昔から、仁は沢山はいけないけれど、体に良いとされてきました。そして、効果もあり、実践されてきました。梅干は、加工されていますので、中の仁は殆ど害はありません。
Wikiにあるように、良くないというのは、抗癌作用、民間療法を潰そうとする思惑もあるように思います。これまでの経緯から、米国国立癌研究所のは、疑わしいなぁとも思います。
Wikiも都合の悪いことは、書き換えるとありました。
体にはいいけれど、沢山取らなければいいと思います。人によって違うみたいですが、びわの種なら、火を入れて1日2~3個程度ならばいいとようです。
ただ、サプリで取るのは、気をつけた方がいいみたいですね。
http://blog.livedoor.jp/guroria1971-ganto/archives/50071077.html
アミグダリン(梅の仁)
アミグダリンの癌への作用は長い間議論が続いています。
アミグダリンに含まれる毒素が癌細胞にだけ作用するとしている説↓
http://www.melma.com/backnumber_159835_3180285/
アミグダリンは癌に効果はなく、毒物による中毒症状が起こると警告する説↓
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail678.html
専門家の意見も真っ二つと言った所ですが最近の現代医学では後者が優勢のようです。米国国立ガン研究所が「リトリール」成分を検証した結果、ガンの抑制効果は認められないと発表し、米国国内での「りトリール」の販売を禁止したからです。
しかしながら「リトリール」の成分アミグダリンは今でも市場を出回っているという事実があります。
個人的な見解ですが、ガン抑制に効果なしと発表されたにもかかわらず、買い求める人も多く、市場を出回り続けるということは民間療法レベルで改善を感じた人が多くいるのでは?と思います。 毒性がある以上、成分を抽出した健康食品としての「アミグダリン」を多量に飲み続けることは危険でしょうが、(普通に通販で粉末アミグダリンは購入できますが)
例えば梅干の種を割って中の核(仁)を食べる程度のことは問題ないのではないかと思います。(あくまで常識的な量ですよ)
ここから余談ですが、ロシアのある村に、アンズやアーモンドの(仁)を食べる習慣があるそうです。その村に住んでいる人は国内でもずば抜けて皆さん健康で長寿なんだそうです。
さらに余談ですが、ガッツ石松さんの健康法は梅干を種ごと食べることだそうです(笑)。
真面目な話、梅干の仁は健康食品として売られています。飲んでいる人の話ではとにかく便がたくさん出て、宿便もすっきり綺麗になるそうです。生まれてこのかた頑固な便秘に苦しんだ友人(高校の同級生)は本人いわく、
「しっかりした本当の便がどういうものか知らなかった。一週間くらい出ないのは当たり前で、便秘で動けなくなったことさえある。でも飲みはじめて四日目に中指くらいの細さで(なんかすみません^^;)一日3回出た。
次の日には正常と思われる太さの便と水っぽいモノがジャンジャン出て、しばらくして黒っぽい宿便のようなのがでた。体が軽いし全く冷えなくなった。本当に体調がいい。」と言っていました。
真偽の程は読者の皆さんには知る由もありませんが、私の印象でいうと本当に顔色がよく、元気にみえました。
そのように、民間療法的な意味合いで「よく効く」と言われているのではないでしょうか。昔からウメの仁は薬効効果で知られ、家庭内の薬として多くの人々に利用されてきました。体に良いということを人々が体験として知っているといった感じでしょう。そしてガンに効いたと言う人がたくさんいるのは総力戦でガンと戦って(食事、漢方、西洋医学・・etc)その中の一つとして、しかし強力にアミグダリンが後押しをしたということだと思います。
すなわち、健康食品として問題のない量を服用するのならやってみる価値は大いにありそうですが、毒物であるとの認識も持っていなくては危険といった所だと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%B0%E3%83%80%E3%83%AA%E3%83%B3
アミグダリン
アミグダリン (amygdalin - C20H27NO11) とは、青酸配糖体の一種。レートリル (laetrile) とも呼ばれる。主にウメ、アンズ、モモ、ビワなどのバラ科植物の未成熟な果実や種子、葉などに含まれる。加水分解されるとシアン化水素を発生する。
