ナイロビの涼しい緑潤う地平線

ナイロビでの日常生活をご紹介します。貧困や野生動物や飢餓や恐ろしい病気・・・ばかりがアフリカではありません。

お揃い

2010年02月21日 | ケニア
午後、某ホテルでのちょっとしたお祝いランチ。

ホテルの庭園にある小さな池で、カエルを見つけて喜んでいた兄妹。写真のポーズを取らせると、必ず変な顔をしちゃうお兄ちゃんと、しっかりとカメラ目線を決める妹の様子が対照的。

家に戻ってきて、庭の一角で火を焚く。サツマイモとトウモロコシをホイルに包んで火の中へ。しばらくして、夕食の食卓に登場。

・・・

そして、とうとう「お揃い」になりました。誰と、誰の、何が、どのように、お揃いになったのか!?椅子に座って目を閉じて、5分もすればあっという間に別人でした。

暖かな空間

2010年02月20日 | ケニア
今日のランチは、市内のホテルのレストランを借りて、もうすぐナイロビでのお仕事を終えて日本に帰国される先生方をお招きしての送別会に参加。





こじんまりとした学校ならではのアットホームな会食。料理も美味しかったし、離任される先生方のスピーチには、子供達を見守る暖かさと優しさが感じられて、しみじみと聞かせていただきました。

百聞は一見に如かず

2010年02月18日 | ケニア
今日は良い経験をさせてもらいました。さすが本物、私にしても、一緒に同行したケニア人同僚にしても「あぁ子供達の考えを引き出す授業ってこういうことなんだ~」と納得させられた約1時間。

「これは良いものを見せてもらった!」という表情で興奮冷めやらぬ、同僚達の感想を聞いてみれば「先生と子供達が心を通わせていて、先生が子供達の発言を上手に引き出して、子供達が学びあえるよう忍耐強く待ち、それを支援する筋道が出来ていた」ことに感銘を受けたんだと。

我が同僚ながら、そこまで理解してくれたなら上出来です。今度はそれを実践出来るようにして、周囲に説明出来るようにして、周囲が実践出来るよう、頑張れ。これから積極的に取り組んでいこうと考えているアイディアの方向性は、けして間違っていないと確信。

いつもと違う雰囲気の中で、でも積極的に手を上げて、自分の考えていることを黒板の前で発言し、先生の顔色を窺いながらも友達に向かって一生懸命説明しようと格闘していた子供達の姿、見ていて頼もしかったですよ。

良い授業って、良い先生と、良い子供の関わりあいの中から、化学反応のように生まれてくること、実感しました。だからこそ事前に授業のシナリオをみっちりと考えるし、それを促す道具・教材も研究するし、子供達の理解度や個性もしっかりと把握しておく。プロの先生かくあるべし!

色んな意味で「これまで苦労したけど、ちょっと救われたかなぁ~」とご機嫌な一日。ナイロビ日本人学校の先生方の「自己研鑽のための取り組み」にも感謝です。

ケニアの首相が訪日中です

2010年02月17日 | ケニア
この前の土曜日に、ライラ首相が「農業省と教育省の大臣と事務次官の停職処分」を宣言するや、キバキ大統領が「首相には大臣の人事権限はないのだから、昨日の発表は無効」であると覆すなど、連立政権内の不協和音が高まっている今日この頃。

2007年末の大統領選挙の結果を巡って、キバキ氏率いるPNUとライラ氏率いるODMがそれぞれの勝利を譲らず、アナンさんの仲介で「首相ポスト」を新設して、大臣ポストも大幅に増やして、PNUとODMで仲良く半分ずつケーキを分けあった・・・あれから2年も経つわけですが、結局のところ「大統領と首相の権力の棲み分け」が揉めごとになる。

それが今年、国民投票が行われる「憲法改正」の関心事でもあるし、今回の大臣人事を巡る「権限争い」として表面化しているわけです。行政官による大規模な汚職事件がきっかけになって、連立政権が真っ二つに分かれて言い争いをしているところが、いかにもケニアらしい・・。

そんな状況の最中、いつの間にか日本を訪れていたライラ首相。日本のマスコミ報道にはほとんど取りあげられていないようですが、滞在中、鳩山首相とも会談して「気候変動」に関する日本からの経済支援を要請するのだとか。

NTV: Raila speaks out in Japan
Daily Nation: What if Raila walks out of the alliance?
Reuters: Kenya PM says confident coalition rift can be solved

親分不在のナイロビでは、ODM側は「この問題が解決するまでは、ODM陣営の大臣は内閣会議をボイコットする!」と記者会見し、対するPNU側は「二人の大臣を辞めさせるなら、まずはあなたが首相を辞めなさいよ」と対決姿勢を崩さない。

さぁ、果たして日本・ケニア首相会談は実現するのか?

その直前にキバキ大統領がライラ首相のクビを宣言するとか、コートジボワールの大統領みたいに内閣を解散するとか(それが法的に可能かどうかは別)「宣戦布告」の先制攻撃を仕掛けたりすると、ケニアはまたキナ臭い状況に逆戻りしかねません。彼らもそこまでバカじゃないと、信じたいのですが・・・。

すっきり

2010年02月15日 | ケニア
昨日、お母さんのバリカンですっきりと刈ってもらいました。

こういう髪形、久しぶりですね~、小学校に入ってからは初めてのお披露目。本人としてはかなり恥ずかしかったらしく、朝、登校する際には帽子かぶって隠してましたが、通学バスの中、すぐにバレてしまったようです。