ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

3年が経ちました。

2021年12月31日 00時40分17秒 | 日記
2018年12月30日。

3年前の昨日です。

母が94年10か月の生涯を閉じ、天に召されました。

つい先日のことのようです。

私は57の歳になるまで孝行どころか親不孝ばかりでした。

父が亡くなって「さすがにここから先は恩返しせな」と一緒に暮らし始めましたが3年でお別れとなり・・・

毎朝の線香と蠟燭だけは欠かさずにいますが、たったそれしか出来ないのですね。

「ちゃんと仕事してるでえ」というのが一番の供養だと思っています。

今日の大晦日も頑張って営業いたします。

親御さんが健在な方には是非今のうちに孝行をしてあげていただきたいと思います。


          樋口誠

2022年1月のスケジュール

2021年12月30日 01時27分08秒 | スケジュール
早速ですが、明日の大晦日から年が明けた1月のスケジュールをご案内いたします。

2021年12月
大晦日:営業しています。
       まだお席があります。

2022年1月
元日:満席です。
2日:残り一組の空きです。
3日:残り二組分の空きです。

4日(火):新年最初のお休みです。

11日(火):お休みを頂戴します。

14日(金):お休みを頂戴します。

21日(金):お休みを頂戴します。

27日(木):お休みを頂戴します。

また、オミクロン株の増加具合によっては行政からの措置も有り得そうな状況になってきています。

よって1月下旬は遅い時間=19時以降のご予約はお受けしていません。

どういう状況になっているかは刻々と変わりそうです。

府の「モニタリング指標」や「見張り番指標」等とにらめっこしながら、逐次、予約を含めた方針をご案内いたします。

注視をお願いいたします。


それはさておき、今日と明日の2021年のラストスパートを精一杯頑張ります。


             樋口誠

魚卵どう?

2021年12月29日 01時27分54秒 | 食・レシピ
「くやしいけれど、あな~たに夢中、ギャランドゥ、ギャランドゥゥ」と西城秀樹さんが唄ってました。

あの歌詞、実際には「魚卵どう?」と言っていたとか、いないとか(笑)

魚卵が食卓に上がると嬉しくなりますね。

キャビア、数の子、カラスミ、明太子、イクラ、鯛の子・・・

私もも大好き、です。

というか「大好きだったんです」が正しいかなぁ?


