メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

川崎市民ミュージアム@武蔵小杉

2012-02-24 22:07:49 | 町歩き
川崎市民ミュージアム@武蔵小杉

今日も晴れv 気温もちょうどいい感じ。やっぱ出掛けてしまおう!
てことで、サイトからも楽しさてんこ盛りなのが伝わってくる川崎市民ミュージアムに行ってみたv
「武蔵小杉駅」からは、サイトのアクセスにある通り、バスで10分ほど。一律200円。
(PASUMOを家に忘れて、一日現金払いだったけど
「市民ミュージアム前」で下車。


等々力緑地MAP
これを見ながら、とりあえず日本庭園を目指す。
このマップを見ればわかるけど、陸上競技場、プール、運動広場、サッカー場、野球場、とどろきアリーナ、もうホントになんでもある

入り口の「四季園」は工事中で、梅園もあるらしいが、まだ咲いていなかった。残念。
「釣池」で釣り糸垂らしてるおじさんたち、
「日本庭園」の池では野鳥をごっついカメラで撮影しようとしているおじさんたちもいる。
でも、日本庭園てゆうのは、ちょっと言い過ぎかな?(日本風広場ぐらい
ここの休憩所でおにぎりランチしてから、庭園を一周したら、滝もあり、せせらぎが安らぐ。


「ふるさとの森」は、どの辺がふるさとっぽいのかは分からなかったけど、ここだけじゃなくて、
あらゆる場所に緑地があって、かなり魅力的な巨樹もたくさんあった!
道や建物より、樹ばかり気になって、上を見ながら撮影しまくり、
陽に当たって温かい樹に触れてご挨拶しつつ、エネルギーをたくさん頂きました~!ありがとううう!


川崎市民ミュージアム
建物も敷地もとにかくデカいし、どんだけお金かけて造ったんだってくらい、
細部にもこだわりまくったデザインと演出具合にただただ圧倒される。
それが常設だけじゃなく、企画展も全部無料で見れたのだからスゴイ!
着いたのが午後2時頃だったか?閉館の5時までに見切れるか?
とりあえず気になる順番で見ていった。


常設展
2Fに大体展示物が集結している。
それも、「民俗」から始まって、「近世」に至る順序に区切ってあって、
それぞれの世界に入る気分を高める?エントランスが用意されている。
例えば、「原始」なら、原始の森に住んでいたと思われるイノシシや鹿さんがお出迎え

まあ、大体、博物館は土器類から始まって、板碑やら、仏教伝来、街道の宿場などと続いていく。
ここの宿場町の模型もとても精巧で、こないだ見た「品川歴史館」を思い出す(No.2ぐらいか?


マンスリー展示 写された霊場~西国三十三観音・四国八十八ヶ所~
今でゆったらパワスポ巡りみたいなものだな。
流行に乗って各地でカンタンに回れちゃうミニ霊場ツアーを作っちゃったり、そのパンフを作ったりしてたんだw


▼アートギャラリー1・2「メディアとアート ラク描キセヨ-クリエイティヴユニット トーチカの軌跡」
光で線を描きながら撮影すると、その残像が絵のように写真に写りこむ。
震災復興現場、商店街の活性化など、いろんなテーマで日常生活に楽しさを加えてる感じがよかった。

▼アートギャラリー3「アール・デコの女性と装飾」
F氏の好きなアール・デコがこんなところで観れましたよv
アールデコとジャズ、シャンソンってつながってたのね/驚
大スターだったミスタンゲットさんて、「日曜美術館」のロートレックの回で紹介されてなかったろうか???
デザインが今観ても斬新で可愛い。劇場のポスター、本の挿絵などにも活躍したのね。
女性の社会進出とも深い関わりがあって、第二次世界大戦前までの「夢のパリ」を表現していたんだ。


