Dance×3!

~ひよこの武道館(仮)~

スガシカオ『INNOCENT』TOUR 9/28 大阪

2023年10月22日 | 好み(ライブとか)

やばいやばい。

一カ月経ってしまうところだった(笑)

スガさんライブ行きました。

『SUGA SHIKAO「INNOCENT」TOUR』 9/28 オリックス劇場

なんかもう安定っぷりが。

カッコイイし、色っぽいし。

弾けるし、聴かせるし。

会場全体の雰囲気もいいんだよね。

みんな各々好きに体を揺らしたり、飛んだりして楽しむ感じ。

 

【セットリスト】

01.あまい果実
02.おれ、やっぱり月に帰るわ
03.バニラ
04.痛いよ
05.あなたひとりだけ 幸せになることは 許されないのよ
06.夕立ち
07.海賊と黒い海
08.灯火
09.さよならサンセット
10.アストライド
11.獣ノニオイ
12.覚醒
13.ハチミツ
14.国道4号線
15.労働なんかしないで 光合成だけで生きたい
16.東京セロメートル地帯
17.はじまりの日
18.コノユビトマレ
19.Thank you
(enco)
20.モンスターディスコ
21.午後のパレード
22.Progress

 

あまい果実のイントロSEでステージに登場して…そのまま「あまい果実」でスタート。

この曲はホント、バンド演奏で聴くとシビれる~。

スガさん曰く、

「すごく疲れるセトリ」

笑。

まーね、3曲目で「バニラ」とかやっちゃうくらいだし。

曲と曲にはどこか少しずつ繋がりがあると。

私はその深い深いスガワールドにどっぷり。

「アストライド」「国道4号線」…よかったなぁ…

数日前にB'zに行ったし、その週は仕事で気力体力を奪われていたので…

別世界に連れて行ってくれるこのライブは私にはとてもよかったのです。

 

バンドメンバーも相変わらず。

DURAN(Gu.)は相変わらずやんちゃ。

ハナブサさん(Key.)とスガさんの絡みも変わらずおもしろい。

グッズ紹介でのバンマス(Ba.)のネタくりもFUYUさん(Dr.)の愛想のなさも(笑)

 

ただ。

スガさんにとってこのツアーはいつもとは違ったようで。

「Thank you」を歌い終えたとき、スガさん、ひざまづいてしばらく立ち上がれなくなって。

メンバーに引き上げてもらってた。

終演後のスガさん

「もうお客さんが一人一人がステージに吸い込まれていくような…渦がどんどん大きくなっていく奇跡の時間だった」

と。

アーティスト側が感じるものがすごくあったみたい。

正直、私はいつもどおり楽しんで「サイコーーー!」ってなってたので…

 そうなんだ!そんな風に感じるライブだったんんだ!

って(スミマセン)

ツアーは現在進行形だけど、今もその感覚はスガさんの中で続いているようで。

いやはや、なによりです。

 

そうそう。

アンコールの「モンスターディスコ」はエアバンド。

全員が仮装してわらわら出てきました。

そして好き勝手。

私の視線の先では

DURANに551の豚まんを食べさせられるハナブサさん。

仲の良いいじめっ子といじめられっ子の世界が(笑)

いいもの見たな

 

マスクなしで、声出しできるライブってやっぱりいいなぁとつくづく感じた9月でした。


Mr.Children『miss you』

2023年10月05日 | Mr.Children~CD・うた~

先日リリースされました。

Mr.Children 2年10ヶ月ぶりのNEW ALBUMmiss you

ハマっておりますムフ。

 

すべて新曲の13曲。

感想としましては…

 

「挑戦的」

でも、通しで聴くと最終的には安心感が。

 

そんな感じです。

今回は歌詞カード必須。

だってさ。

しち面倒くさい桜井さん炸裂(笑)

難解な歌詞もたくさん。

もうあの方の言葉の組み立て方どんだけあんの?って感じです。

そして、ここへきて新たな作風まで。

もうね、ニヤニヤしちゃった。

 

コロナ禍で作ったものも結構あるんかな?

ちょっと滅入っている感じもあれば、内向的なエネルギーを感じるものも。

そして、

桜井さんがやってみたいこと、言ってみたかったことを出してる感が。

それを今できるのは、メンバーも一緒に楽しんでくれるから。

最後には優しい世界も。

なのでやっぱりMr.Childrenの作品だなぁと思えるアルバム。

 

『I MISS YOU』

若かった頃を思い、歳を重ねた今を憂いる曲。

最後のフレーズが

”それが僕らしくて 殺したいくらい嫌いです”

だもんねぇ。

でもなんだろう?

