メランコリア

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世界フィギュア国別対抗戦2013 男子フリー

2013-04-13 13:53:14 | フィギュアスケート
世界フィギュア国別対抗戦2013@代々木体育館 男子フリー

【ペア】
●ボロソジャール&トランコフ(ロシア)

♪ゴッドファーザー 世界チャンプの演技。トリプルツイスト(女性を頭上で回転)、
スロートリプルループ(遠くへ投げれば高評価なのか)、リフトもいろいろポジションのバリエーションがある。
アダルトなアレンジの♪愛のテーマ スピンも揃うほどいいんだね。

日本はエントリーしていない分、ハンデだな。他の分野で補わなきゃならないんだ


【アイスダンス】
キャシー&クリス・リード

♪ビートルズメドレー リフトが5つ入る。片手での回転リフト、一緒に回るツイズル、
サーキュラーステップシークエンスでは会場から大拍手、ストレートラインリフト(首の周りを回してた)、
2人が絡みあうようなスピン、たくさんある曲数の中でこのチョイスもイイね
ローテショナルリフト、ほぼノーミスの出来栄え。パーソナルベストを6点以上更新して現時点1位
インタビューの2人がつたない日本語で一生懸命喋っててほのぼのした

●チョック&ベイツ(アメリカ)

♪ドクトル・ジバゴ 真っ白な衣装。カーブリフト。男性の脚の上に女性が座るという難度の高いリフト。
ワルツにかわってツイズル、哀愁漂うサーキュラーステップ、場面転換によって曲調もどんどん変わる。
ララのテーマ はいつ聴いてもいい曲だ。軽やかなリフト。ずっと流れが止まらない滑り。98点を出して日本を抜いた。

1位はアメリカ、日本は4位。団体暫定順位は日本3位。


【男子フリー】
●ケビン・レイノルズ(カナダ)
 
♪ピアノとオーケストラのための協奏曲 4回転サルコウは両足着氷か? 4×3×2も見事。
3×2も判定は微妙? ジャンプだけでなく貴公子のように穏やかな品のある柔らかいタッチの演技力も魅せる。
後半の4回転も入った 3×3、サルコウの3回転、佐野さん「回ってるけど、なんかつまんないですね」って爆
これは奇跡を見るようだな。大きなミスもなく、この難しいプログラムをやり遂げて、本人も思わず氷上に大の字になった。

●ブライアン・ジュベール(フランス)
 
♪グラディエーター 4回転は完璧。アクセルは軸がズレたが踏ん張った。映画みたいな衣装。
4回転はやめて3×3に変更、次はフリップ。とにかく客席に近付くたびに黄色い歓声が上がる
スピンの評価も高い今シーズン。勇壮な曲調にあわせて、後半はルッツのコンビネーションが乱れた。
ダブルアクセルのシークエンス。スタミナは大丈夫か? 力強さをアピールしたステップ。
ドンキで買ったみたいなキャラの着ぐるみで揃えた応援団が笑えるw


最終滑走者の6分間練習中、リンクサイドの松岡修造が「佐野先生」て呼んでて、2人のやりとりも面白すぎるw
無良さんのお父さんと合宿で一緒だったって、けっこうベテランなんだ!
「世界の中で無良くんのアクセルが一番いいかもしれない、こっそりですよ」て

●マックス・アーロン(アメリカ)

元アイスホッケー選手。ショートでは4回転も見せた。すごい転職だな/驚
彗星のごとく現れたダークホースと言われた21歳の新星。♪ウエストサイドストーリー 4×2はスピードと勢いがあった
サルコウの4回転も成功してガッツポーズ。いろんな運動能力が高いんだな。
演技、表現力も頑張ってる、全選手中最も多い8つの要素を跳ぶ後半。きっとスタミナにも自信があるんだ。
ルッツはステッピングアウト。アクセルは転倒。乱れてきたか? 才能があっても、いろんな経験を積む段階があるんだもんね。
ギリギリでジャンプしてのラスト。練習は高地コロラドで慣らしているらしい。
「スピードはジャンプを助けもするが、壊しもする」と佐野さん。