▼企画展示室1「第45回 かわさき市美術展 入賞・入選作品展」
子どもから90歳のおばあちゃんとは思えないポップな絵画、立体、映像など、現代アートが楽しめた。
「最優秀賞」などと書かれていると、ついそうゆう目で観ちゃうけど、
どれも斬新な、個性溢れる作品ばかり。素材の使い方にもこだわりまくったものも多数あった。


▼企画展示室2「昔のくらし 今のくらし」
ほんとに観たかったのはこちら。場所が分からなかったけど、一番端っこに入り口がひっそりありました
「食」「洗う」「灯り」「記録する」などなど、生活のあらゆるシーンにおける古代と現代の道具たちを比較展示。
その変遷を見ると、「これは見たことない!?」「これは親が使ってたのを見たことある!」
「これは持ってた!/懐」なんて、ビックリの連続で面白かった

★とくに印象に残ったモノのメモ
電気釜→電子ジャー→電子炊飯ジャー
ブラザーミシン(ドラマ「カーネーション」を思い出すね
真空管ラジオ→ソニーのトランジスタラジオ

手回しレコードプレーヤー→オープンリールテープレコーダ(これはおじいちゃんが使ってた!
→携帯型ステレオカセットプレーヤー(ウォークマンは自分世代w ソニー製で1980年に登場

カラーテレビは1970年から/驚 チャンネルをガチャガチャ回すのは知ってる(歳がバレるな、だんだん

昔の暮らしも再現されてて、「囲炉裏は神聖な場所」だったらしい。
「かいまき」ってゆう半纏みたいだけど寝具て笑えるw

ドラム式のタイプライター(漢字いっぱいありますけど、いちいち探して打つの?滝汗
→日本語ワードプロセッサ(1978年~机と一体化してて、かなりカッコいいっ!
→マックは1987年。画面小さっ!(これ、コンロスの和田さんが持ってるって日記に書いてなかった?驚
→ノートパソコンは1996年。わたしが父から最初に譲ってもらったのは、NEC98シリーズだったっけ?!

大師電気鉄道や南武鉄道などの説明、あと、実際触れることが出来る「体験コーナー」もあり。
つるべで重いバケツを上げたり、ミシンで縫ったり、石臼で米をひいたり出来る。


もう、かなり足が棒だったけど、最後の1時間は館内をくまなく歩いてみたv


▼3F ミュージアムライブラリー
図書、ビデオの閲覧、検索もできるし、靴を脱いでゆったりマンガも読める/驚
美術関連の蔵書コレクションがたまらない
ほかにも、気になる本がたくさんあったから早速メモった。

『天動説の絵本』
『世界の円盤ミステリー』南山宏/著
『季刊みづえ』


1Fの「逍遥展示空間」は謎だった。密室感があってドキドキしたが、
長い通路の先に光るアートがある・・・だけ?
そして、また通路を抜けると、元のエントランスまで行ってしまうという。。

2Fへ上がる階段付近の壁、いたるところにアートオブジェ満載。
中でも気に入ったのは、手塚治虫さん作?笑った顔がたくさん付いた粘土の像みたいな。
センサーでスイッチが入ると、笑い声が聞こえて、ランダムに笑顔が点滅する
治虫さんらしい、ほのぼのして、夢のあるアートだな♪



ミュージアムショップ
ショップの前の柱の周りには、岡本太郎さんの座るのを拒否する椅子たちがたくさん置いてあった
そいえば川崎つながりだもんね。かの子さんの資料も所々に置いてあったし。
売っている商品は、絵はがきとか、まあそれ相応w


野外には、巨大な「トーマス転炉」がどぉおおおおおおおん!(説明を読んでも意味は分からなかった


バス停と時刻を聞いたら、16:43に小杉駅が来るという(武蔵小杉駅って言わないのが紛らわしいね
始発からバスに乗ったのはわたし一人!
帰りの電車はそこそこ混んでたが、まあ大丈夫だった。これも通勤ラッシュの練習ってことで。



今日も濃い~楽しい~1日でしたv
その他の写真はフォトチャンネル一覧でどうぞ~。



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