30代後半で痛風を発症し、それ以来色々と工夫して凌いできました。

ここ2年は薬に頼っていますので若干気を緩めそうですが、魚卵は可能な限り避けています。

「てきめん」って言葉がこんなに似合う「痛風に魚卵」

どうぞ、皆様は私のことなど気に留めず美味しく召し上がってください。


ちなみに「ワインと魚卵」の話題もよく聞きますが、私的には「な~~んも心配なし」です。

ちょっと覚えると美味しいマリアージュを見つけられます。

詳しくはお店で‼

遠慮なく質問くださいまし。


そう言いながら、今日29日と明日30日は満席です。

大晦日は空いていますので宜しくお願いいたします。


          樋口誠

今年最後のお休みです。

2021年12月28日 02時01分22秒 | スケジュール
今日28日は今年最後のお休みを頂きます。

と言っても、2021年は休業と時短、また予約のない日も休んでいます。

ですので「休みすぎの休み」はコレきりにしたいものです。

今日のお休みのあとは新年4日の初休みまで営業します。

今のところの予約状況は・・・

12月29日、30日は満席

大晦日31日は沢山の空き

元日は満席

2日、3日は空きあり

それ以降はまだまだ空いている1月です。

今年は休業や時短の不便な中、時間を捻出して想定以上のお客様にお越しいただきました。

ありがとうございます。

オミクロン株の足音が日に日に大きくなってきていますが、許されるうちは皆さんのご来店をお待ちしたいと思っています。


          樋口誠

土着品種

2021年12月27日 00時45分35秒 | ワインの事
どういった植物でも動物でも「その土地固有」の「古くから伝わる」種というものがあるはずです。

ワイン用の葡萄はとんでもない数の品種が確認されています。

その中で「国際品種」といつの間にか言われるようになったものも「その昔は土着品種」だったのだろうと思います。

その国際品種にならず、気が付けば廃れていた品種も復興したり、あるいは姿を消していくものもあり・・・


最近2,30年でしょうか?「多様性」が求められるようになって「土着品種の台頭」が目覚ましい気がします。

ただ「その土地固有」「古くから」と思っていたものが実は「他所の地のもっと古くからある」品種だったり、自然交配して別のDNAを持っていたりします。

DNA鑑定はこんな新しい技術の時代でも難しいようで「あれは実はAではなくBだった」ということあるようです。

御菓子の老舗同士で良く聞く話で「本家」「元祖」「宗家」云々が言われます。

言葉もそうです。

「気が付けば変化していくもの」と理解していますので、あまり気にしないことにしています。

っていうか、気候変動で同じ品種ゆえに答え=味わいが違っていてもおかしくはないのです。

日本人が外国に溶け込んでいても不思議ではないですし、「外人さんの方が日本人っぽい」というのも良くある話。

「古きよきものを守る」「失ってはいけないDNA」は大事です。

一方で「新参者を受け入れる」「変化に対応する」も大事。

どちらかに偏るのではなくて双方と上手に付き合う事が生産者さんも葡萄そのものも生き残る道かなぁ・・・と思います。


さて今日27日は満席、明日28日は年内最後のお休み、29日30日も満席、大晦日は沢山空いています。

こんなに満席が多いのも席数減と12月末という理由が重なった故です。

ご容赦いただけますように・・・


         樋口誠

「年の瀬」は・・・

2021年12月26日 01時06分22秒 | 日記
「年の瀬」という言葉には明確な時期の定義はないようです。

しかし、私の場合は「クリスマスが終わってから大晦日まで」。

昨日でクリスマスが終わり、今日からの数日は何かと慌しいものです。

仕事が忙しい、ということではなく「ああ、あれやっとかんとなぁ・・・」とか「なにかやり忘れてるんとちやうか?」という気持ちになるのですね、私は・・・

特にそむりえ亭の場合は大晦日も営業していますので、発注などは遅れると大変ですし、休みの日にすべきことを忘れると3が日が明けるまで動きが取れません。

と言うことで今日から「2021年にすべきことで忘れていることはないか?」を探しながらの営業です。

目の前には「オミクロン」という霞がかかり始めていますし、これまでの「5波」で油断大敵ということも身に染みています。

しかし、以前までのような精神的な暗さはなく光も見えてきている「様な気がする」のは私だけではないはず。

「年の瀬」の数日を精一杯頑張りましょう。


          樋口誠

少し使って、また使って・・・ワインの「澱」

2021年12月25日 01時45分05秒 | ワインの事
ワインの「澱」は厄介者扱いされることがしばしば。

確かに口中にざらつきを感じたり、見た目にも濁りがあって透明度を失いますので、そう感じてもやむをえません。

しかし、考えてみると味噌汁は濁っていますし、濁り酒も美味しいという経験をしている方も多いわけです。

さて、私は特定のワインや生産者を特別視したり応援したりをすることをよしとしませんが・・・

以前にも書きましたが「友人」(と敢えて書かせていただきます)の井下さんが生み出すワインを3年前から使っています。

徳島阿波池田の「Na-Tan」(ナタン)というワイナリー。
(2020年ヴィンテージまでは徳島の葡萄を大阪まで運んで造っていました)

