メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ドラマ『リアル・クローズ』(2009)

2014-01-09 10:04:06 | ドラマ
ドラマ『リアル・クローズ』(2009)
出演:香里奈、黒木瞳、高岡蒼甫、西島秀俊、小泉孝太郎、加藤夏希、能世あんな、えれな、南明奈、IMALU、田中哲司 ほか

百貨店業界がリアルに厳しい昨今、その内部事情をチラ見できるドラマ。
基本、ラブコメの少女マンガのノリだけど
このドラマを見てても、残業やら、徹夜、女性差別、正社員と契約社員の差などなど
古い体制がまだまだ根強く残ってる日本企業の実態が見えてくる。

 
田中さんは、越前屋・経営戦略部チーフマネージャー尾崎隆役。
アパレル関係のヒトだけに、毎回ヴィヴィッドな色のシャツやタイをパリっと着てる。いつもイヤミを言う役だけど

第1話はこちら。

●第2話 あなたダサいんです!
飛猫舎のアクセは姉妹2人で作る大人気のブランド。
ライバルのゴールディと仕入れの数を争う田淵。

「ダサい奴がダサいのは、自分の好きな服が分からないからだ」いちいち耳が痛い
「好きを探せば、その先に幸せな記憶がある。1つもないとしたら、寂しい人生ね」そこまで言われる・・・

これを一番ステキに見せたいと決めたら、それに合わせてコーディネートするべし!

「仕入れまーす40個」「だよね~」て西島さんの軽いセリフが笑えるw


●第3話 悪魔部長に弟子入志願
神保のアシスタントに急遽欠員が出てアマノが入る。「遅刻、言い訳、ノーメイク」が大嫌い。
VIP専用のフィッティングルームを特設。
老舗ストッキング店の水嶋がやってくる。

「二十歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績」ココ・シャネル

ショップを偵察するのに店ごとに服を着がえるって!
アマノは、マネージャー試験を受けろと田淵から言われる。仕事とプライベートの二者選択に迫られる。
老舗と若いコ向けの繊維社とで判断ミスをして神保から切られる。

「服はその人の自信さえ引きだすの。私たちは魔法使いにもなれるのよ」それはあるかも。
髪型、メイク、服で印象変わるもんだな~。


宴会で腹踊りに、下ネタクイズって、どんだけハジけた役なんだ!


●第4話 独りはイヤ! 結婚する
マネージャー試験に合格したアマノは、バイヤー田淵の下につく。
在庫管理を頼まれ、売れ残りを自ら買って着まわし、完売させて得意になるが、
セールで田淵がつけた70%を30%にして売れると読んで、客の年齢層が高く、
露出度が高いワンピは売れ残り100万円の赤字。売れなきゃ切り刻むの

田淵が「女は好き嫌いで動く」と差別発言したことでヒンシュクを買う。
タツヤは実家を継ぐ決心をしてプロポーズする。一番仕事が乗ってる時に選択を迫るのはズルいな。
「独りぼっちはイヤだ」と受けるアマノ。

女性はキャリアと恋愛を天秤にかけて、結婚するか、会社辞めるかしか選択肢がないのかな。
アマノのウェディング企画が通る。


●第5話 誰と生きる? 結婚と涙
最後の仕事になるから3倍働くと言うが、まだ神保には言えずじまい。
松善百貨店でもハチヤがウェディング企画を対抗してくる

「オシャレは我慢」て高いヒールで靴ズレしてひきずって歩いてるのもオシャレか? 健康に悪いし
「have to ではなく、want を考えなさい」
「自分の居場所くらい自分で決めなさい」

タツヤの同級生ハルが登場。頭皮マッサージで「頭皮堅い。疲れてますね」てみんなに言うんじゃないかな
結局仕事をとったアマノは別れる決心をする。


●第6話 恋の修羅場と新しい服
失恋で放心状態のアマノ。
「なんかゾンビみたいの来た。思いっきり退化してんぞ」

神保にライバル心を燃やすハチヤはアマノにも近づく。
今度は越前屋のイメージアッププロジェクトを企画。
田淵にはフィアンセがいることを知ってショックを受けるアマノ。
荷物を返す口実でタツヤに会いにいく。ハルはタツヤが前から好きだった。
「やり直す可能性、もう1%もないかな?」と泣くアマノに「ない」とタツヤ。
こうハッキリゆってくれるだけ有り難いってもんだな。
トレンディドラマの基本は、こうゆうくっついたり離れたりで、あとは職業や設定をちょっと変えるだけだね。

「ふっきれたみたいね。あなたには新しい服が必要よ」
田淵も7年付き合ってるフィアンセからお別れメールがきた。

オザキ「自信に満ちた顔しちゃって。お手柄はすべて私って。
 なんせウチには完璧なカリスマ部長さまがいらっしゃいますからねぇ」

「男っぽいっていったらあのヒト。大手コンサルからの引き抜き! 仕事ピカイチ、ただしバツイチ」て言われてるw


●第7話 女のバトルと生きる道
アマノの妹マユ(フシギな空気感だと思ったら、彼女がIMALUさんか!)はデザイナー志望。
代官山で店を持つのが夢。友だちはついてゆけず離れていく。
小西はハチヤと面接。ミックスコーデを田淵から教えてもらい提案する。

