■『引き寄せヨガ 身体がゆるめば、願い事がどんどん叶う』(東洋出版)
皇村祐己子、皇村昌季/著
図書館で本を返していた時に、カウンター横の棚にあった本に目がいった
気になって、すぐに予約したのが去年の8月頃
その時点ですでに十数件予約が入っていて、やっと今回手元に届いた!
私の後にもまた十数件予約が入っていて焦る
実は、似たタイトルの本(たぶん同じ著者)を去年他館から借りたんだけど
結局読めないまま返してしまった
2016年2月の初版で、5月に第4刷って早いな/驚
ヨガが流行っていることと、“願い事がどんどん叶う”てキャッチーな副題が雑誌みたいで目を惹くのかも
今“引き寄せブーム”とは知らなかった そーなの?
このイラスト(KINUEさん)も以前見たことあるような・・・?
『どんな人にも必ずできる ちいさなヨガ』(保健同人社)
調べたら、田渕周平 (イラスト) だって 違った
最近はもっぱら絵本ばかり読んでいて、長い文章になると集中できなくなってしまっているけれども、とにかく読みやすい
「この石を買えば運気が急にアップします」と同じテンションでずっと書かれていても
ルーツをたどる章もあって、最終的には奥深い世界に誘い込まれる
ヨガは私も体験して、その効果が分かっているだけに、興味深い1冊
本文に出てくる「ラージャ・ヨガ」もなんか聞いた覚えが・・・?と思ってブログ内検索したら出てきたし
ジム4月5回目(2016.4.25)
『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』(ネタバレ注意)@渋谷アップリンク(2016.11.22)
“類は友を呼ぶ”的な引き寄せる力は、スピリチュアルの「宇宙の法則」と同じ
真理の根源は共通で、それは愛・自由・至福すべてとつながるのは、当然といえば当然のこと
【内容抜粋メモ】
「愛の矢で射られた者だけが、愛の力を知るのです」(マハトマ・ガンディ)
(Only he who is smitten with the arrows of love, knows its power.)
●ルーツは「ラージャ・ヨガ」(ヒマラヤの伝統ヨガ)
引き寄せヨガは、健康で、美しくなりながら、願いを叶えるヨガ
ヨガ5000年の教えを、正しく、現代的にアレンジして、夫婦で教えている
夫は医学研究者として脳の働きや自律神経との関係など、ヨガと瞑想を科学的に研究している
一般的なヨガは、心身のバランスを整える「フィットネス」の1つとしてすでに広まっているが
これは「フィットネス」が目的ではない
あらゆる方向に枝分かれしていく中、時の流れとともに本質的部分が失われてしまっている
「ラージャ・ヨガ」の真の目的は、スピリチュアルなレベルの心が健やかになること
●自分の問題を自分で解決できるようになる
「ここにいるだけで幸せ 自分でいるのが嬉しい」状態
ヨガで身体をゆるめて願い事をするだけ
<基本の流れ>
1.リラックス:シャヴァ・アーサナ
2.緊張:ガス抜きのポーズ
3.リラックス:シャヴァ・アーサナ
4.緊張:魚のポーズ(こういうの逆流性食道炎にはキツイんだよね
5.リラックス:シャヴァ・アーサナ
6.緊張:ヨーガ・ムドラー
7.リラックス:安楽座のポーズ(かかとを股関節にひきつける 指は輪か開く
8.緊張:猫のポーズ(2ラウンドしたら床にうつぶせ
9.リラックス:ワニのポーズ(これも私はなぜかリラックスできない
10.緊張:コブラのポーズ(これもそんなに反れない ヒジを床につけたままでもよい
11.リラックス:ワニのポーズ
12.スーパーリラックス:シャヴァ・アーサナ(鼻で自然呼吸)&願望の種まき
●アーサナは、緊張&リラックスのサイクルの繰り返しが基本
人の全身の働きをつかさどるのは「自律神経」
多忙な現代人は「視床下部」が過敏で、すぐに「交感神経」が過剰に反応してしまう
「緊張」が強いと血行が悪くなり、呼吸が浅くなり、肩こり、頭痛などの症状としてあらわれる
人生の質を決めるのは「副交感神経」
アーサナのやりすぎはNG
筋肉疲労の乳酸がたまり疲れる
「エクササイズ」は動的、アーサナは静的
見分ける方法は、ヨガ後に飲食、サプリなど、なにか補う必要があればエネルギーを消耗しているということ
アスリートでないかぎり、スポーツ、エクササイズは「汗をかいて爽快!」くらいにしておく
●ジョセフ・マーフィー博士
『眠りながら成功する』などの著者
「心の中のどこにも争いがなくなれば、あなたの願望は叶う」と断言している
釈迦は「肉体は魂を目覚めさせる尊い乗り物」
伝統ヨガの聖者は「肉体は魂へと通じる門」と説いている
現代人は、時間に追われ、PC、スマホなどを使い、左脳ばかり働かせている
心は意識を向けたものについていく性質があるため、ストレスがたまる
引き寄せヨガのポイントは「意識化」
緊張&リラックスしている自分を眺めながら行うこと
「エステ」「マッサージ」「岩盤浴」などは、気持ちいいと思っても
筋電図で測ると筋肉の緊張は続いている
身体をゆるめる
「筋紡錘」が筋肉の緊張を調節
「闘争・逃走反応」
本能的な働き 外から刺激が加わると、筋紡錘が反応し、交感神経が優位になり緊張状態になる
(パニ障の仕組みじゃん
現代人の敵は、職場の嫌な上司や同僚、ノルマ、家族、金銭問題などなど
ずっと緊張状態だと限界がきて、さまざまな病気になる
「スーパーリラックス」
引き寄せヨガは、緊張スイッチが完全OFFに近いところまでいく
アルファ波よりも深い、シータ波の瞑想状態
「ホットヨガ」
自律神経は、温度・湿度に敏感 インドでもわざわざ日中の暑い時にアーサナをする行者はいない
エクササイズ系のヨガをしている人は、どれだけ自分が緊張しているか気づいていない
汗をドバーとかくと「運動した!」という達成感があるが、専門的には「失体感・失感情」という
自律神経のバランスが乱れ、センサーが鈍くなっているのかも
●身体と心はつながっている 「心身相関」
トーマス・ハンナ:「ハンナソマティクス」というメソッドを開発
心が怒っていると、身体も怒っている
もし、アレルギー、頭痛など慢性的な持病があるなら、心を静かにするだけで症状が改善、治癒する可能性もある
ヨガは身体を柔らかくするのが目的ではない
ヨガは、姿勢がまっすぐ伸び、女性らしいシルエットのしなやかな筋肉がつく
フィギュアスケート選手などは、身体が柔らかいが、本番で緊張して思うような演技が出来なくなってしまうのは、
身体をゆるめることができないから
逆に、筋肉を使わないヨガだと、身体を老化させる可能性がある
言葉は意識を変えるには有効だが万能ではない
願望の種まき「顕在意識」「潜在意識」
「顕在意識」
日常で認識できる 私たちはいつも「顕在意識」とベッタリ暮らしている
「潜在意識」
私たちの命を支え、宇宙とつながる
本気で「こうしたい」という願いを叶える
「前意識」
「顕在意識」「潜在意識」の境目
リラックスしている時 寝入りばなのうつらうつらする感じに近い
引き寄せの準備ができたら、理想の姿をイメージしながら「アファメーション(宣言文)」を唱えると効果的
(これも随分前からやってるぞ→here
遠慮は美徳のように思われがちだが、裏を返せば「どうせ叶いっこない」という諦めや、
「私なんか」というマイナスのエゴにすぎない
あなたは好きなものを好きなだけ望んでもいい
ポイントは、あなたが本当に望んでいるかどうか
日ごろからありのままの自分を受け止めて、心の声に耳をむける習慣をつける