アミグダリンそのものには毒性は無い。エムルシン (emulsin) という酵素によって加水分解されるとグルコース、マンデロニトリルが生成され、さらにマンデロニトリルが分解されると杏仁豆腐やビワ酒に共通する芳香の原因になるベンズアルデヒドとシアン化水素(青酸、猛毒であるが長期保存すれば分解されて無害になる)を発生する。
エムルシンはアミグダリンを含む未熟な果実などと一緒に含まれる事が多く、アミグダリンを含む果実が熟すにつれてエムルシンの作用によりアミグダリンは分解され、濃度が下がっていく。この時に発生する青酸も時間と共に消失していく。このため、熟したウメやアンズなどをヒトが経口摂取しても青酸中毒に陥る心配はほとんど無い。
エムルシンは、動物の体内に存在するβ-グルコシダーゼという酵素の一種である。高濃度のアミグダリンが残った果実などを経口摂取すると、エムルシンとβ-グルコシダーゼによってアミグダリンは体内で加水分解され、青酸を発生し、中毒を起こす。ただし、致死量は遊離した青酸の状態でおよそ60mgとされており、この量を満たすためには多くのアミグダリン(未成熟なウメで100~300個ほど)を必要とするため、少量であれば死に至るほどの効果は表れない。
アミグダリンの食品利用と健康被害[編集]
アミグダリンを含む食品あるいはそれを加工した商品はアーモンド、杏仁豆腐、ビワ酒や枇杷茶、カリン漬等広広囲にわたる。アミグダリン分解産物のベンズアルデヒドが独特の芳香をもつため広く利用されている。また漢方薬の咳止めの有効成分としても研究されている[1]。
一方で幾つかの薬効に対して否定的な研究も存在する 例えば癌(悪性腫瘍)に効く成分とされる事があるが、米国国立癌研究所(NCI)[2]によると、癌への治療や改善、延命などに対して効果が無く、逆に青酸中毒を起こし死に至る恐れがある事を指摘している[3]。
また、アミグダリンをビタミンB17として扱った事があったが過去の話で、現在では否定されている[3]。健康食品(サプリメント)などに配合される事もあるが、生体の生命活動に必須となる栄養素ではなく、欠乏症の症例も出ていない事からビタミンの定義から外れてしまう。つまり、アミグダリンはビタミンとは言えない。それどころか、サプリメントとして使用したために青酸中毒となり、健康障害を引き起こしたり、場合によっては死に至るなどおよそ健康とはかけ離れた結果となった例が多数報告されている。[4][5]なお、米国では米国食品医薬品局(FDA)により、アミグダリンの販売は禁止されている[5]。
国立健康・栄養研究所は、「癌に効き、癌細胞だけを攻撃する」「ビタミンの一種であり、アミグダリンの欠乏が癌や生活習慣病の原因となる」などといったアミグダリンの持つとされる健康効果について、その科学的根拠が確認できない、あるいは否定されているにもかかわらず、その健康効果を強調した健康食品が後を絶たないことや、そのような健康効果について特別な期待をして過剰摂取することは健康障害を招く危険性があるとして注意を呼びかけている[
http://www.ntv.co.jp/megaten/library/date/97/7/0727.html
桃の弱点、それはデリケートなこと。そこで矢野さんが桃栽培の達人を訪ね、慎重な桃作りを学びます。ところが、矢野さんのもいだ桃は達人のもいだ桃とは違い、どこか角張っているのです!桃はとってから熟すのを待つのではなく、熟したものを取るのが基本。矢野さんの桃は収穫にはまだ早かったようです。さらに、達人は桃の表面の毛の状態でも熟し具合が分かるといいます。では、そもそも桃の表面の毛は何のためにあるのでしょうか?カミソリで毛を半分だけ丁寧に剃り、毛の残っているところと比べてみました。すると、毛のあるところは水をはじき、痛むのを防ぐのに毛が役だっていることが分かりました。
達人の育てた桃の試食に大満足の所さんですが、魚ちゃんはうまく桃がむけずに大苦戦!桃の皮をうまくむく方法はあるのでしょうか?そこで、フランス料理のシェフがさっと湯通ししてから冷水に付ける「湯むき」を伝授!でも、農家の人は皮ごと食べているのだといいます。そこで、タネやヘタなど桃のいろんなところの糖度を測定してみると、なんと一番皮に近い部分の実が一番甘いのです!
