メランコリア

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シュルレアリスム展@国立新美術館

2011-03-11 23:55:55 | アート&イベント
シュルレアリスム展@国立新美術館

金曜は、気になっていたシュルレアリスム展に行ってきた。
地下鉄の乃木坂駅からほぼ直結で入れる全面ガラス張りのモダンな建物
それぞれの階にトイレ、ロッカー、食事処があって、なぜかリサとガスパールキャラがあちこちで見られた。



ダリの柔らかい時計や、マグリットの「ピレネーの城」などこれまでの通り一辺倒と違った作品がいろいろ観れた。
ルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリによる映画『アンダルシアの犬』なども流れていたし。
難しい主張のあれこれが掲示されていたけど、シュルレアリスムは単純に突飛なアイデアが楽しい。

小さな写真の作品もあって、夢中で見てたら、下に引かれた線より前に入っていたのを注意された
自分とアートとの適当な距離なんてまちまちなのに、線をひいたり、順番通り見るために列に並ぶルールってなんだかな。

3Fでは、たくさんの水墨画が展示されていて無料で公開されていた。
キャンバスの形やサイズなど、ある程度決められたルールの中でも、
それぞれの個性を表現して、様々なアプローチが面白かった。

お腹が空いたので、B1Fの「カフェテリア カレ」でトマトソースの魚介パスタと珈琲をいただいて美味しかったv

ミュージアムショップも見応えあり。
ポリバルーンなんて懐かしい商品から、パソコンキーのストラップも可愛い

アートライブラリーの蔵書も素晴らしい!
建築なども含めたアート本がズラリ!静かだし、ここで1日過ごせそう。
いろんな気になる本も発見。とくに都内の洋館を紹介してるこちらに注目大↓↓↓

『洋館さんぽ EAST』(インク・インコーポレーション)
旧前田侯爵邸洋館(目黒)
横浜市イギリス館
ミュージアム1999ロアラブッシュ(渋谷)
学士会館(アールデコ)泊まれる洋館
西洋館(智美術館)
ほか、気になる洋館がたくさん載ってた


ブラタモリでも紹介していた通り、美術館の別館は、旧歩兵第三連隊兵舎をそのまま残してあるということで、
1Fが展示スペースになっているから、ちょっと寄ってみた。
敷地全体の模型、写真など、展示物は少ないけど、懐かしがっているおじさんたちが話に華を咲かせていた。


東京ミッドタウンまで歩いて、これもブラタモリで紹介してた「檜町公園」にも足を延ばした。

▼檜町公園
「江戸時代は長州藩・松平大膳大夫(毛利家)の下屋敷があったところで庭園は「清水園」と呼ばれ、江戸の大名屋敷の中でも名園のひとつとして知られていた。また周りに檜の木が多かったことから毛利家の屋敷は「檜屋敷」とも呼ばれ、後の「檜町」という地名の由来にもなった(公園の名もこれに由来する)」(ウィキ参照

思ったほど広くはなかったけど、せせらぎが流れていたり、梅が咲いてたり、都会のオアシスといった感じ。

この後、確定申告に行くはずが、突然の大地震に遭遇
立っていられないほどの横揺れがしばらく続いて、恐怖のためしばし呆然。
シーズー2匹をお散歩中のおばあさんと立ち話。
「電車も止まっちゃうわねー」と言われたが、この時はその後のことなどまだ予想できず、
呑気に写メを撮ったり、ケータイで情報を探したりしていた。

それぞれのビルから大勢が公園や道路に出て集まってきて、「高層ビルの近くは怖いね」などと話す声。
わたしも同感だと思い、地下鉄も止まっているだろうから、さて、どうしようかとフラフラ赤坂方面まで歩き出した。。



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