「願望」と「妄想」は違う
「妄想」は現実的に絶対ありえないことを、あたかもあるかのように妄信すること
願望が潜在意識に届きやすい人、届きにくい人がいる
届きにくい人の例:
「効くはずない」という頑固な思い込みがある
「私なんて」と自己否定している
「私はこんなもの」と自己評価が低い
頑張りすぎてストレスが強い人
楽しいことを素直に喜べない人
これらは、心の深いところで「自分が嫌い」で認められない
一生懸命になりすぎて、願望が「執着」に変わる悪循環
↓
いったん引き寄せは忘れて、ヨガをすればいい
幸せホルモン「セロトニン」が分泌され、心身に余裕ができ、ストレスを分解する
**********実践編
<準備>
服装:締め付けないもの
静かな場所 ヨガマット、バスタオルを敷く
夕方~夜だと睡眠の質が上がる
目は閉じたまま
鼻呼吸
<基本の流れ>(前述
「願望の種まき」
視床下部がお休み状態、潜在意識の入り口が開くので
願望をイメージして、「アファメーション(宣言文)」を唱える
「アファメーション(宣言文)」
願望形:叶ってほしい
過去形:叶いました
進行形:叶いつつあります
決意形:叶えます など
現在進行形か、決意形がオススメ
願望形だと、願っている状態が実現してしまう(『神との対話』にも書いてあったね
過去形だと、どこかで否定する気持ちが働いてしまう可能性がある
ポイント
・どういうプロセスで叶うか一切考えない
・子守唄のようにゆっくり繰り返す
●ヨガの格言「この世は心の合わせ鏡」
自分の心の中のイメージが現実を作っているという教え(スピリチュアルと同じだ
単に「お金が欲しい」ではなく、使う楽しさ、美しいものに触れる素晴らしさ、
好きなことにチャレンジできる幸せ、世の中の役に立てる喜びなどを具体的にイメージするとよい
願いが叶った自分の姿を、感謝とともに実感できるまで何度もイメージする
感謝できる人の願いは叶うのが「宇宙の法則」
ショートバージョン~多忙な人、慣れていない人のために
「面倒臭い」という理由でやると効果半減 “面倒臭いこと”が実現されてしまう
1.リラックス:シャヴァ・アーサナ
2.緊張:ガス抜きのポーズ
3.リラックス:シャヴァ・アーサナ
4.コブラのポーズ
5.リラックス:ワニのポーズ
6.スーパーリラックス:シャヴァ・アーサナ&願望の種まき
●呼吸法
肉体レベルから入り、「プラーナ(気)」のエネルギーをコントロールするため
アーサナよりも、自律神経を一瞬で変化させる力がある
「アグニ・プラサーラナ」火の呼吸
交感神経が活性化 心拍数が上がる 有酸素運動効果がある
(これってパニ障にとっては過呼吸状態になるから、暴露療法に近いんだよなあ
「スカ・プラーナーヤーマ」
鼻からゆっくり吸い、2倍の時間をかけて吐く
ネガティブな感情を抑え、副交感神経が活発になり、免疫力が高まると医学的に確認されている
「プラーマリー」脳の緊張をとる呼吸
「ん~~~~」とハミングしながら吐く 軽く奥歯を噛み合わせるとよい
(ジムでやった歌いながらやるヨガとは違うのかな?w
「ウジャーイー」感情をコントロールする呼吸
ノドで「くーーーーー」と空気の摩擦を感じながら吐く
(ヨガのトレーナーさんは、こういう音が出るんだよね
●瞑想
呼吸法、アーサナよりさらに潜在意識につながる
静かな場所で、上体の姿勢をよくして座る
「フォーカス・アテンション瞑想」
「オープン・モニタリング瞑想」
●「ヨーガ・ニドラー」(セルフ誘導瞑想)
身体を右足、左足、腰、背中、肩、胸、下腹部、腕、首、顔、などの順番にゆるめていく
ゆるめにくいところがあっても厳密でなくてよい
「○○はゆるんでいる」と素直に思うことが大事
「あ~~~~~~~~~~」と声を出しながら吐ききるだけでも副交感神経が活発になりリラックスする
全身がゆるんだら、意識を体から抜け出させて、天井から自分の肉体を見る
さらに建物を抜け、空、宇宙に浮かんでいるのを感じる
本来の心地よい気分、無限の力に満たされ、完全な自由と歓喜に包まれる
その至福のまま意識をおろし、肉体に戻す
「アファメーション」を繰り返す
<Q&A>
Q:引き寄せたいことがたくさんある
プログラムを増やす必要はない
Q:どれくらいで効果が出る?
始めてすぐ小さなシンクロが起き始める
それを大切に受け止めると、1~3ヶ月くらいで引き寄せが始まる
あなたにとって最高最善の結果が、最高最善のタイミングで起きる
Q:途中で寝てしまう
リラックスが苦手な人は、心身の浄化の段階で眠くなる
普段使わない副交感神経が働いているため
寝てしまっても構わない 自分のペースで
Q:ヨガと一緒にやるおすすめの運動は?
ウォーキングは、脳の栄養剤「ベータエンドルフィン」+幸せホルモン「セロトニン」が増える
身体が動きやすい夕方だとダイエット効果もある
●自分が好きって言えますか?
引き寄せ力は、幸せな気分をキープしつづける力でもある
幸せな気分が「幸せなあなた」を引き寄せる
なので、自分が嫌いな人は幸せになれない
ヨガで欠点を直して自分を好きになろう!という話ではない
常にSNSで「私、今○○してまーす!」と1日に何度も投稿する人がいる
周りから見ると「自分大好き人間」に見えるが、心の奥底では
愛に飢える子どものように「常に誰かに認めてもらいたい」という不安でいっぱいなことに
気づいていないケースが多く、「もっと私を見て!」「褒めて!」とエスカレートしてしまう
もし、今、あなたが自分を嫌いでも、繰り返しヨガでゆるめると、
ありのままの自分を受け入れられるようになり、自分が好きになる
↓
自分が好きになると、さらにリラックスする
この良い循環に入れば、いつも心が健やかで、何が起こっても感謝の気持ちで
「これでいいんだ」と思える自分に気づく
↓
よく見せようとカッコつけたり、デキル人に見せようと背伸びしたりする必要がなくなる
<ヨガのルーツ>
●ヨガの根本経典『ヨーガ・スートラ』が元祖引き寄せ本
「宇宙の法則(ダルマ)」に従った生き方のヒントが満載
ヨガはもともと口伝で受け継がれてきた
約2300年前(紀元前4C頃)、パタンジャリが最初に体系的にまとめ、
紀元後4~5Cにかけて、今の『ヨーガ・スートラ』(インド最古の文献)となったといわれる
●『ヨーガ・スートラ』より前に書かれた『ヴェーダ聖典』
神からのメッセージをそのまま書き留めたものといわれる智慧
●『ヨーガ・スートラ』は、シュローカという195行の詩からなる格言集
4章に分かれ、第2章に修行の内容がシンプルに書かれている
それを整理したのが『アシュタンガ』=ヨガにおける8つのステップ「八支則」
これに従って修行する伝統的なヨガを『ラージャ・ヨガ』と呼んでいた
S.K.パタビジョイス氏のパワーヨガ系の『アシュタンガ・ヨガ』とは別
●ヨガにおける8つのステップ「八支則」
1.ヤーマ(禁止事項)
2.ニヤーマ(お勧め事項)
3.アーサナ
4.プラーナーヤーマ(呼吸)
5.プラティヤーハーラ(感覚の制御法)
6.ダーラナ(疑念 集中)
7.ディヤーナ(静慮 瞑想)
8.サマーディ(三昧 悟りの境地 神・宇宙との一体化)
「ギヤーナ・ヨガ」(知性のヨガ)
左脳で論理的に物事の本質を悟る修行の1つ
ヨガの本来の目的は、瞑想を深め、神さま(潜在意識)とつながるため
「至福」無条件の幸福感
●『ヨーガ・スートラ』の第3章『ヴィブーティ・パーダ』
「ヴィブーティ」神からの恵み
