メランコリア

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『クレージーの花嫁と七人の仲間』

2007-07-14 23:54:00 | 映画
『クレージーの花嫁と七人の仲間』(1962/松竹)※のちに『乱気流野郎』と改題
監督:番匠義影 原案: 赤坂四郎、青島幸男
出演:植木等、ハナ肇、谷啓、桜井センリ、犬塚弘、安田伸、石橋エータロー、
高千穂ひづる、倍賞千恵子、伴淳三郎、淡路恵子、飯田蝶子、峯京子、青島幸男 ほか

休憩を挟んで2本目はこちらで、調べても情報がほとんど分からなかったが、
「シャボン玉ホリデー」のクレージーキャッツ人気を受けて製作された
 松竹版“クレージー”作品。』 とある。

なるほど、映画の中にもテレビの歌番組(生収録)でザ・ピーナッツや中尾ミエが歌い、
その間に生CMが入って、ミッキー・カーチスが峯京子と軽妙なやりとりがある。
植木は峯京子のダメ亭主役で、タレントのほかに夜はホステスのバイトまでしてる
女房に世話になりっぱなしで、女房は独身のフリをしてるから、プロデューサーが
部屋に訪ねて来た際には、物置きに隠れたりしてる。

ハナ肇が寿司屋の板前役で、その見習いが谷啓。若女将を高千穂ひづる、ショーガール
をしている妹役が倍賞千恵子。(若いっ!そしてさすがに芝居がうまいなあ~!
彼女が出るとすっかり寅さんの人情話風味になってしまう。

あらすじ
常連さんで芸者の千代子が「一緒に店をやりましょう」と話を持ちかけ、
板前の安治はコツコツ貯めた100万円を出資する決心をする。
一方、白タクで小銭を稼いでいる植村(植木)は、町で出会った旧友のやってる
不動産屋に勤めはじめ、寿司屋の若女将の叔父にあたる茂造が千代子に店を持たせようと
土地を探している話を聞いて、土地を仲介して、頭金300万円をもらうが、その友は
詐欺常習犯で、頭金300万円と安治の100万円まで盗んでトンズラしてしまう。
共犯にされた植村は、浮浪者の格好で身を隠していたが、犯人逮捕に一役買って
めでたく旅館の案内人になる。

いろんなエピソードが複雑に入り組んで少々分かりにくい展開もあって、
ギャグ映画とゆうよりこれは人情話。
途中盛り込まれるショーのシーンで、男性歌手に負けじと目立ってた指揮者?の
キョーレツなキャラに爆。
周りの年配男性はみんな同じタイミングで笑っているんだけど、わたしと友だちは
全然違うツボで爆笑しててズレが生じてた


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