百貨店業界も契約社員多いんだな。
契約社員は一度の失敗が失業につながると、社員との壁を強調する。
役員会議で松善との合併が噂される。


●第8話 ニット王子獲得大作戦
デパートで働くと服代がかさんで仕方ないね。てか、オザキはどんだけメガネ持ってるんだ!?
「埋もれるか、のし上がるか、それとも逃げ出すか、君はどうしたいんだ?」

ニットデザイナーの双葉はハチヤにうっとりして越前屋のプロジェクトを降りるという。
こんどゾンビ化してるのは田淵のほう。タブタってイジメられてた少年時代


「でも自分でも(ポトフ)作れるもん」てw
酔っ払って親密になるって設定は、ぶつかって知り合うのと同様、トレンディドラマの鉄板だなw

「男が一番生き生きした顔をする時はいつだと思う? なにかを仕掛けている時」


●第9話  生き別れた恋人との衝撃の過去!
松善は越前屋との提携を蹴って、別会社と合併する。
神保は人気ブランドとのコラボxmas企画で対抗すると提案。
オザキ「結局あの女におんぶに抱っこですかぁ」

靴の製造工場を武内に指定してきたため、田淵&アマノが契約とるのを任される。
武内は下町の職人。そんな中、田淵に恋してることに気づくアマノ。

「恋は靴選びと同じ。最初は見た目、でも自分に合ってるかどうかは履いてみないと分からない」

靴づくりって面白い。“革が化けると書いて靴”か、なるほど。
ハチヤは越前屋の女子に引き抜きをかけてゆく。
オザキさんまで! 「あの百貨店はもうダメです」

武内の工場に神保とハチヤが一緒に映る写真を見つける。
20年前、神保はハチヤの父トシオ(妻は亡くなった)の恋人だった。
ミキは海外に飛び、トシオは失意で亡くなった。

「自分の求めるものを知っていれば、進むべき道はおのずと分かる」

「手離したもう1つのものが大きければ大きいほど前に進む力になる
 人生で一番大切なのは誰と出会うか。その結末がたとえ別れであったとしても」

本当にピッタリの靴はシュッって音がするそうな。でも、ヒールは男が考え出したんだと思うな。
そもそもヨーロッパの道路が汚くて、直接糞を踏まないようにって高くなったらしいじゃんw

「恋人には絶対靴をプレゼントしてはいけない。その靴を履いて遠くへ行ってしまうから」
20年前も演じられる黒木さん、さすが!

告ってから風邪で田淵のウチで寝たら治るってマンガのノリだな。
「寄るな、菌が飛ぶ。あばよっ!」てどんなセリフだよ
田淵も越前屋を離れる?


●第10話 崩壊の危機と裏切り最後のバトル


オザキさんがプレゼンしてますよv シエラ&キース初上陸、年末商戦がラストチャンス。
デザイナーのキース氏が来日して翌日までにプレゼンが必要。24時間の戦いが始まる。
百貨店の人てみんなこんな肉食系なのか?
キースさんも日本語話せるって安易な設定w あんな派手な服、誰が買うんだろ?

「1人でも立っていられる人間になって初めてほんとうの仲間と出会えるの」毎度、耳が痛い

オザキは松善に移る前の手土産としてミキの解任を言い渡す。
田淵はイギリスの引き抜きを受けることを決める。
「アマノ、オレといっしょに来るか?」


オザキさん必殺の流し目!


最終話 クリスマスの奇跡! 服の魔法と涙
ミキにはパリで買いつけを言いつけ、代替案をアマノらに引き継がせるオザキ。
xmasプロジェクトのリーダーにはアマノが指名される。


「何回言わせるんだよ、上の決定なんだよ!」て、オザキさんちょっとだけヤクザものの影響が出てますよw
クリスマスナイトを提案し、やっと軌道に乗ってきたのに、またオザキがジャマをする。
「女の子の出る幕じゃないよ」

「仕事をしている以上、成功しつづける人なんていないわ。大切なのは転んだ時、どう立ち上がるか
 夢のあるところに人は集まるわ」



あのxmas飾りはどこに行くんだろう???
そもそも信仰がないのにxmasをここまで盛り上げる民族も珍しいよね。
実際の売り場って半年くらい先を常に企画してるのではないかいね?

「洋服はたくさんの贈り物を与えてくれます。
 女同士の友情をつないでくれるもの。自分らしさを表現してくれるもの
 働く女性の背中を押してくれるもの。そして男性には、戦う勇気をくれるもの。
 新しい世界の入口、自信を引き出してくれるもの。
 自分さえ知らなかった自分を見つけてくれるもの。
 一番の魔法はきっと自分を好きになれるということ」

「悩む力がある人は、いつか自信を手に入れられるわ」

田淵「仕事が面白ければ、人生の半分は楽しい」
  「ばーか、人生の半分を楽める奴なら、残りの半分だってめちゃめちゃ楽しめるに決まってるじゃねーか」


「ステキな服を着ていると、ステキな人生になる」

昔、英語の先生が「英語を知らないと、人生の楽しみの半分を失う」てゆってたな。
みんなそれぞれそーゆーものがあればいいんだ。



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