ヨガ行者が神から恵まれるのは「シッディ(神通力)」
最近、瞑想はビジネスマンのストレスマネージメントや、
アスリートのメンタルトレーニングにも取り入れられている
『ヨーガ・スートラ』に、アーサナはたった3行しか書かれていない
ヨガといえばアーサナと思う人が多いが195行中の3行
「安定した快適な状態で座り、身体をゆるめて心を解放しなさい そうすればアーサナに熟達できますよ」
具体的には、「足を組んで座ること」だけ
太陽礼拝も、ヘッドスタンドも、英雄のポーズもなし
今日の柔軟に曲げるポーズは、『ヨーガ・スートラ』から1000年以上後の「ハタヨガ」が基礎
そこから徐々に「いかにポーズをとるか」「身体が柔らかいほうがいい」となっていき、
欧米人の介入でビジネス化し、システマチックでエクササイズ的なヨガが広まった
(欧米人の金儲け主義
最近、インドの若い女性の間では「本場NYのヨガをはじめたの」とはしゃぐ人もいるそう
日々の心がけ
もともと『ヨーガ・スートラ』は信仰が目的の修行
8つのステップのうち、1.と2.がカギ
1.ヤーマ(禁止事項)
非暴力、正直、盗まない、禁欲、物欲にとらわれない
2.ニヤーマ(お勧め事項)
清浄、贅沢をしない、努力、学習、帰依
例:
「言葉の暴力」悪口、愚痴
「思いの暴力」妬み、恨み、ウソ、執着、依存
遅刻:人の時間を盗む
笑顔がない、挨拶しない、生活が不規則 など
健全なライバル心はプラスのエネルギー
「掃除」は心の整理整頓にも役立つ
『断捨離』の著者・やましたひでこさんも、もとはヨガの先生で、高野山の宿坊に泊まったのがきっかけで書いた/驚
自分を好きになる習慣
非暴力:思いやり
利他:相手を思う行動
感謝
●相手に向けたものは、そのまますべて自分に返る
神さま(潜在意識)の世界には主語がない→「個」がないため
注意すべきは、まず「自分に対する暴力」を即刻やめる
「ダメな自分」と思っているなど、いろんな自分をすべて許し、裁かない
「人間万事塞翁が馬」
目先のことに一喜一憂しない
宇宙は愛のエネルギーに満ちていて「真善美」しかない
●「タパス」(苦行 自分を鍛錬する)
ちょっとした疲れ程度で放棄しないこと
これらすべてをすぐにやらずとも、まずは1つからでもよい
小さな積み重ねが大事 「継続は力なり」
●「カルマの法則」
自分で蒔いた種は、自分で刈り取るの意味 何事もやり過ぎは禁物
人から言われて強制されるものでもない 自発的なタパス
・ムリはしない
・ムリなく続けられるまで習慣化する
「身口意」が基本
「身」行為、「口」言葉、「意」思い、すべてで実践する
行為や言葉がプラスでも、心の中がマイナスだと、引き寄せられるのはマイナスの現実
悔しかった時、「私は悔しいんだ」と気持ちを素直に受け止めると
相手に向いていた意識が、自分に向けられ、客観的に眺めることができる
「人間馬車説」
馬:五感
手綱:喜怒哀楽の感情
五感が外の世界に振り回されないよう、感情スイッチが入りそうな時は
対象との間にスペースをつくり、客観視し、自分の気持ちに素直になる
ダメなところを蒸し返してばかりいると、負のループにハマる
自律神経は神さまの通り道
「神経」は、文字通り、神さまのエネルギーが流れる経路(
我慢したり、ムリしている人は、いつも心身が緊張している
どんどん疲れて、体が重く、やる気が出ない、朝起きられない、会社に行きたくない・・・となる
やる気が起きない状態でいくら願望を唱えても叶わない
↓
外側に向いている意識を、内側に向ける
●「カルマ・ヨガ」(行為のヨガの修行)
目の前のことを淡々とこなす(作務みたいなものか?
無私の奉仕に一生を捧げたマザー・テレサは、「カルマ・ヨガ」の達人といえる
結果への執着を捨て、見返りを求めず、目の前のことにベストを尽くす
「人事を尽くして天命を待つ」こと
「徳積み」は、誰かを幸せな気分にしてあげること
(この辺の、仕事を言われたまま、笑顔でこなせっていうくだりは、
今の長時間労働、過労の時代には、誤解を生みかねないと思った
ストレス
「ストレスは身体に悪い」と思う人に対して、ストレスはマイナスに働き
「ストレスは身体に良い」と思う人に対して、ストレスはプラスに働くことが研究で分かった
→「心の在りよう」
(ストレス耐性に強い人とも言えるな
でも、最近、同じことを考えていた
例えば、「1日3食たべなきゃ体に悪い」と信じていたら、ほんとにそうなるとか
科学も、医療も日進月歩 ある時はこれがいいと言い、数年経つと逆がいいと言ったり
結局、思い+体が一致していれば、ストレスにはならないってことだ
●瞑想の本質は心静かに眺めること
コントロールを極めると、本当の意味で自由になれる
自制心のない「勝手気まま」とは違う
瞑想の最終目的は「解脱」といわれる「大悟」の境地
それは、小さな悟り「小悟」の積み重ねで達成される
どんな時も、心が巻き込まれない状態でいられること
(「マインドフルネス」にも通じるね
「マシュマロ実験」
1972年 心理学者ウォルター・ミシェルが行った
実験の結果、就学前における自制心の有無は、さらなる追跡調査で、生涯にわたって継続することが分かった
(これは、子どもにガマンさせろってこと?
良いと悪いは表と裏
しあわせには「条件付きのハピネス」と「無条件の至福」がある
「条件付きのハピネス」
例:宝くじが大当たりして、逆に人生が狂ってしまった など
「福転じて災いとなす」
心が外の事象に振り回されている状態
心が「お金」と結びついていると、「お金」がある時は幸せで、ないと不幸になる
この場合、幸せは、すべて外側の条件次第
●「無条件の至福」
とても深くて静かな幸せ 自分の内側に意識を向ける練習から始めるとよい
心静かな幸福感は一番パワフルな状態
執着を手放し、いいことも、悪いことも「これでよいのだ」が理想(バカボンのパパ!
映画『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』@ポレポレ東中野(5/3 火・祝)
『愛とは、怖れを手ばなすこと』(サンマーク文庫)
ヨガでいう「二極の対立」
良い悪い、勝ち負け、優劣、損得は背中合わせの関係
喜怒哀楽も、すべて「感情の波」
心がいつも平和な状態が、現実世界をつくり出し、周りはいつも静かで平和になる
波乱万丈の人生に憧れたり、悲劇のヒロインタイプは、「感情の波」が激しく、
コントロールできないため、周りの出来事に翻弄されている
それは周りのせいではなく、自分が無意識に求めていたり、悲劇のシナリオを書いている
人生のシナリオは、自分の手で書き換えられる
みんなすでに現実を引き寄せている
「引き寄せの法則」は、常に働いている
あなたの人生は、あなたの思考が引き寄せられて現実化したもの
その意味で、願望はすでに叶っている
もし、今の人生に不満があるなら、無意識にマイナスの波動を出しているから
「人間五蔵説」
ヨガには、私たちは5つのエネルギーで構成されているという考え方がある
「食物鞘」(肉体・五感)もっとも粗いエネルギーの層
「意思鞘」(喜怒哀楽 「条件付きのハピネス」)
魂にもっとも近いのは「歓喜鞘」(「無条件の至福」)
至福に包まれると、美しいものは美しい、嬉しいことは嬉しい、悲しいことは悲しいと素直に感じ、
まわりの環境に左右されないぶん、対象に対して、繊細に向き合える
ヨガと瞑想で脳の形が変わる
脳科学分野でも、ヨガと瞑想の効果が実証されはじめている
不安・悲しみをつかさどるのは「扁桃体」(出た!
