メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』(2012年10月-12月)

2013-02-05 21:51:44 | ドラマ
『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』(2012年10月-12月)
出演:
芝二郎(佐藤二朗)
真田まち子(南沢奈央)
仁政一成(野間口徹)
椎名ノゾミ(さいとうみき)
芝鞠子(藤田弓子)
芝富子(角替和枝)
芝重男(志賀廣太郎)
財部陽介(高橋洋)
市村景虎(高橋直純)
権藤茂(ダンカン)


ドラマ『マメシバ一郎』の続編。

▼1話「人生の試練は大体、突然訪れるのだ」
あの立派な芝家が急に売りに出されて、叔母が持つアパートに引っ越すことになった二郎。
また母のミッションなのか ふてくされた二郎が向かった公園は、まさにそのアパートの前だったw
角部屋で、新しいいい部屋じゃん。どこだろう???

「人生とは難しいもので、大抵自分が思っている方向とは逆方向へ進んでいきます」

今日の格言コーナー by芝重男
「戦わずに逃げようとすればするほど戦わざるを得ない」


▼2話「僕より不幸な誰かを、いつも感じていたいのだ」
ネットの精神年齢鑑定で12歳と出た二郎w
トイレを失敗したことのない一郎ちゃんが、引越した途端、トイレを忘れて“インモラル犬”に変身
バイト先のペットショップでしつけ教室の講師をするまち子に間接的に聞くと、
「柴は神経質だから環境が変わるとしつけを忘れたり、病気になったりもする」という
「トイレとベッドを離すといいですよ」というアドバイスを試すと成功v
借金取りの権藤(ダンカン)がやって来て、母の借金500万円の連帯保証人が二郎になっているという/驚
近くの公園でわんこ友だちカーネル君も登場



今日の格言
「できない理由を探すより、できる方法を考えたほうが楽しい」


▼3話「人生の困難は、なかった事にしておきたいのだ」
こんどは二郎がいない間の一郎ちゃんのムダ吠え
まち子さんいわく「犬は群れる動物だから1人だと不安になって吠える」
コツはあくまで「さり気なく別れること」
この作戦は失敗し、NO施錠でいったん解決かと思いきや、権藤が勝手に入ってしつけていた!
「恐れは、恐れる気持ちの中にしかない」なんていいこともゆってたけど。
二郎は炎出まくりな「しつけブログ」を始め、日記もつけ始める。
次回予告は、登場人物らがつとめるのも楽しいv



「何事もやることが大事。やってみなければ後で後悔する。
 だからまずやることだ。この殺し文句で皆がしゃにむになるようです。
 でも、ボクは“やりもしないが後悔もしない”というステキな選択肢が転がっているような気が今でもしています」

今日の格言
「自分に自信がないのが普通。そう思っとけば、少しラク」


▼4話「家長が家庭のリーダーとは限らないのだ」
このシリーズは、わんこのしつけ教室編でもある。勉強になるなあ!
マテはしつけの基本」権藤にはマテるのに、二郎にはマテなくなってしまった一郎ちゃんw
“パーフェクツ犬”を目指して、録画した動画を見て、目を見れば家長と認めてくれると分かる。
母から手紙が届き、今はメキシコでヒッチハイクをしていて、もっとお金を送って欲しいとゆってくる。

「なにかを守るつもりでいても、そのなにかが“守られる”気がさらさらなければ
 守ってあげられないってことなんですね。僕は守られ慣れていたので、その辺はカルチャーショックです」

今日の格言
「守られ慣れた人は、守られている事に無自覚である」



▼5話「長年育んだ信頼関係なんて、5秒で壊れるのだ」
いつも同じところばかり磨いているだけで給料くれるのかな
今度の課題は「お手」、ではなくお散歩の基本。リードは短めにもって、左足側につかせる。
そして、NOとYESの極端なメリハリw
炎の動画にカネゴン(金貸しの権藤)ごとアップして、それを見たまち子に異変が。
「この人は、犯罪者です」ってカキコミも。。

「今日、べーちゃんに言われました。僕は周りにぶら下がって生きているのだから、黙って有難がっていろと。
 そうとは思っていましたが、改めて言われると俄然、反駁したくなります。
 周りにブラ下がったままでは、本当の信頼関係は作れないのですね」

今日の格言
「信頼関係は、薄氷の上に置いてある」



▼6話「本当に賢い奴は、本能的だったりするのだ」
急にカリカリを食べなくなった一郎。病気でもなく、カネゴンが余計なおやつをあげてるわけでもなく。
店長は「冬は皮下脂肪をつけるために食べるけど、夏は食べなくなります」とはいえ・・・?
まち子は「知らない人が出入りするストレスじゃないか」という。もしや2人は知り合い?
このペットショップ、ほかにも店員がこんなにいるんだ/驚 儲かってる人気店なのか?!
カーくんの飼い主といつも同じ悩みだから「一心同体な気がしてきた」て

「思いがうまく伝わらないのは、思いが足りないからではなく、
 思った分報われたいと願っていたからなんですね」

今日の格言
「自分が報われたい為に与える思いは、人に伝わらない」



▼7話「横から目線でいい人ぶっても、効かない関係もあるのだ」
こんどは「噛みぐせ」。このドラマ、しつけの出来ない飼い主みんなに見て欲しいな。
犬が噛むのは愛情表現の1つ。1頭飼いだとなかなか噛みぐせは直らない。
そこで天罰ならぬ、人罰作戦で見事一郎ちゃんは噛みぐせを克服する。
カネゴンは警察官なのか!?

