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メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『小学館版 少年少女 学習まんが 日本の歴史』 室町時代

2009-11-22 23:30:11 | 
『小学館版 少年少女 学習まんが 日本の歴史8 南朝と北朝 / 南北朝・室町時代前期』
著者名:監修/児玉幸多 まんが/あおむら純

<主な登場人物>
●後醍醐天皇:倒幕に失敗した後、隠岐に流されるが、幕府崩壊後、天皇みずから政治をとる(建武の新政)。吉野に逃れた際、南朝をたてる。
●足利尊氏:後醍醐天皇に味方していたが、倒幕後、武家の間に不満が募り、天皇に対立し、室町幕府(北朝)をひらく。天皇亡きあと天竜寺を建てて追悼した。
●楠木正成:幕府討伐に参加し活躍した河内の悪党。千早城での奇襲戦法は有名。
●新田義貞:はじめ幕府側にいたが、後醍醐天皇の命令をうけて幕府を倒す。
●足利義満:三代将軍。南北朝を統一し、「花の御所」や金閣を造営するもあっけなく病死。能や狂言などの「北山文化」を支えた(観阿弥・世阿弥)。

あちこちで戦が起きて、武士たちは時流を読みながら敵味方に転じたため、読むほうは頭がゴチャゴチャになる
吉田兼好の随筆『徒然草』や、軍記もの『太平記』が書かれた。
倭寇が暴れたり、守護大名が台頭してきた。


『小学館版 少年少女 学習まんが 日本の歴史9 立ち上がる民衆 / 室町時代後期』
著者名:監修/児玉幸多 まんが/あおむら純

<主な登場人物>
●足利善政:8代将軍。政治よりも文化的なことに熱心だった(東山文化)。銀閣を建立。
●日野富子:善政の妻。あとつぎ問題で応仁の乱の原因をつくる。

水墨画では、雪舟や狩野派の祖である狩野正信も出た。
善政は「(かわらもの)」と呼ばれた身分の低い一般市民でも一芸に秀でている者を保護した。
茶道や華道、四畳半の部屋など現代にも通じる日本文化や生活形式が生まれたのもこの時代。

「一歩下がって夫を支える」てゆう日本女性のイメージができたのはもっと後で、
この時代の女性は職業を持って力強く生きていたという。

干ばつによる飢饉や、洪水などによる疫病、税のとりたての苦しみから農民が一致団結して一揆を起こし、
土倉や酒屋などを襲って、借金の帳消しを求めた。


photo:雪舟の天橋立図。墨の濃淡だけで描くって凄い。しかも油絵とかと違って一度描いたら直せないしねぇ・・・


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