「扁桃体」をコントロールしているのは「DLPFC」(あ、これ見たぞ
「新・瞑想法“マインドフルネス”で脳を改善!@サイエンスZERO
例:
以前、激しい腰痛を経験した人は、痛みを恐れて暮らしていると
「DLPFC」機能が低下して、脳が架空の痛みを生み出す(不定愁訴か?
前向きな言葉を使うと「dlPFC」は元気になる
専門的には「認知行動療法」(出た!)、カウンセリングで訓練すると活性化が可能
●アジュナ・チャクラ「第三の目」=「DMPFC」
前頭葉の中央に「DMPFC」(前頭前野背内側部)がある
客観視する習慣を続けると、前頭葉の血流が増え、「DMPFC」が鍛えらる
ヨガ・瞑想の達人の脳は、ニューロン(神経細胞)が増えて、「DMPFC」が厚い
そこで前向きな言葉を使うと、ネガティヴな考えにとらわれなくなる
●「言霊」(マントラ)
斎藤一人さん(銀座日本漢方研究所の創業者)が著書ですすめているのは
「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「愛している」「大好き」「ありがとう」「ツイてる」「感謝します」「許します」
「ビージャ・マントラ」
短い音節の種子マントラ チャクラの活性化に使う
●「サットヴァ」
ヨガは競争・比較ではなく、ヨガの世界では、心を「エネルギーの質」で見る
本書では、山奥の「リトリート(隠れ家?)」に誘うようなことは一切ない
より引き寄せ上手になるには「心にサットヴァのエネルギーを増やす」こと
「サットヴァ」
純粋、穏やか、喜び、愛に満ちたエネルギー
みんな持っているが、「ラジャス」(騒がしいエネルギー)や
「タマス」(怠惰なエネルギー)も共存している
「サットヴァ」を増やして「サトヴィック」の状態は、ヨガの真の目的
二極の対立に左右されない、別次元のエネルギーで、心が惑わされず、生き方がシンプルになる
「快・不快」に気づく
幸せな気分の邪魔になるものを、自然と回避できる
自分も他人も大切にできるので、むやみに人脈づくりに励んだりしなくてもよくなる
ふと気づくと、ややこしいことが起こらなくなり、面倒な人は離れていく
自分の小さなエゴが消える
悟り、解脱は、すべてから自由な状態
「サットヴァ」を増やすのはヨガと瞑想
「太陽礼拝のポーズ」(やっとここで出るのか てか、そんなに大事だったんだ/驚
起床直後、1日のはじまりを宇宙に感謝し、一体感を感じて行う
呼吸に合わせ、各1ラウンド行い、その日の気分、体調などをチェック
「はじまりのマントラ」
「おわりのマントラ」
「ソーハム瞑想」
「ソー」で神さまのエネルギーを受け取り、「ハム」でエネルギーをお返しするイメージ
「プラーナ」(神のエネルギー 生気)を取り込む
「彼=我」「神=私」を意味する
夜就寝前、起きて「太陽礼拝」後にやるとよい
15分からはじめて徐々に伸ばす 卓越すると1時間あっという間/驚
私たちはエネルギーの海に暮らす魚のような存在
「サットヴァ」は、回数、テクニック、ノウハウだけでは増やせない
必要以上に繰り返す人が必ずいるが、それは落とし穴
スピード、効率、量に意識を向けない、「やらなければ」という義務感も
近道を探さず、遠回りを避ける
神さまがチェックしているのは、あなたの自分を信じる力だけ
私たちの正体は魂 神さまの一部
「ペルソナ」
人はそれぞれ社会的な顔を持つ 例:会社員、妻、母
それは本当の自分ではない
「アートマン」
すべて取り去って最後に残るもの
ヨガでは、魂は「アートマン」(内なる神)or「ハイヤーセルフ」と呼ぶ
●「バクティ・ヨガ(信愛のヨガ)」=「不二一元(ふにいちげん)」
外の神と内の神は同じ1つのもの
8Cにシャンカラ(インドの思想家)が確立したヨガの基本的考え
意識を内に向けて瞑想し、アートマンにつながれば、外の神「ブラフマン」にもつながる
いつも神さまと一緒の感覚で生活(共同創造作業)すること
あなたを観ている神さまは、あなた自身
例:「良心が痛む」「良心の呵責」
「観るもの」と「観られるもの」
●「無智」がすべての苦しみの根源
勉強が足りないことではなく、自分でないものを、自分だと勘違いしているという意味
自身の中に内なる神がいると気がつけば、苦しみはなくなる
●“いまここ”の流れに委ねてベストを尽くす
特別なことをするのではなく、笑顔で返事をして、目の前のやるべきことにベストを尽くす
細かいプロセス、失敗を気にしない
すべて神さまの粋なはからいで「シンクロニシティ」がどんどん舞い込む
そして、そうした1人ひとりが集まった集合体が「社会」だから
結果、思い通りに社会が動く
宇宙は完璧 あなたも完璧 起きることはすべて最高最善 神さまからのプレゼント
ヨガで女神になる
自身の肉体が神殿、その中に神さまがいる
頭でなく、身体を通して体験すると、信じることに理屈はいらなくなる
本当にスピリチュアルな人は、いつも快活、ムリがなく、愛をベースに考え、行動できる、女神のような存在
宇宙の愛は無限 むしろ、受け取るほど、さらに増えていくのが「宇宙の法則」(いいシステム
「引き寄せヨガ」は愛なくしては完結しない
愛や喜びのために、非凡なことを成し遂げ、自分は特別だと証明する必要もない
ヨガと瞑想で心身をリラックスさせ、居心地のよい自分と親密な関係を築くことから始める
すべてはつながっています
あなたの意識が変われば、周りも変わります
マザー・テレサ:
最後に振り返ると、あなたにも分かるはずです
すべては、あなたと“あなたの中の神”との間のことで、
あなたと他の人との間のことであったことは一度もなかったのです
【著者あとがき 内容抜粋メモ】
私(皇村祐己子)がヨガに出逢ったのは20代はじめ
病弱で、健康になるために始めたのがきっかけ
丈夫になるだけでなく、劇的に人生が好転する人がいることに気づきフシギに思った
旅先で立ち寄った本屋さんで偶然見つけたのがマーフィー博士の本
そこでこれまで漠然と考えていたことの答えが分かった
ヨガの教えが「引き寄せの法則」だと
ヨガ5000年の教えは、高度に完成された非常に奥が深いものです
(あ、途中でジムやめちゃった
あなたの身体は宇宙のアンテナです
いつの時代も本物はシンプル
今回、日本の精神世界の第一人者・山川紘矢・亜希子夫妻が帯に推奨文を書いてくださいました
お2人とは「地球シフトの日」と言われた2012年12月23日にお逢いし、
私たちのヨガ教室「目覚めのためのスピリチュアル・ヨガ」が誕生しました
ヒマラヤの聖者、私たちのお師匠である大覚者、故スワミ・ヨーゲシヴァラナンダさまにも
心からの敬意と感謝を捧げます
<体験談>
本書に載っている著者紹介、「引き寄せヨガ体験談」はHPにもある
サポートしている選手たちが、続々表彰台に!
鈴木颯人(はやと)さん(30代)スポーツメンタルコーチ
「スポーツの世界では極限の集中状態を“ゾーン”と呼びます
仏教の“無礙(むげ)”にも興味をもった・・・」
アトピーが治った
「脱ステ」(ステロイド剤をやめる)の辛い状況を経ずに治った
30代会社員
「クラスで先生の言う“自分自身の心の状態を常に客観的に観る
あるがままの状態を観ることが大切”を実践すると
ストレスの原因は、自分が被害者という観点から常に物事をとらえていたと分かった」
40代 僧侶
「これまで自分は、すべて“人からどう思われたいか”がベースにあったが、結果や評価に執着しなくなった」
パニ障が治った人もいる/驚
【ブログ内関連記事】
『こころを鍛える 絵とき インド』(講談社)
「ヴィパッサナー瞑想」ほか
皇村祐己子、皇村昌季/著
図書館で本を返していた時に、カウンター横の棚にあった本に目がいった
気になって、すぐに予約したのが去年の8月頃
その時点ですでに十数件予約が入っていて、やっと今回手元に届いた!
