メランコリア

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『マンガ ギリシア神話6 王女メディアの激情』(中央公論新社)

2016-11-12 10:26:37 | マンガ&アニメ
『マンガ ギリシア神話6 王女メディアの激情』(中央公論新社)
里中満智子/著

※2002.1~のノートよりメモを抜粋しました。
「マンガ感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。

古いメモなので名前が分からないものは“”のまま記録しました/謝


あらすじ(ネタバレ注意

アイソン王(兄)は、弟ペリアスの征服から息子イアソンを守るため、ケイロンに預ける
「黄金の羊の皮を持ってくれば王位を継がせる」

50人の神々の子孫を乗せ、人類史上初の大船アルゴー号で冒険するアルゴナウタイら

女だけの島レムノス島で子をもうけ、海の精にヒュラスをとられたヘラは12の試練に戻り、
女顔の怪鳥に苦しむピネウスを助け、挟み撃ちする岩から逃れ、羊の皮のあるコルキスに着くが
王は難題を押し付ける

火を吹く牛には火傷をしない薬、皮を守る龍には眠り薬をくれたメディアは、
父の追っ手から逃れるため、弟をバラバラに殺す(!)

魔女「キルケ」に「魔力を善行に使え」と誓い、パイアケス島で2人は結婚
帰国し、老父を若返らせたメディアはペリアスを娘たちに若返らせる反対に殺させた

イアソンは母国を去り、コリントスで2人の子をもうけるが、
メディアの重い愛から王女グラウケと仲良くなり、メディアと離婚宣言

メディアは自ら天罰を下し、グラウケに身を焼く服をプレゼントする
2人の子を殺し、龍の車に乗る魔女となる

イアソンはアルゴー号の腐木に当たって死ぬ

ポセイドンの子ヒッポリオスは天馬ペガサスを得て、事故で人を殺めた罰でティリュンス国に仕えるが
王妃ステネの愛を拒んだため、逆に言いがかりをつけられて妃父に殺す命を受ける

「一度、客のもてなしをしたら敵にしない」ルールから怪獣キマイラを殺し、アマゾネス退治をし、
身の潔白を証明して、娘と結婚する

母国へ帰る途中、トロイゼン国の娘アイトラとの子をつくり、ステネをペガサスから落として復讐
神を疑って天高く上ったため振り落とされ障がい者として生きる

アテナイ王のアイゲウスは神託の解明にトロイゼンを訪ね、アイトラと子をつくり
子テセウスは成人し、父を訪ねる道々、冒険をする

アイゲウスの再婚相手はメディア(!)
自分の子の行く末を案じてテセウスに毒杯をもり、バレて逃げる(懲りないなあ・・・)

クレタ島は美しい牛をポセイドンに捧げなかった罰で、牛に恋した王妃が
牝牛はりぼて(器用なダイダロス作)に入ってつくった子(!)「ミノタウロス(半人半牛)」は凶暴で、
ダイダロスの造った迷宮ラビュリントスで彷徨い
王子がアテナイで牛に殺されたことで7人ずつの生け贄を捧げていた

テセウスは自ら生け贄を志願し、惚れたミノス王娘アリアドネの赤い糸で迷わず、剣でミノタウロスを倒して逃げる
怒った王はダイダロス父子を迷宮に閉じ込め、鳥の羽と蜜で翼をつくって逃げる途中、
「イカロス」は天高くいきすぎて海に落ちる

アリアドネに惚れた酒神“ディ”は、航海安全の代わりにアリアドネをとる
「無事帰ったら白い帆で」を忘れて、子を亡くした悲しみでアイゲウスは海に身を投げて「エーゲ海」と呼ばれた(!)



ミノア文明の栄えたテラ島は大噴火で沈んだ「アトランティス大陸」説もある

テセウスの子ヒッポリュトスはアフロディテの呪いを受けて、義母の愛を拒み、義母は自殺
ヒッポリュトスは追放の上、ポセイドンの馬に殺され、アルテミスのおかげで森神となる

スパルタ王妃レダは白鳥となったゼウスとの間に2個の卵(2組の双子)を産む(!)
テセウスは双子の1人、美しいレヘネ(12歳)を奪って預けたままペイリトオスの妻にする
ハデスの妻を奪いに冥界へ行き、イスにひっつくw

ヘラに助けられたテセウスは、スパルタに攻められた国民の手前、スキュロス島に去り、
殺されたが後に半神として敬われる



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