ナイロビの涼しい緑潤う地平線

ナイロビでの日常生活をご紹介します。貧困や野生動物や飢餓や恐ろしい病気・・・ばかりがアフリカではありません。

頑張れ、まめちゃん

2007年01月01日 | 子育て
時々、妻とこんな冗談を言い合うことがある。

 ちょっと小腹が空いたからラーメン屋に行こうか?
 それとも、モスバーガーの方がいいかなぁ、いや、コンビニのお握りはどう?

夜、自宅付近を気軽に歩いたりしないし、徒歩圏内にそんな便利なお店がない(あ、でも徒歩5分の場所に中華料理屋さんがあった)ナイロビ生活ではかなり自虐的なやりとり。

昨日は、紅白歌合戦を見ながらお蕎麦を食べて(この日だけはテレビを見ながらご飯を食べても良いことにしよう)、何とか日本の大晦日の雰囲気に浸ることができたが、さすがに"お正月気分"(ただの新年ではなくて)を作り出すのはちょっと難しいかな。

お節料理とかお雑煮とか、食べ物はどうにか作れるかもしれないが、ちょっとそこまで◎◎神社まで初詣でに行ってこようか、というわけにはいかないしね。こたつで暖まりながら、ミカンを食べ食べ、テレビの駅伝中継(ケニア人選手が活躍してますか?)なんかを観たりして・・・そんなの状況とも無縁です。

ま、そんな無理する必要も無いし、ナイロビ生活ならではの、暖かで静かな新年を楽しむことにしましょう。

さて今年のケニアはいよいよ大統領プラス国会議員の選挙がある年。前回、2002年は年末が近付くに連れて、選挙運動のために暴動が起きてケニア人◎人が怪我したとか死んだとか、日本人関係者皆が安全対策でピリピリ緊張してました。

そんな物騒な年に、妻のお腹の中にいた息子。それなりに医療設備の整っているナイロビで出産する覚悟もあったのですが、さすがに11月に生まれてすぐの12月が選挙予定というタイミングはまずかった。(無事に生まれたとしても、投票日の前後、何かドカンと騒動が起こっても、赤ちゃん連れでは迅速に動きがとれず、大使館にもご迷惑をかけてしまいます。) 結局、妻だけ一足先に日本へ一時帰国して、実家近くの病院で出産したのでした。(私が息子に初めて対面したのは、生後3週間ほど経ってからでした。)

で、今年の総選挙、何月に投票実施となるのか?そのこと自体が政治的駆け引きの話題になっていて、今すぐにもやりかねないし、やると言ってから延期になるかもしれないし。他人事とはいえ仕事や生活への影響も大きく、常に関心を向けていなければならない私達としては、心の準備が出来ずに困ります。

しかも、よりによって5年に一度のやっかいな年に、またもや妻のお腹の中には「まめちゃん」がいる。出産予定日は5月の末。

"二人目"のことは嬉しくて楽しみだけれども、ケニアの社会情勢を気にしながら生活・仕事する身としては気の休まらない、そんな2007年がスタートしました。今年もどうぞ宜しく。

只今のナイロビの天候はこちら

Click for Nairobi Dagoretti, ケニア Forecast