私の後にもまた十数件予約が入っていて焦る
実は、似たタイトルの本(たぶん同じ著者)を去年他館から借りたんだけど
結局読めないまま返してしまった
2016年2月の初版で、5月に第4刷って早いな/驚
ヨガが流行っていることと、“願い事がどんどん叶う”てキャッチーな副題が雑誌みたいで目を惹くのかも
今“引き寄せブーム”とは知らなかった そーなの?
このイラスト(KINUEさん)も以前見たことあるような・・・?
『どんな人にも必ずできる ちいさなヨガ』(保健同人社)
調べたら、田渕周平 (イラスト) だって 違った
最近はもっぱら絵本ばかり読んでいて、長い文章になると集中できなくなってしまっているけれども、とにかく読みやすい
「この石を買えば運気が急にアップします」と同じテンションでずっと書かれていても
ルーツをたどる章もあって、最終的には奥深い世界に誘い込まれる
ヨガは私も体験して、その効果が分かっているだけに、興味深い1冊
本文に出てくる「ラージャ・ヨガ」もなんか聞いた覚えが・・・?と思ってブログ内検索したら出てきたし
ジム4月5回目(2016.4.25)
『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』(ネタバレ注意)@渋谷アップリンク(2016.11.22)
“類は友を呼ぶ”的な引き寄せる力は、スピリチュアルの「宇宙の法則」と同じ
真理の根源は共通で、それは愛・自由・至福すべてとつながるのは、当然といえば当然のこと
【内容抜粋メモ】
「愛の矢で射られた者だけが、愛の力を知るのです」(マハトマ・ガンディ)
(Only he who is smitten with the arrows of love, knows its power.)
●ルーツは「ラージャ・ヨガ」(ヒマラヤの伝統ヨガ)
引き寄せヨガは、健康で、美しくなりながら、願いを叶えるヨガ
ヨガ5000年の教えを、正しく、現代的にアレンジして、夫婦で教えている
夫は医学研究者として脳の働きや自律神経との関係など、ヨガと瞑想を科学的に研究している
一般的なヨガは、心身のバランスを整える「フィットネス」の1つとしてすでに広まっているが
これは「フィットネス」が目的ではない
あらゆる方向に枝分かれしていく中、時の流れとともに本質的部分が失われてしまっている
「ラージャ・ヨガ」の真の目的は、スピリチュアルなレベルの心が健やかになること
●自分の問題を自分で解決できるようになる
「ここにいるだけで幸せ 自分でいるのが嬉しい」状態
ヨガで身体をゆるめて願い事をするだけ
<基本の流れ>
1.リラックス:シャヴァ・アーサナ
2.緊張:ガス抜きのポーズ
3.リラックス:シャヴァ・アーサナ
4.緊張:魚のポーズ(こういうの逆流性食道炎にはキツイんだよね
5.リラックス:シャヴァ・アーサナ
6.緊張:ヨーガ・ムドラー
7.リラックス:安楽座のポーズ(かかとを股関節にひきつける 指は輪か開く
8.緊張:猫のポーズ(2ラウンドしたら床にうつぶせ
9.リラックス:ワニのポーズ(これも私はなぜかリラックスできない
10.緊張:コブラのポーズ(これもそんなに反れない ヒジを床につけたままでもよい
11.リラックス:ワニのポーズ
12.スーパーリラックス:シャヴァ・アーサナ(鼻で自然呼吸)&願望の種まき
●アーサナは、緊張&リラックスのサイクルの繰り返しが基本
人の全身の働きをつかさどるのは「自律神経」
多忙な現代人は「視床下部」が過敏で、すぐに「交感神経」が過剰に反応してしまう
「緊張」が強いと血行が悪くなり、呼吸が浅くなり、肩こり、頭痛などの症状としてあらわれる
人生の質を決めるのは「副交感神経」
アーサナのやりすぎはNG
筋肉疲労の乳酸がたまり疲れる
「エクササイズ」は動的、アーサナは静的
見分ける方法は、ヨガ後に飲食、サプリなど、なにか補う必要があればエネルギーを消耗しているということ
アスリートでないかぎり、スポーツ、エクササイズは「汗をかいて爽快!」くらいにしておく
●ジョセフ・マーフィー博士
『眠りながら成功する』などの著者
「心の中のどこにも争いがなくなれば、あなたの願望は叶う」と断言している
釈迦は「肉体は魂を目覚めさせる尊い乗り物」
伝統ヨガの聖者は「肉体は魂へと通じる門」と説いている
現代人は、時間に追われ、PC、スマホなどを使い、左脳ばかり働かせている
心は意識を向けたものについていく性質があるため、ストレスがたまる
引き寄せヨガのポイントは「意識化」
緊張&リラックスしている自分を眺めながら行うこと
「エステ」「マッサージ」「岩盤浴」などは、気持ちいいと思っても
筋電図で測ると筋肉の緊張は続いている
身体をゆるめる
「筋紡錘」が筋肉の緊張を調節
「闘争・逃走反応」
本能的な働き 外から刺激が加わると、筋紡錘が反応し、交感神経が優位になり緊張状態になる
(パニ障の仕組みじゃん
現代人の敵は、職場の嫌な上司や同僚、ノルマ、家族、金銭問題などなど
ずっと緊張状態だと限界がきて、さまざまな病気になる
「スーパーリラックス」
引き寄せヨガは、緊張スイッチが完全OFFに近いところまでいく
アルファ波よりも深い、シータ波の瞑想状態
「ホットヨガ」
自律神経は、温度・湿度に敏感 インドでもわざわざ日中の暑い時にアーサナをする行者はいない
エクササイズ系のヨガをしている人は、どれだけ自分が緊張しているか気づいていない
汗をドバーとかくと「運動した!」という達成感があるが、専門的には「失体感・失感情」という
自律神経のバランスが乱れ、センサーが鈍くなっているのかも
●身体と心はつながっている 「心身相関」
トーマス・ハンナ:「ハンナソマティクス」というメソッドを開発
心が怒っていると、身体も怒っている
もし、アレルギー、頭痛など慢性的な持病があるなら、心を静かにするだけで症状が改善、治癒する可能性もある
ヨガは身体を柔らかくするのが目的ではない
ヨガは、姿勢がまっすぐ伸び、女性らしいシルエットのしなやかな筋肉がつく
フィギュアスケート選手などは、身体が柔らかいが、本番で緊張して思うような演技が出来なくなってしまうのは、
身体をゆるめることができないから
逆に、筋肉を使わないヨガだと、身体を老化させる可能性がある
言葉は意識を変えるには有効だが万能ではない
願望の種まき「顕在意識」「潜在意識」
「顕在意識」
日常で認識できる 私たちはいつも「顕在意識」とベッタリ暮らしている
「潜在意識」
私たちの命を支え、宇宙とつながる
本気で「こうしたい」という願いを叶える
「前意識」
「顕在意識」「潜在意識」の境目
リラックスしている時 寝入りばなのうつらうつらする感じに近い
引き寄せの準備ができたら、理想の姿をイメージしながら「アファメーション(宣言文)」を唱えると効果的
(これも随分前からやってるぞ→here
遠慮は美徳のように思われがちだが、裏を返せば「どうせ叶いっこない」という諦めや、
「私なんか」というマイナスのエゴにすぎない
あなたは好きなものを好きなだけ望んでもいい
ポイントは、あなたが本当に望んでいるかどうか
日ごろからありのままの自分を受け止めて、心の声に耳をむける習慣をつける
「願望」と「妄想」は違う
「妄想」は現実的に絶対ありえないことを、あたかもあるかのように妄信すること
願望が潜在意識に届きやすい人、届きにくい人がいる
