」「大丈夫やんね」が大きいのです。

が、東京では6月上旬の終わりころから陽性者数が増え始め、病床使用率、重症病床率の順でそれぞれ追いかけるように上がっています。

大阪は東京から数日遅れで同じ動き。

まだまだ医療も「逼迫とは言えない」数値だろうと思います。

しかし、着実に増えていることは隠せません。

最初に書きましたように「もうええやろ」の気持ちはありますが、上昇角度が落ちず急カーブで増え続けると、行政としては「なにか手を打たねば」となるか「人流を少し抑えよう」という意見も出てくるかもしれません。

そむりえ亭としては8月は大事な月です。

果たしてどういう動きになりますやら・・・

あ、何より自分自身や従業員が感染しないことが最重要です。

気を引き締めて過ごしたいと思います。


さて、今日30日は時間差があるものの残席が少なくなっています。

お早目のご連絡をお待ちしています。


           樋口誠

2022年7月のスケジュール

2022年06月29日 02時11分33秒 | スケジュール
7月のスケジュールをご案内いたします。

お出掛けのご参考になさってください。

6日(水):お休みを頂きます。

7日(木):ポールジャブレ社のワインメーカーズディナーの開催です。
     一般営業は致しませんのでご了承くださいまし。

12日(火):お休みを頂きます。

18日(月):お休みを頂きます。

24日(日):お休みを頂きます。

29日(金):お休みを頂きます。

また引き続き「前日までに予約が無い日は休む」としています。

お出掛け予定の方は前日までにご一報いただければ幸いです。


7月のそむりえ亭も宜しくお願いいたします。


        樋口誠

有難き哉・・・

2022年06月28日 01時17分19秒 | ちょっと休憩
そむりえ亭ではまだまだヒマな日が続いています。

この3ヶ月の2019年比は70%程なんです。

理由は様々考えられますが、何よりも私の無能によるものと自覚していますし、業界の先輩方から「ああした方が」とご指摘も頂いています。

「どこか修正できるところがあるはず」と日々探ってみたいと思います。

と言いながら、どこか楽天的な部分もあるのが困ったところです💦

そんな中で、この5日ほどの間に高校の同級生や先輩が計3組お越しでした。

あまり縁故に頼るのは好きではありませんが、こういう事態の時には有難い限りです。

また、従来のお客様からのご紹介も数件あって、今後に繋げられるかは私の問題です。

またお越しいただけますように努めたいと思います。


さて今日28日は6月の最後の休み、明日29日は沢山の空き、30日は6割の埋まり具合です。

どうぞ宜しくお願いいたします。


       樋口誠

ワインの小道具

2022年06月27日 00時42分41秒 | ワインの事
いやあ、それは沢山の小道具があります。

コルクを開けるオープナーも様々。

デキャンタの形状も多様。

パニエ。

シャンパン用ペンチ。

温度計。

コルクをボトルに落とした時の「リフト」

タストヴァン。

サーベル。

抜染後のストッパー類。

じょうごやフィルター。

冷却用の道具。

熟成(主に酸化)目的の道具。


昔はそういうのを集めるのが唯一の趣味でした。

いつの間にか「後輩にあげよう」と少しづつ減ってきていますが、それでも沢山残っています。

「どういう道具をそろえればええねん?」と悩んでいる若者(でなくてもいいのですが・・)がいらっしゃれば、いつでも「見て、聞いて、試して」頂いて結構です。

遠慮なくお声がけください。

そむりえ亭でお食事に来たついででも、営業前でもどちらでも受け付けます。

お待ちしています。


        樋口誠

ドッグファイト

2022年06月26日 00時49分50秒 | ワインの事
映画トップガン(私は見てませんが)などで展開される戦闘機同士の「後ろの取り合い」や「回り込み」を犬の喧嘩に例えて「ドッグファイト」と言います。