その年の夏に収穫の葡萄で造られたワインを翌1月末から2月に出荷のデラウェアのオレンジワイン「Renata」

大量の澱を含んでいます。

出荷したての頃は初々しいフレッシュな味わい。

数か月経つとその澱は旨味へと変わり始め、10か月経った2020年のそれは大人へと変身しています。

そむりえ亭ではグラスワインとしてお出ししますので、最初の一杯と最後の一杯で違いが無いようにデキャンタして澱を取り除いた状態での提供です。

フランスやイタリアなどの銘酒と呼ばれるワインは少なくても数年以上経って「熟成」を感じますが、例えばフランス・ロワールのムスカデ「シュールリー」(澱の上)同様に数か月で変身するのです。

今年、井下さんの地元阿波池田にワイナリーを開所し、自社畑も含め各地からのワインを計17種ほど醸造されると聞いていますが、まずは2種届きました。

これらもまた「少し使って、また使って」と成長を見届けたいと思います。


      樋口誠

もったいない・・・

2021年12月24日 00時41分24秒 | 日記
昨日は成長も実績もないダメダメ人間の私の誕生日でした。

たいがい無作法で不精な私は他人様のお誕生日にもメッセージを送ることも、年賀状も暑中見舞いも出さないモノグサな奴です。

そんな中でも多くの方にメッセージを頂き恐縮至極なんです。

もったいない限り。

63という「ちゅうとはんぱやなあ」な歳。

どうぞ、今後ともに宜しくお願い申し上げます。

誕生日だからといって時間は止まりませんので、今日もいつものように営業いたします。

今日24日と明日25日は満席、明後日26日はまだ空いています。

お待ちしています‼


     樋口誠

お客様層も少し・・・

2021年12月23日 01時34分34秒 | コロナ
11月中は殆ど無かった接待が戻ってきました。

先月までは「社内」「親会社・子会社」間の接待はありましたが、今月は「他社を招いての接待」がボチボチ見られるのです。

有難いことです。

そむりえ亭の場合、カウンター希望の人が多く、しかし、接待の場合はテーブル希望でして、そういう意味では「席の振り分けや棲み分け」がやり易いのです。

出来ればもう少し続いて欲しいと思っていますが、このところの陽性確認数の増加が海外のそれを想起させます。

果たして結末はどうなるのでしょうか?

今のところ(あくまでも私の読みですが)1月下旬以降のご予約は早い時間のみで止めています。

もう「休業要請はない」と踏んでいますので早い時間はお受けするわけです。

が、時短はないとも限らないと思っていまして、その為の予防策。

1月半ばの時点でどういう動きになっているのか?を見極めて次の作戦を考えたいと思います。

「お前は考えすぎや」と言われるかもしれません。

しかし、ここまで読みはそこそこ当たっています。

当たらなければラッキー。

当たれば傷は最小限で済む。

そんな思いです。

ご容赦くださいまし。


さて今日は未だ一組分のお席が空いています。

明日24日、翌25日は満席、26日は充分に空いています。

どうぞ宜しくお願いいたします。


         樋口誠

年末年始あるある・・・

2021年12月22日 00時55分39秒 | サービス
何処のお店でも同じかどうか?は不明ですが、年末年始は「30日はこの人が」「三が日の間にあの人が」「今年はあの家族は人数が増えているかも」等の「決まったお客様」があります。

今年も既に沢山「いつもあの日のあの人」のご予約を頂いています。

予約を頂く前から予約帳に名前が浮かんでいるかのようです。

お陰様で予約人数の予想をつけやすいんです。

ただ近年の特徴は「大晦日の予約が入りにくい」という事でしょうか?

まだ一組のみです。

考えてみれば大晦日の過ごし方は私の若い頃から激変しています。

テレビ番組も昔と違っていますし、大家族でない核家族中心になって久しく、昨年は鉄道の終日運転もなく・・・


先述のように「いつもあの日にあの人」が近い将来のうちに変わっていくのかもしれませんが、また「違うあの人が定着」するのだろうと想像しています。

顧客というのは常にそういうもので、最初は顧客でないのです。


さて今日は残り一組分のお席があります。

ご連絡をお待ちしています。


        樋口誠