届きにくい人の例:
「効くはずない」という頑固な思い込みがある
「私なんて」と自己否定している
「私はこんなもの」と自己評価が低い
頑張りすぎてストレスが強い人
楽しいことを素直に喜べない人
これらは、心の深いところで「自分が嫌い」で認められない
一生懸命になりすぎて、願望が「執着」に変わる悪循環
↓
いったん引き寄せは忘れて、ヨガをすればいい
幸せホルモン「セロトニン」が分泌され、心身に余裕ができ、ストレスを分解する
**********実践編
<準備>
服装:締め付けないもの
静かな場所 ヨガマット、バスタオルを敷く
夕方~夜だと睡眠の質が上がる
目は閉じたまま
鼻呼吸
<基本の流れ>(前述
「願望の種まき」
視床下部がお休み状態、潜在意識の入り口が開くので
願望をイメージして、「アファメーション(宣言文)」を唱える
「アファメーション(宣言文)」
願望形:叶ってほしい
過去形:叶いました
進行形:叶いつつあります
決意形:叶えます など
現在進行形か、決意形がオススメ
願望形だと、願っている状態が実現してしまう(『神との対話』にも書いてあったね
過去形だと、どこかで否定する気持ちが働いてしまう可能性がある
ポイント
・どういうプロセスで叶うか一切考えない
・子守唄のようにゆっくり繰り返す
●ヨガの格言「この世は心の合わせ鏡」
自分の心の中のイメージが現実を作っているという教え(スピリチュアルと同じだ
単に「お金が欲しい」ではなく、使う楽しさ、美しいものに触れる素晴らしさ、
好きなことにチャレンジできる幸せ、世の中の役に立てる喜びなどを具体的にイメージするとよい
願いが叶った自分の姿を、感謝とともに実感できるまで何度もイメージする
感謝できる人の願いは叶うのが「宇宙の法則」
ショートバージョン~多忙な人、慣れていない人のために
「面倒臭い」という理由でやると効果半減 “面倒臭いこと”が実現されてしまう
1.リラックス:シャヴァ・アーサナ
2.緊張:ガス抜きのポーズ
3.リラックス:シャヴァ・アーサナ
4.コブラのポーズ
5.リラックス:ワニのポーズ
6.スーパーリラックス:シャヴァ・アーサナ&願望の種まき
●呼吸法
肉体レベルから入り、「プラーナ(気)」のエネルギーをコントロールするため
アーサナよりも、自律神経を一瞬で変化させる力がある
「アグニ・プラサーラナ」火の呼吸
交感神経が活性化 心拍数が上がる 有酸素運動効果がある
(これってパニ障にとっては過呼吸状態になるから、暴露療法に近いんだよなあ
「スカ・プラーナーヤーマ」
鼻からゆっくり吸い、2倍の時間をかけて吐く
ネガティブな感情を抑え、副交感神経が活発になり、免疫力が高まると医学的に確認されている
「プラーマリー」脳の緊張をとる呼吸
「ん~~~~」とハミングしながら吐く 軽く奥歯を噛み合わせるとよい
(ジムでやった歌いながらやるヨガとは違うのかな?w
「ウジャーイー」感情をコントロールする呼吸
ノドで「くーーーーー」と空気の摩擦を感じながら吐く
(ヨガのトレーナーさんは、こういう音が出るんだよね
●瞑想
呼吸法、アーサナよりさらに潜在意識につながる
静かな場所で、上体の姿勢をよくして座る
「フォーカス・アテンション瞑想」
「オープン・モニタリング瞑想」
●「ヨーガ・ニドラー」(セルフ誘導瞑想)
身体を右足、左足、腰、背中、肩、胸、下腹部、腕、首、顔、などの順番にゆるめていく
ゆるめにくいところがあっても厳密でなくてよい
「○○はゆるんでいる」と素直に思うことが大事
「あ~~~~~~~~~~」と声を出しながら吐ききるだけでも副交感神経が活発になりリラックスする
全身がゆるんだら、意識を体から抜け出させて、天井から自分の肉体を見る
さらに建物を抜け、空、宇宙に浮かんでいるのを感じる
本来の心地よい気分、無限の力に満たされ、完全な自由と歓喜に包まれる
その至福のまま意識をおろし、肉体に戻す
「アファメーション」を繰り返す
<Q&A>
Q:引き寄せたいことがたくさんある
プログラムを増やす必要はない
Q:どれくらいで効果が出る?
始めてすぐ小さなシンクロが起き始める
それを大切に受け止めると、1~3ヶ月くらいで引き寄せが始まる
あなたにとって最高最善の結果が、最高最善のタイミングで起きる
Q:途中で寝てしまう
リラックスが苦手な人は、心身の浄化の段階で眠くなる
普段使わない副交感神経が働いているため
寝てしまっても構わない 自分のペースで
Q:ヨガと一緒にやるおすすめの運動は?
ウォーキングは、脳の栄養剤「ベータエンドルフィン」+幸せホルモン「セロトニン」が増える
身体が動きやすい夕方だとダイエット効果もある
●自分が好きって言えますか?
引き寄せ力は、幸せな気分をキープしつづける力でもある
幸せな気分が「幸せなあなた」を引き寄せる
なので、自分が嫌いな人は幸せになれない
ヨガで欠点を直して自分を好きになろう!という話ではない
常にSNSで「私、今○○してまーす!」と1日に何度も投稿する人がいる
周りから見ると「自分大好き人間」に見えるが、心の奥底では
愛に飢える子どものように「常に誰かに認めてもらいたい」という不安でいっぱいなことに
気づいていないケースが多く、「もっと私を見て!」「褒めて!」とエスカレートしてしまう
もし、今、あなたが自分を嫌いでも、繰り返しヨガでゆるめると、
ありのままの自分を受け入れられるようになり、自分が好きになる
↓
自分が好きになると、さらにリラックスする
この良い循環に入れば、いつも心が健やかで、何が起こっても感謝の気持ちで
「これでいいんだ」と思える自分に気づく
↓
よく見せようとカッコつけたり、デキル人に見せようと背伸びしたりする必要がなくなる
<ヨガのルーツ>
●ヨガの根本経典『ヨーガ・スートラ』が元祖引き寄せ本
「宇宙の法則(ダルマ)」に従った生き方のヒントが満載
ヨガはもともと口伝で受け継がれてきた
約2300年前(紀元前4C頃)、パタンジャリが最初に体系的にまとめ、
紀元後4~5Cにかけて、今の『ヨーガ・スートラ』(インド最古の文献)となったといわれる
●『ヨーガ・スートラ』より前に書かれた『ヴェーダ聖典』
神からのメッセージをそのまま書き留めたものといわれる智慧
●『ヨーガ・スートラ』は、シュローカという195行の詩からなる格言集
4章に分かれ、第2章に修行の内容がシンプルに書かれている
それを整理したのが『アシュタンガ』=ヨガにおける8つのステップ「八支則」
これに従って修行する伝統的なヨガを『ラージャ・ヨガ』と呼んでいた
S.K.パタビジョイス氏のパワーヨガ系の『アシュタンガ・ヨガ』とは別
●ヨガにおける8つのステップ「八支則」
1.ヤーマ(禁止事項)
2.ニヤーマ(お勧め事項)
3.アーサナ
4.プラーナーヤーマ(呼吸)
5.プラティヤーハーラ(感覚の制御法)
6.ダーラナ(疑念 集中)
7.ディヤーナ(静慮 瞑想)
8.サマーディ(三昧 悟りの境地 神・宇宙との一体化)
「ギヤーナ・ヨガ」(知性のヨガ)
左脳で論理的に物事の本質を悟る修行の1つ
ヨガの本来の目的は、瞑想を深め、神さま(潜在意識)とつながるため
「至福」無条件の幸福感
●『ヨーガ・スートラ』の第3章『ヴィブーティ・パーダ』
「ヴィブーティ」神からの恵み
ヨガ行者が神から恵まれるのは「シッディ(神通力)」
最近、瞑想はビジネスマンのストレスマネージメントや、