実はこういうことは他の分野でもよくあることです。

例えばワイン。

一つのワインの中でドッグファイトがあるわけです。

ワインの味わいは主に「酸味」「渋味」「甘味」などで構成されますが、これらの要素が「ドッグファイト」を繰り広げます。

温度が上がると酸味が強調され、渋味は丸く感じ、甘みも表面に出てきます。

逆に冷えると酸味は締まって心地よくなり、渋みは強調、甘みは感じにくく・・・

しかし、これは一様ではありません。

最初の温度、グラスの形状、室温、温度上昇や下降の速度、ヴィンテージ等でどれが優位に立つか?予想は難しいものです。

若い頃は温度上昇とともに酸味が優勢になると「これ酸化してしまった」などと断定してしまうこともありました。

しかし、その後甘味が優勢になると酸味はバランスよく感じます。

「なんや、甘ったるいなあ」と思っていたワインも温度を下げてあげるとバランスします。

その速度は条件によって変わりますので、まさに戦闘機のような「後ろの取り合い」の様相です。

だからこそ、ソムリエの役割は大事なんだろうと思います。

温度設定、外気温の把握、グラスの選択、デキャンタの方法、マリアージュの相手etc・・・

若い方にお伝えしたいのは「判断を急ぐな」

そのワインにはまだ活躍のチャンスがあるのに「もうだめだ」などと思うなかれ、

そして「このワインは盤石だから、どう飲ましても旨いねん」と高を括るなかれ。

戦闘機パイロットになって必死の操縦をしたいものです。

PS:戦闘機を礼賛するものではありません。


さて今日日曜日は中くらいの入り。

まだまだ空いています。


         樋口誠

リトリーバル学習

2022年06月25日 01時34分32秒 | ちょっと休憩
先に言い訳。

私は頭が悪いんです。

だって勉強もしないんですから。

学習や勉強の方法論など語るべき人間ではない、と言い切ります。

そんな私が先日「あっ」と思った番組の一幕。

「スタンフォード大学on-lineハイスクール」という全米一の進学校の校長(なんと日本人です)が語っていました。

・人間の頭はマルチタスクに対応していない。

・よって授業を受けながらノートをとるというマルチタスクは無理。

・メモは後から「思い出しながら書く」

・それによって記憶は定着する。

・こういう学習法をリトリーバル学習という。

概ねこんな感じの事を言っていました。

「リトリーバル」とは直訳で「回収」という意味なのだそうです。

勉強もしない私が言うのもなんですが、妙に腑に落ちました。

説得力がないですよねえ・・・

でも、ノートを取らなくても大事なことは憶えているものですし、逆にノートをよく録る人が覚えていない場面に度々遭遇します。


もし興味が湧かれたなら何かの学びの機会に「その場でメモしない」で「後で思い出しながら書きだす」を試してみてください。


           樋口誠

CD、一旦売り切れました。

2022年06月24日 21時59分56秒 | ニュース
ウクライナの楽器バンドゥーラの奏者カテリーナさんのCD。

3月から店に置いていたり、先日の「ウクライナ支援ディナー」でもお分けしていました。

これまで計70枚を扱いましたが、昨日で「一旦」売り切れました。

改めてカテリーナさんに送ってもらう予定ですが、何しろ注目を浴びている方ですので全国を飛び回っています。

よって連絡もままならず「いつか手に入る」くらいしか申し上げられません。

しかし、あっという間に70枚が無くなるわけですから、皆様の厚情が目に見えます。

手に入りましたら、再度ご案内をいたしますので、その際はどうぞ宜しくお願いいたします。


さて今日はカウンターは満席ですが、テーブルは空いています。

ご連絡をお待ちしています。


        樋口誠

流行り

2022年06月24日 01時02分19秒 | ちょっと休憩
「今年はダボダボの服が・・・」

「〇〇色が今年のトレンドで・・・」

「ラップが世の中を席捲していたなぁ」

等々、いつの時代も「流行り」というもので一喜一憂したものです。

私の中高生の頃はベルボトムやパンタロン、そしてフォークソングが流行。

ファッションは昔も今も「全く」興味がありませんが、評論家が「今年のトレンドは△△です」と流行る前に言っていたようです。

「流行る前に」そんなことを流布するのはいかがなものか?と感じます。

それはさておき、例えば今年の服装は何が流行っているのでしょうか?

