メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『スター・レッド』萩尾望都

2009-06-28 18:43:42 | マンガ&アニメ
金曜はガン見ちゃんが担当してる鉄道月刊誌の校正のダブルチェックを、これからはわたしとMKさんの3人体制でやって欲しいと上司から頼まれて夕方からスタートした。
ガン見ちゃんのミス(見逃しやら、間違い)が多すぎて、お客さんから度重なる苦情があって、
とうとう営業をひどく怒ったらしくてすでにヤバイらしい(会社としてもけっこー大口の仕事
周りをガン見するのに忙しくて、原稿に集中できてないんじゃないのか???
K氏といい、彼女といい、まったく何してんだか・・・


その後もどんどんMKさんが貸してくれた萩尾望都作品は以下のとおり。
『A-A'』
感情の起伏がない一角獣種との物語。短編集ながらどこかつながっている構成も面白い。
『アデラド・リー』:事故死率の高い宇宙プロジェクトでは、あらかじめクローンを準備しておくのが通例で、一角獣種のアデラドは死後、複製が帰ってくるも、恋人だったレグは受け入れられずに戸惑う。
「ポニー(黒馬)の話をしたい、この人に。長い長いあいだ、わたしが待っていたあなただけに 語りたい物語がある」
再会してもまるで初対面のような恋人たちに胸が締め付けられる。
『4/4カトルカース』:珍しい種として研究材料にされているトリルに恋するモリ。2人が感応し合うことで大きな力が生まれるが・・・
『X+Y』:母親の死の記憶を封印されている一角獣種のタクトとモリが出会い、トリルの面影を重ねる。


『スター・レッド』
壮大な未来の物語だなあ・・・『地球へ…』もそうだけど、『スターウォーズ』なんて目じゃないくらい、これはヒトが考え得る想像力をさらにはるかに超えてる。互いにストーリーが共鳴し合ってるのは縁があったから?
迫害されつづけた超能力を持つ火星人の第5世代目の星(せい)は、謎の青年エルグと出会い、火星に飛んで仲間と合流。未来を予言する「夢見」らに危険視され、火星人を憎み研究材料とするペーブマンの手からエスパー研究所の公認ESPアンの元に移り、第1世代がふたたび産まれている事実を知る。
エルグのパワーを封じ込めた異星人集団の一人ミュージュらは、火星のような星を悪の元凶とみなして破壊しつづけていた。
もっとも古い星に降り立ったせいとエルグ。せいはその星の負の力に絡めとられ時空をさまよう・・・

見えるモノを視覚ではなく細胞や構造までも見透かす眼を持つせいは、ついに宇宙と融合するまでに至るってゆうんだから凄すぎる
周囲のキャラクターもみな魅力的だ。


ナチュラルウォーターコーナー。こんどはこちら↓↓↓
いろはす
ん?いろんな産地の天然水を混ぜ合わせてあるのかな?
阿部寛のCMと同じように飲み終わったボトルを絞ってみたらカンタンにキュッとコンパクトに。ちょっと感動。



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