アスリートのメンタルトレーニングにも取り入れられている
『ヨーガ・スートラ』に、アーサナはたった3行しか書かれていない
ヨガといえばアーサナと思う人が多いが195行中の3行
「安定した快適な状態で座り、身体をゆるめて心を解放しなさい そうすればアーサナに熟達できますよ」
具体的には、「足を組んで座ること」だけ
太陽礼拝も、ヘッドスタンドも、英雄のポーズもなし
今日の柔軟に曲げるポーズは、『ヨーガ・スートラ』から1000年以上後の「ハタヨガ」が基礎
そこから徐々に「いかにポーズをとるか」「身体が柔らかいほうがいい」となっていき、
欧米人の介入でビジネス化し、システマチックでエクササイズ的なヨガが広まった
(欧米人の金儲け主義
最近、インドの若い女性の間では「本場NYのヨガをはじめたの」とはしゃぐ人もいるそう
日々の心がけ
もともと『ヨーガ・スートラ』は信仰が目的の修行
8つのステップのうち、1.と2.がカギ
1.ヤーマ(禁止事項)
非暴力、正直、盗まない、禁欲、物欲にとらわれない
2.ニヤーマ(お勧め事項)
清浄、贅沢をしない、努力、学習、帰依
例:
「言葉の暴力」悪口、愚痴
「思いの暴力」妬み、恨み、ウソ、執着、依存
遅刻:人の時間を盗む
笑顔がない、挨拶しない、生活が不規則 など
健全なライバル心はプラスのエネルギー
「掃除」は心の整理整頓にも役立つ
『断捨離』の著者・やましたひでこさんも、もとはヨガの先生で、高野山の宿坊に泊まったのがきっかけで書いた/驚
自分を好きになる習慣
非暴力:思いやり
利他:相手を思う行動
感謝
●相手に向けたものは、そのまますべて自分に返る
神さま(潜在意識)の世界には主語がない→「個」がないため
注意すべきは、まず「自分に対する暴力」を即刻やめる
「ダメな自分」と思っているなど、いろんな自分をすべて許し、裁かない
「人間万事塞翁が馬」
目先のことに一喜一憂しない
宇宙は愛のエネルギーに満ちていて「真善美」しかない
●「タパス」(苦行 自分を鍛錬する)
ちょっとした疲れ程度で放棄しないこと
これらすべてをすぐにやらずとも、まずは1つからでもよい
小さな積み重ねが大事 「継続は力なり」
●「カルマの法則」
自分で蒔いた種は、自分で刈り取るの意味 何事もやり過ぎは禁物
人から言われて強制されるものでもない 自発的なタパス
・ムリはしない
・ムリなく続けられるまで習慣化する
「身口意」が基本
「身」行為、「口」言葉、「意」思い、すべてで実践する
行為や言葉がプラスでも、心の中がマイナスだと、引き寄せられるのはマイナスの現実
悔しかった時、「私は悔しいんだ」と気持ちを素直に受け止めると
相手に向いていた意識が、自分に向けられ、客観的に眺めることができる
「人間馬車説」
馬:五感
手綱:喜怒哀楽の感情
五感が外の世界に振り回されないよう、感情スイッチが入りそうな時は
対象との間にスペースをつくり、客観視し、自分の気持ちに素直になる
ダメなところを蒸し返してばかりいると、負のループにハマる
自律神経は神さまの通り道
「神経」は、文字通り、神さまのエネルギーが流れる経路(
我慢したり、ムリしている人は、いつも心身が緊張している
どんどん疲れて、体が重く、やる気が出ない、朝起きられない、会社に行きたくない・・・となる
やる気が起きない状態でいくら願望を唱えても叶わない
↓
外側に向いている意識を、内側に向ける
●「カルマ・ヨガ」(行為のヨガの修行)
目の前のことを淡々とこなす(作務みたいなものか?
無私の奉仕に一生を捧げたマザー・テレサは、「カルマ・ヨガ」の達人といえる
結果への執着を捨て、見返りを求めず、目の前のことにベストを尽くす
「人事を尽くして天命を待つ」こと
「徳積み」は、誰かを幸せな気分にしてあげること
(この辺の、仕事を言われたまま、笑顔でこなせっていうくだりは、
今の長時間労働、過労の時代には、誤解を生みかねないと思った
ストレス
「ストレスは身体に悪い」と思う人に対して、ストレスはマイナスに働き
「ストレスは身体に良い」と思う人に対して、ストレスはプラスに働くことが研究で分かった
→「心の在りよう」
(ストレス耐性に強い人とも言えるな
でも、最近、同じことを考えていた
例えば、「1日3食たべなきゃ体に悪い」と信じていたら、ほんとにそうなるとか
科学も、医療も日進月歩 ある時はこれがいいと言い、数年経つと逆がいいと言ったり
結局、思い+体が一致していれば、ストレスにはならないってことだ
●瞑想の本質は心静かに眺めること
コントロールを極めると、本当の意味で自由になれる
自制心のない「勝手気まま」とは違う
瞑想の最終目的は「解脱」といわれる「大悟」の境地
それは、小さな悟り「小悟」の積み重ねで達成される
どんな時も、心が巻き込まれない状態でいられること
(「マインドフルネス」にも通じるね
「マシュマロ実験」
1972年 心理学者ウォルター・ミシェルが行った
実験の結果、就学前における自制心の有無は、さらなる追跡調査で、生涯にわたって継続することが分かった
(これは、子どもにガマンさせろってこと?
良いと悪いは表と裏
しあわせには「条件付きのハピネス」と「無条件の至福」がある
「条件付きのハピネス」
例:宝くじが大当たりして、逆に人生が狂ってしまった など
「福転じて災いとなす」
心が外の事象に振り回されている状態
心が「お金」と結びついていると、「お金」がある時は幸せで、ないと不幸になる
この場合、幸せは、すべて外側の条件次第
●「無条件の至福」
とても深くて静かな幸せ 自分の内側に意識を向ける練習から始めるとよい
心静かな幸福感は一番パワフルな状態
執着を手放し、いいことも、悪いことも「これでよいのだ」が理想(バカボンのパパ!
映画『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』@ポレポレ東中野(5/3 火・祝)
『愛とは、怖れを手ばなすこと』(サンマーク文庫)
ヨガでいう「二極の対立」
良い悪い、勝ち負け、優劣、損得は背中合わせの関係
喜怒哀楽も、すべて「感情の波」
心がいつも平和な状態が、現実世界をつくり出し、周りはいつも静かで平和になる
波乱万丈の人生に憧れたり、悲劇のヒロインタイプは、「感情の波」が激しく、
コントロールできないため、周りの出来事に翻弄されている
それは周りのせいではなく、自分が無意識に求めていたり、悲劇のシナリオを書いている
人生のシナリオは、自分の手で書き換えられる
みんなすでに現実を引き寄せている
「引き寄せの法則」は、常に働いている
あなたの人生は、あなたの思考が引き寄せられて現実化したもの
その意味で、願望はすでに叶っている
もし、今の人生に不満があるなら、無意識にマイナスの波動を出しているから
「人間五蔵説」
ヨガには、私たちは5つのエネルギーで構成されているという考え方がある
「食物鞘」(肉体・五感)もっとも粗いエネルギーの層
「意思鞘」(喜怒哀楽 「条件付きのハピネス」)
魂にもっとも近いのは「歓喜鞘」(「無条件の至福」)
至福に包まれると、美しいものは美しい、嬉しいことは嬉しい、悲しいことは悲しいと素直に感じ、
まわりの環境に左右されないぶん、対象に対して、繊細に向き合える
ヨガと瞑想で脳の形が変わる
脳科学分野でも、ヨガと瞑想の効果が実証されはじめている
不安・悲しみをつかさどるのは「扁桃体」(出た!