「自分にとって何が大切かは、自分が何を我慢できるかで分かるんですね。
 一郎に噛まれるのは我慢なりませんが、諦めて放っておくという選択肢は最初からなかったような気がします」

今日の格言
「2位じゃだめなんですか」と思ってると、犬は家具を噛む。



▼8話「褒めるのが下手な人は、褒められても伸びないのだ」
せっかくパーフェクツ犬になったと思って帰ってみたら、家中がゴミだらけ
理由は、「褒めたらつけあがるだけ」と思って、「NO」ばかりゆっていたから。
犬は一生懸命ヒトの言うことを聞こうとしているのに、正しい事をしても褒められなければ混乱してしまう。

「人間には2種類います。褒める人と褒められる人。
 それは一生変わらないんだと思っていました。
 誰かを褒めることはけっこうクセになるんですね」

今日の格言
「人も犬も褒められて伸びる。必要とされてると思えるから」


▼9話「自己責任とか言われると、とっても萎えるのだ」
今度はシャンプー問題。わんこはみんなイヤがるもんねぇ
しかもプロに頼めば1回5000円て!驚



正しいシャンプーのしかた
1.ブラッシング
2.シャワーはお尻からヘッドを体につけるようにあてる
3.体が毛で覆われている分、皮膚はデリケートなので、地肌ではなく、毛そのものを洗う感じ
二郎さん、積極的にしつけ教室に参加して、質問とかしてるし/爆

母から手紙がきて、借金取りのやり方は違法だから、弱みを握ってなんとかしてくれと言われる二郎。

カーくんの飼い主さんのセリフ、一理あると思ってしまった。
「人生は厳しくなければいけないなんて誰が言い出したんですかね。
 厳しいってことにしとくことで、裏で誰かが得してるんじゃないんですか。
 厳しい世の中だからって我慢させた分、潤ってる人がいるんですよ。国とか。
 そんな神話めいたものに振り回されてホイホイ身を粉にしてたらもちませんよ。
 人生は“なり”でいい。“なるようになる”ってことです」

「人生は“なり”で生きていればラクなので、そうやってブラ下がって生きてきました。
 何も起こらない人生は、平和で自由で余裕があると思っていました。
 人は変わらないし、変わる必要もない。成長なんてまやかしで、単なる自己満足だと思っていました。
 僕は今変わらざるを得なくなっています」

今日の格言
「こんな自分に誰がしたと思いたいが、こんな自分は、自分のせいだ」


▼10話「やりがいは、無くてもあることにしておくのがセオリーなのだ」
叔父さんの出番は、「前回までのあらすじ紹介」のみになってるw
知らない間に一郎ちゃんがネットオークションに出されていて、
先が短い母親のために50万円で購入したお客が、「わんこが届かない」と怒って二郎を警察に出そうとする。
今回は、二郎がお客の母のために作った動画で泣きそうになった

「犬はロープが好きである。リードはそんなに好きではない。
 リードは主従。ロープは対等。引っ張りっこは存在証明。
 ご主人様と一緒にいる感じ。ご主人様は僕を相棒と呼ぶ。だから僕もご主人様を相棒と呼ぶ。
 ロープは絆。僕が引っ張ったその力は、僕がいなくなってもずっと、ご主人様が覚えていてくれる」

「人は一番自分みたいなものを恐れているのかもしれません。
 裏切る人は裏切られることを恐れる、見下す人は見下されるのを恐れる。
 そうやって自分から人間関係をギクシャクさせている。
 僕は、僕から逃げないと決めました」

今日の格言
「人生がくだるか、くだらないかは、自分の物差しで、はかるべきである」



▼11話「自分が正しいと思った時から、すべての間違いが始まるのだ」
鞠子さんの出番なんて終わる寸前のみだもんね
カーくんとお客さんは夫婦で「占有屋」。不法侵入して住んで料金を騙し取る?そんな商売ほんとうにあるのか
黒いフレブルが飼えなくなって返してきた女子高生は「マジバナ」。
両親がケンカばかりだからムリだというので、唯一の友だち一郎と住むことに。

「思えば僕は今まで何を恐れて生きてきたのでしょう。
 世間に出ることなのか、人と接することなのか、仕事をするということなのか。
 僕がやってきたただ一つの努力とは、それらから全速力で逃げることだけでした。
 僕はもう逃げるのはよそうかと思います」

今日の格言
「人生から逃げ切れると思っているうちは、その人生は、始まっていない」

うん。わたしの人生も10代あたりから止まったままなんだよなぁ。。
何が始まりなのかも分からないんだ。


▼12話(最終話)「そして、みんないなくなっても、僕は僕なのだ」
カネゴンとまち子は5年ぶりに再会。でも筆談
そしてついに鞠子が帰ってくる。

今日の格言
「誰かの手のひらの中だとしても、そこがあなたの舞台です」


さて。劇場版は2月9日公開。舞台挨拶もあるらしいぞよ。
(このドラマシリーズを見た人は、もれなく二郎さんのセリフが伝染します・・・




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