唄はどういう歌が流行っているのかなぁ?

私の見聞きしている限りでは昔のような「爆発的な」流行は見えていません。

いや、私が鈍感なだけなのか?

これだけ情報ソースが多くなると流行もバラけるのかもしれません。

音楽も配信やSNSでの視聴が増え、特定の流行など通用しないのでしょうね。


「みんなで同じ方向を向く必要はない」という点では良いのかもしれませんし

「共有していた出来事を思い出すきっかけが無くなるのでは」という思いが交錯します。

難しいところです。


さて今日24日は昨日とうって変わりヒマの様相、明日25日は中くらい。

お電話、メッセージをお待ちしています。


        樋口誠

キッシンジャーさんとか・・・

2022年06月23日 00時51分20秒 | 日記
ロシアによるウクライナ侵攻は何にもまして悲しい出来事です。

多くの国や人々のもどかしい苦悩が浮かびます。

そんな時にちょっと不謹慎ですが、いろいろ勉強になることもあります。

ユーラシア大陸の地理関係を勉強出来ましたし、ソムリエとしてワイン生産国の位置も復習できます。

また産業構造の複雑さや為替などで経済の動き等、かつてないほど注目しますし・・・

そんな中で、私が驚いたのはキッシンジャーさん。

ニクソン大統領とフォード大統領下で重要な役職(大統領補佐官や国務長官)(1960年代~1970年代)を務めた方です。

私の場合、フォード政権時の国務長官時代が記憶に残っています。

「キッシンジャー」という響きが覚えやすかったのでしょうね。

のちにノーベル平和賞を受賞されたり。

そして今、なんとなんと99歳で現役バリバリで「ウクライナ問題」に進言されているんですね。

その内容への賛否はさておき、歴史がフラッシュバックしました。

あ、詳しいわけではないんですが、「米ソ冷戦や米中、ベトナム戦争etc・・・」に大きな影響力を持った人。

今回も「和平交渉」に一役買って欲しいものです。


さて今日は何故か予約の多い日。

組数は4組ですが、残席2席です。

お出掛け予定の方はお早めにご連絡くださいまし。


        樋口誠

土着品種考

2022年06月22日 02時56分48秒 | ワインの事
「土着品種」という言葉が、語られ出したのは何時位からでしょうか?

私の知る限り30年前はほゞ出てこなかったと思います。

20年前は「多少はあった」かと・・・

そして今や「土着」というのはワインの世界で闊歩しています。

ソムリエ協会のセミナーテーマでも取り上げられていますね。


さて、土着品種とは何でしょうか?

辞書で「土着」を引くと「その土地に生まれ住み着いていること」とか「その土地に長く住み着いていること」等が出てきます。

まあ、そういう事なんだろうと・・・

時折「その土地にしかない品種」と言う人もいますが、実際のところDNA鑑定などを実施すると「そこしかないもの」と言うのは無くなってしまうかもしれません。


よく「江戸っ子は3代続いてこそ」的な話がありますが、葡萄品種なども同様の考えで良いのではないかと思っています。

太古の昔からでなくても、お爺ちゃんが地方から東京に移り住んで、勿論その逆でも、孫は立派な「その土地の人」

だって同じDNAを持つ品種でも生まれ育つ土地が違うと別の個性を出すのです。
と言いつつ、別の国で育った双子は性格は違えど、容姿は「やっぱり同じDNAやなぁ」と唸る訳です。

気を付けたいのは・・・
1:やたらと「土着」を強調しすぎて「唯一無二」的な言説を唱えることのないようにしたい事

2:同じ品種でも違う個性を持ちうる事

3:同じ親を持つのだから、他国のソレを排除しない事

などが大事だろうと思います。


さて今日22日はお休み、明日23日は残り2席、それ以降の営業日は沢山空いています。

どうぞ宜しくお願いいたします。


        樋口誠