メロディは前を向いている感じなんだよなぁ。

「僕らしさ」を受け入れているのだと。

 

『Fifty's Map~おとなの地図』

楽しみにしていた曲。

フラゲ日の午前0時に先行配信&MVが解禁されて、チル界隈が騒然と。

Mr.Children 「Fifty's map ~おとなの地図」MV

そこには20年前の楽曲『くるみ』のMVが。

Mr.Children 「くるみ」 MUSIC VIDEO

そう。

この曲は「くるみ」へのアンサーソング的なものだった、というわけ。

で、まあ…このMVがよく出来ている…というか泣かせにかかっていて。

昨年の半エンでの「くるみ」然り、

50代になった桜井さんにとって「くるみ」の歌詞は半世紀へ向かうために必要なのかも。

で、そこにプラス要素的なものとして、若かった頃の「尾崎豊」の世界をリンクさせた、という感じかな。

私が想像していたより表立った尾崎味は少なくて。

”バイクで闇蹴散らし 窓ガラス叩き割って”

まあ、この歌詞があっただけで私自身は満足なんだけど。

"ティーンエイジャー"

"自由"

"ルール"

このあたりのワードは尾崎の象徴だからね。

で、気になる歌詞。

”求められるクオリティ 今日も必死で応えるだけ

「偶然」に助けられ なんとかやって来ただけのこと”

これは…桜井さん自身の言葉だろうなぁ…

こんなことを思うことがあるんだろうな…と思うとキュウ〜っとなる

 

『青いリンゴ』

ポップ感が強い曲。

だからこそ奥で響くナカケーベースの音がとてもイイ。

 

『Are you sleeping well without me?』

「jewelry」のような妖艶さを思い出させる曲。

そして女々しくて。

桜井さん、この雰囲気はお手のものだろな(笑)

 

『LOST』

今のところ私的第1位ソングです。

歌詞もメロディも好き。

そして「ライブで聴いてみたい」と。

三拍子そろっております。

これもどちらかと言えばマイナス感情が強い内容。

でも「I MISS YOU」と同じで、メロディは前を向いている感じ。

そこにぐっとくる。

あー生で聴きたい。

 

『アート=神の見えざる手』

ふふ、ふふふふ。

このアルバムの問題児(笑)

タイトルを見たときから興味を持たせていたけど。

まさかここまでとは。

いやもうこれはアレだよ。

桜井さんがさ、家でちょっとやってみたくてセルフ録音してさ、

それをメンバーに聞かせたら

「おもしろいじゃん。いれちゃおうよ」

ってなったんだよ(笑)

ほぼフィクションだろうけど、桜井さんの中にこんな思想面があるのもたしか。

それを久しぶりに見せてもらった感じがしてニヤニヤがとまりません。

ここ最近、ホトケ化していた桜井さんだったからね

私的には「僕にはトラウマがあるんです」からのトーンが好き。

 

『雨の日のパレード』

優しくて柔らかい世界。「アート」のあとにコレっていうのがズルイね(笑)

でもそんな優しいメロディに乗せて

”オッサン”

”子供の飛び蹴りが ミゾオチに決まって 体を屈める”

そんなフレーズをしれっと歌っちゃってるところが新しくて面白い。

きっとこれも桜井さんのちょっとした挑戦。

 

『Party is over』

アコギの弾き語り。

あの「キュ、キュ」というアコギ音が心地いい。

これは…桜井さんの一人弾き語りでもいいけど…

タハラさんのアコギで、桜井さんが椅子に座ってスタンドマイクで歌っててもいいな…

あ、妄想しちゃった。すんません(笑)

 

『We have no time』

これまたちょいと粗々しい始まり。「Door」的な?(*もっと違う楽曲あるかも)

これが続いたらしんどくなっちゃいそうな感じなんだけど、サビでとたんに軽くなる。

そして、デジタル音がふんだんに。

韻も踏みまくり。

「作り方うまいな~」と思わせる曲。

でも主人公の立ち位置が私には今のところよくワカリマセン(笑)

 

『ケモノミチ』

リリースまでに聴きすぎちゃったな。

今となればもったいなかったかも。

このアルバムの流れで聴くほうがきっとイイ。

 

『黄昏と積み木』

大人のラブソング。

桜井さんだなーって感じがする。

”一つずつ 丁寧に”

ってところとかね。

サビのセルフハモりのバランスが絶妙。

 

『deja-vu』

これまた優しい…

”僕なんかを見つけてくれてありがとう”

「僕なんか」ってね。

自己肯定感が低いって怒られそうなワードなんだけど(笑)

愛がしっかり見えるから、惚気ワードにすら見えちゃう。

 

『おはよう』

このアルバムでの私的第2位です。

おはようの4連発。

その響きがとても優しい。

日常の幸せを描いた曲。

まーね。

こういう曲は私の生活とかけ離れすぎていてちょっと切なくもなるんだけど。

疑似体験をさせてもらえる、といいますか(怖)笑

”ただそれだけの夕食 幸せすぎる食卓”

すごく耳に残るフレーズです

 

と、まあ。

勢いにまかせてこんなに長々と(全曲やんw)

まだ片手ほどしか聴いていないので、これからまだまだ印象は変わるだろうけど。

何って、やっぱりアルバム内でのバランスがいいよなぁ。

最後の3曲でそれまでの楽曲すべてを受け入れた上で穏やかな気持ちで終わる。

そこがとても優秀だと。

 

ま、そしてあれだね、

こりゃホール向きだわ。もー納得です。


B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 - STARS - 9/24 長居

2023年10月01日 | 好み(ライブとか)

行ってきました。

B’z Pleasure !@ヤンマースタジアム長居

 

B

B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS- 開催決定!!