無良祟人

国別は初出場の無良。高橋に憧れて、今大会をいい感じに盛り上げている。「タッツン」て呼ばれてた?w
♪Shogun 4回転跳んだが単独。3×3もちょいきわどかった。得意のトリプルアクセルはジャッジ前で片手をついた。
三味線や太鼓が入る勇壮な和楽。ループ、2回目のアクセルも崩れた/驚(佐野さんのプレッシャーか!?
和太鼓で盛り上がって、ルッツ、フリップも決まった。両手で1周してラストのキメポーズもカッコいいプログラム。
「シャレじゃないんですけど、以前、無良くんはムラがあった」て佐野さんw

●ジェレミー・アボット(アメリカ)
 
佐藤コーチとのコンビは見ていても妬けるほどだよね ショートとはうって変わって静のイメージを全面に出した
♪レ・ミゼラブル 彼を返して 4回転は抜けた。彼は4回転ジャンパーて感じじゃないもんね。
この穏やかで落ち着いたムードを醸し出せるのが最大の個性。後半のアクセルは成功、次は転倒。
3×3が入った、次はちょっとバランスを崩した。サルコウもなんとか。ジャンプには悔いが残ったかな。
いつもシックなシャツスタイルの衣装も好きだな。佐野さんも表現力をベタ褒め。素はおどけた感じで意外w

●コンスタンティン・メンショフ(ロシア)

♪アレグロ 4×2高いジャンプ、次の4回転はオーバーターン、アクセルで転倒で肩を痛めた
中断してレフリーが認めたら数分間の休憩は認められる。脱臼か?!結局、続行はならず。残念すぎる

高橋大輔

予想外の展開で高橋にも影響が出なきゃいいけど。特別にレフリーなどから2分間のウォーミングアップが与えられた。
いろんなハプニングがあるもんだなあ・・・ 経験力で乗りきってくれ
♪道化師 4回転は手をついたが回転はOK。次の4回転は3×2に変更。今年苦しんだアクセルも大丈夫v
気持ちの入れようにも多少なりの影響はあるだろうな。それでも淡々と要素をこなしていけるのがさすが。
後半のアクセルが崩れたが転倒は免れた。サルコウ、3×3はキレイ、フリップで最後のジャンプ。
大盛り上がりのメロディ、苦悩する表情、そしてスピン。終わって「やった」とひと言。ホッとした顔。
「今日は転ぶつもりでやる」てゆってて、佐野さんいわく「最初に転んだからかえってリラックスしたんじゃないかな」
ここで現時点1位。すげえ さすが主将・大ちゃん。やってくれます

●パトリック・チャン(カナダ)

最後の最後にこの2人のトップライバル同士の対決で締めるなんて粋な運命のはからい。
♪ラ・ボエーム 4×3お見事! なんだかばらばらした3回転。華やかな舞踏曲でのステップ。
後半のアクセルで転倒、ワルツの優雅なテンポにあわせて、フリップからの3連続はステッピングアウト。
悲愴な表情に一転し、コンビネーションでも転倒。さっきのメンショフといい危ないなあ、ヒヤヒヤする
アクセルはシングルになって、スピンでまさかの転倒驚 なんてこった。チャンプの重圧は想像以上か?
見てても辛い演技で、メンショフ以上にショックだなあ・・・涙目
一体、何が起きたんだろう? 体のどこか傷めてなきゃいいけど。。それでも2位だもんね/驚

1位高橋、2位チャン、無良は5位。団体暫定結果は、1位アメリカ、2位カナダ、3位日本。
僅差とは言え、女子フリーでどうとでもなる順位。
大ちゃんのインタビューは毎回、謙虚すぎるくらい。


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