「扁桃体」をコントロールしているのは「DLPFC」(あ、これ見たぞ
「新・瞑想法“マインドフルネス”で脳を改善!@サイエンスZERO
例:
以前、激しい腰痛を経験した人は、痛みを恐れて暮らしていると
「DLPFC」機能が低下して、脳が架空の痛みを生み出す(不定愁訴か?
前向きな言葉を使うと「dlPFC」は元気になる
専門的には「認知行動療法」(出た!)、カウンセリングで訓練すると活性化が可能
●アジュナ・チャクラ「第三の目」=「DMPFC」
前頭葉の中央に「DMPFC」(前頭前野背内側部)がある
客観視する習慣を続けると、前頭葉の血流が増え、「DMPFC」が鍛えらる
ヨガ・瞑想の達人の脳は、ニューロン(神経細胞)が増えて、「DMPFC」が厚い
そこで前向きな言葉を使うと、ネガティヴな考えにとらわれなくなる
●「言霊」(マントラ)
斎藤一人さん(銀座日本漢方研究所の創業者)が著書ですすめているのは
「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「愛している」「大好き」「ありがとう」「ツイてる」「感謝します」「許します」
「ビージャ・マントラ」
短い音節の種子マントラ チャクラの活性化に使う
●「サットヴァ」
ヨガは競争・比較ではなく、ヨガの世界では、心を「エネルギーの質」で見る
本書では、山奥の「リトリート(隠れ家?)」に誘うようなことは一切ない
より引き寄せ上手になるには「心にサットヴァのエネルギーを増やす」こと
「サットヴァ」
純粋、穏やか、喜び、愛に満ちたエネルギー
みんな持っているが、「ラジャス」(騒がしいエネルギー)や
「タマス」(怠惰なエネルギー)も共存している
「サットヴァ」を増やして「サトヴィック」の状態は、ヨガの真の目的
二極の対立に左右されない、別次元のエネルギーで、心が惑わされず、生き方がシンプルになる
「快・不快」に気づく
幸せな気分の邪魔になるものを、自然と回避できる
自分も他人も大切にできるので、むやみに人脈づくりに励んだりしなくてもよくなる
ふと気づくと、ややこしいことが起こらなくなり、面倒な人は離れていく
自分の小さなエゴが消える
悟り、解脱は、すべてから自由な状態
「サットヴァ」を増やすのはヨガと瞑想
「太陽礼拝のポーズ」(やっとここで出るのか てか、そんなに大事だったんだ/驚
起床直後、1日のはじまりを宇宙に感謝し、一体感を感じて行う
呼吸に合わせ、各1ラウンド行い、その日の気分、体調などをチェック
「はじまりのマントラ」
「おわりのマントラ」
「ソーハム瞑想」
「ソー」で神さまのエネルギーを受け取り、「ハム」でエネルギーをお返しするイメージ
「プラーナ」(神のエネルギー 生気)を取り込む
「彼=我」「神=私」を意味する
夜就寝前、起きて「太陽礼拝」後にやるとよい
15分からはじめて徐々に伸ばす 卓越すると1時間あっという間/驚
私たちはエネルギーの海に暮らす魚のような存在
「サットヴァ」は、回数、テクニック、ノウハウだけでは増やせない
必要以上に繰り返す人が必ずいるが、それは落とし穴
スピード、効率、量に意識を向けない、「やらなければ」という義務感も
近道を探さず、遠回りを避ける
神さまがチェックしているのは、あなたの自分を信じる力だけ
私たちの正体は魂 神さまの一部
「ペルソナ」
人はそれぞれ社会的な顔を持つ 例:会社員、妻、母
それは本当の自分ではない
「アートマン」
すべて取り去って最後に残るもの
ヨガでは、魂は「アートマン」(内なる神)or「ハイヤーセルフ」と呼ぶ
●「バクティ・ヨガ(信愛のヨガ)」=「不二一元(ふにいちげん)」
外の神と内の神は同じ1つのもの
8Cにシャンカラ(インドの思想家)が確立したヨガの基本的考え
意識を内に向けて瞑想し、アートマンにつながれば、外の神「ブラフマン」にもつながる
いつも神さまと一緒の感覚で生活(共同創造作業)すること
あなたを観ている神さまは、あなた自身
例:「良心が痛む」「良心の呵責」
「観るもの」と「観られるもの」
●「無智」がすべての苦しみの根源
勉強が足りないことではなく、自分でないものを、自分だと勘違いしているという意味
自身の中に内なる神がいると気がつけば、苦しみはなくなる
●“いまここ”の流れに委ねてベストを尽くす
特別なことをするのではなく、笑顔で返事をして、目の前のやるべきことにベストを尽くす
細かいプロセス、失敗を気にしない
すべて神さまの粋なはからいで「シンクロニシティ」がどんどん舞い込む
そして、そうした1人ひとりが集まった集合体が「社会」だから
結果、思い通りに社会が動く
宇宙は完璧 あなたも完璧 起きることはすべて最高最善 神さまからのプレゼント
ヨガで女神になる
自身の肉体が神殿、その中に神さまがいる
頭でなく、身体を通して体験すると、信じることに理屈はいらなくなる
本当にスピリチュアルな人は、いつも快活、ムリがなく、愛をベースに考え、行動できる、女神のような存在
宇宙の愛は無限 むしろ、受け取るほど、さらに増えていくのが「宇宙の法則」(いいシステム
「引き寄せヨガ」は愛なくしては完結しない
愛や喜びのために、非凡なことを成し遂げ、自分は特別だと証明する必要もない
ヨガと瞑想で心身をリラックスさせ、居心地のよい自分と親密な関係を築くことから始める
すべてはつながっています
あなたの意識が変われば、周りも変わります
マザー・テレサ:
最後に振り返ると、あなたにも分かるはずです
すべては、あなたと“あなたの中の神”との間のことで、
あなたと他の人との間のことであったことは一度もなかったのです
【著者あとがき 内容抜粋メモ】
私(皇村祐己子)がヨガに出逢ったのは20代はじめ
病弱で、健康になるために始めたのがきっかけ
丈夫になるだけでなく、劇的に人生が好転する人がいることに気づきフシギに思った
旅先で立ち寄った本屋さんで偶然見つけたのがマーフィー博士の本
そこでこれまで漠然と考えていたことの答えが分かった
ヨガの教えが「引き寄せの法則」だと
ヨガ5000年の教えは、高度に完成された非常に奥が深いものです
(あ、途中でジムやめちゃった
あなたの身体は宇宙のアンテナです
いつの時代も本物はシンプル
今回、日本の精神世界の第一人者・山川紘矢・亜希子夫妻が帯に推奨文を書いてくださいました
お2人とは「地球シフトの日」と言われた2012年12月23日にお逢いし、
私たちのヨガ教室「目覚めのためのスピリチュアル・ヨガ」が誕生しました
ヒマラヤの聖者、私たちのお師匠である大覚者、故スワミ・ヨーゲシヴァラナンダさまにも
心からの敬意と感謝を捧げます
<体験談>
本書に載っている著者紹介、「引き寄せヨガ体験談」はHPにもある
サポートしている選手たちが、続々表彰台に!
鈴木颯人(はやと)さん(30代)スポーツメンタルコーチ
「スポーツの世界では極限の集中状態を“ゾーン”と呼びます
仏教の“無礙(むげ)”にも興味をもった・・・」
アトピーが治った
「脱ステ」(ステロイド剤をやめる)の辛い状況を経ずに治った
30代会社員
「クラスで先生の言う“自分自身の心の状態を常に客観的に観る
あるがままの状態を観ることが大切”を実践すると
ストレスの原因は、自分が被害者という観点から常に物事をとらえていたと分かった」
40代 僧侶
「これまで自分は、すべて“人からどう思われたいか”がベースにあったが、結果や評価に執着しなくなった」
パニ障が治った人もいる/驚
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「ヴィパッサナー瞑想」ほか