B

 

 

一度は行ってみたかったPleasure。

4年前に初めてB'zライブに参加して…

 B'z 『LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-』 7/5 大阪城ホール - Dance×3!

 

 ヨシ。私でもついていける!

と思ったわけで。

そこからそれならば、と。

チケットが取れたのは今年の2月。

いや~長かった(笑)

 

今年のB'zは35周年ということで、とっても華やかに活動されていて。

すごいなーーーと思っていたのですが。

ツアーが始まると台風やら稲葉さんの体調不良やら…

う~ん。何事もなく終えるのって大変なんだな…

と。

そこにアレ。

長居公演前の福岡公演撤収時の事故。

まさか。まさかだよね。

ぶっちゃけ、長居公演の開催は無理かもなぁと思ってました。

 

そんな苦境を乗り越えての長居開催。

私が参加した9月24日は千秋楽で。

天気も快晴。

苦境を乗り越え、とはいっても最後まで順風ではなく。

前日の長居公演で稲葉さんが足に怪我を。

なので、いつものように走ったり、ジャンプをしたりできない、と。

 あ、それはちょとザンネン。

稲葉さんの海老反りジャンプを見たかったぁ…

いやでも、開催できたことに感謝しないとね。

で、そんなライブ。

 

 いや~やっぱすごかった!さすがだった!!

 

そしてこんなことも実感。

 私が思ってた以上にエンタメ性が高いな~

ライブ前のメッセージ表示もだし、

ライブ自体の演出も。

稲葉さんのパフォーマンスも。

千秋楽であることをきちんと表に出す感じも。(千秋楽限定Tシャツが販売されることにも驚き)

お決まり事も。

魅せ方に観客を巻き込むものが多いなぁ、と新ためてそんな印象を受けました

 

座席はスタンド。

左隣はおそらく高校生の男子2人組。

右隣は40代くらいの男性(お一人様)。

両隣から何度も叫ばれる「稲葉さーーーーーん!」という声援。

圧倒され続けるワタシ(笑)

 

この4年間もライブ映像等々も見て、勉強してきたつもりでしたが。

ガチファンの彼ら(特に右隣の方)の横ではまだまだまだ未熟者でございました…

でもあの熱量をすぐそばで感じれたのはよかったなぁ。

彼らが35年走り続けてきた結果を近くで感じた気分でした。

 

で、セトリですが。

どうやら何年、何十年ぶりに演奏された曲も多数あったとか。

あーーそのへんが感じ取れないのが悔しいなぁ(←何言ってんだか。笑)

ド素人な私としましては、BAD COMMUNICATIONを生で体感できたのがめっちゃ嬉しかったり。

あとは…君の中で踊りたい、もよかったなぁと。

個人的に好きなイチブトゼンブは…あのアレンジじゃなくていいのに、とか。

ふふ、あんまり言うとボロがでそう

 

そうそう、アレね。

スマホライト問題。

これはミスター界隈でも毎回物議を醸しだしているので…。

アンコール1曲目での演出。

途中で稲葉さんからライトの点灯を促されて会場全体が「STARS」に。

だけど、アンコール待ちからライトを点灯させるセンスのない”ドヤ”組が発生している、と。

 ホント、どこの界隈でもいるのね…

で、B'z サイドはツアーサイト上に注意喚起を。

さらにアンコール待ちのときにステージ上の電光掲示板に

「アンコール1曲目で演者よりライト点灯をお願いする演出があるので、それまでは堪えて」

という掲示が。

さすがにね、ここまでされたらライト点灯する人はいなかったけど。

なんだろねーー

あれで演出の感動が半減してしまっただろうし。

でも不快な気持ちになるのは回避できたし。

もう…

どっちを取るか、だったんだろうなぁ

なんか…ちょっと切ないねぇ。

でもチケ転売対策とか今回の掲示等々は、ミスターさんにも見習ってほしいっす!

 

【セットリスト】

01.LOVE PHANTOM
02.FIREBALL
03.RUN
04.夜にふられても
05.恋心(KOI-GOKORO)
06.イチブトゼンブ
07.NATIVE DANCE
08.GUITAR KIDS RHAPSODY
09.Calling
10.太陽のKomachi Angel
11.LADY NAVIGATION
12.BIG
13.JAP THE RIPPER
14.YES YES YES
15.愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
16.ultra soul ~ BAD COMMUNICATION ~ ultra soul
17.IT'S SHOWTIME!!
18.君の中で踊りたい 2023
19.兵、走る
(en)
20.STARS
21.Pleasure 2023~人生の快楽~

 

B'z先輩!

35周年おめでとうございます!!

 

 

【ライブレポート】B’z、無数の“STARS”と分かち合った35年分の思い「皆さんこそがB’zにとって最大のHERO」(写真11枚)

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