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桃だけでなく、果物は自分で自分を痛めています。その原因は果物自身が持っている細胞壁分解酵素。なかでも特に痛みやすい桃はその酵素が多いのです。そこで、桃の保存実験!5度の普通の冷蔵庫、0度のチルド室、ポリ袋に入れた場合、入れない場合に分けて2週間保存してみました。一番保存状態がよかったのは、ポリ袋にいれてチルド室で保存した場合。桃の水分が一番よく保たれるようです。
桃を食べていると最後に残るのが大きな種。この種は果実の一部で、本当の種はさらにその中にあるのです。桃の仲間のアーモンド(漢字では扁桃と書きます)は種が食べられるのに、桃の種はなぜ食べられないのか!?そこで、豆菓子の達人に桃の種のナッツ作りに挑戦してもらいました!ところが、達人曰く、食用にはむかない!でも、種は古来より漢方薬として利用されてきたという歴史があるのです。
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http://www.akiyaku.or.jp/hyakuyaku/hyakuyaku.html?pmid=357
青酸化合物
最近、和歌山市郊外の夏祭りで、炊き出しのカレーに毒物が混入されるという事件が発生した。患者のおう吐物からは青酸化合物の反応が出た。
化学実験や金、銀の電気製錬、メッキ、カラーフィルム現像などに青酸カリや青酸ナトリウム(青酸ソーダとも呼ばれている)が使用される。これらの物質は酸によって分解されると猛毒の青酸ガスを発生する。
1995年、オウム真理教の犯行とされる事件では、営団地下鉄丸の内線新宿駅の男性用トイレに不審な2つの袋が置かれており、片方だけが燃えていた。1つの袋には青酸ナトリウム、もう1つには希硫酸が入れられていた。万が一、両者が混じり合い、青酸ガスが発生すれば、混雑する駅構内では多くの犠牲者が出たに違いない。
青酸ガスを発生させるために酸が必要というのであれば、人間の胃袋の中の塩酸でも十分にその役目を果たす。胃の中で発生した青酸ガスは、血液が各細胞に運ぶ酸素の供給を断ち、細胞を窒息死させる。
致死量は青酸カリで200ミリグラム、青酸ナトリウムで150ミリグラム、純粋な青酸化合物ならほんの微量を口にするだけで服毒後、5分以内で死亡する。
青酸ガスはアーモンドの香りがする。実は古代エジプトのころから桃の種の核を蒸留して青酸を作る方法が知られていた。桃、アンズ、梅などバラ科の植物の種にはアミグダリンという物質が含まれていて、これにアーモンド臭がある。
アミグダリンは胃酸で分解され、青酸ガスを発生する。青梅の未熟なものは種以外にもアミグダリンが存在し、これを口にした子供が中毒を起こすこともある。
青酸化合物による毒殺は歴史上多い。日本では、閉店後の銀行に押し入った犯人が東京都防疫官を名乗り、赤痢の予防薬と偽って銀行員を毒殺した帝銀事件がある。犯人はその飲み方をあらかじめ自らがデモンストレーションをして見せている。飲み方はこうだ。舌を出させるだけ出して、その中ほどへ巻き込むようにして飲んだ。吐き出すことを予想した恐るべき犯人の手口だ。
「アンモニア臭がする」「石油臭くて吐き気がする」「苦い、舌がビリビリした」「あごの筋肉がこわばっていうことがきかなくなり、前かがみになって必死で吐いた」などが死の淵(ふち)から生還した人たちの証言だ。