メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

notes and movies(2000.1~ part5)

2013-12-20 11:21:50 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part4からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『爆チュー問題のでたらめチューズデー1』(1999)
友だちオススメ「ポンキッキーズ」から生まれた1コーナー。

♪でたらめなうた
 でたらめな一人 でたらめな一人 でたらめな一人 どこにいる
 タンタタターンタタ タンタタターンタタ タンタタターンタタ タカタカタ
 朝おきたら「こんばんわ」 夜ねる時は「ごちそうさま~」

は、CD化までしてる。本シリーズももう5~6本も出てる。
なんか毎回やりながらスタイル決めているかんじ。
(ネタ詳細は割愛)


『クジラの跳躍』(1998)
原作・監督・脚本:たむらしげる ナレーション:永瀬正敏
透明な薄緑の海はガラスでできていてキラキラと周りを映し込む。
CG技術がこんな風に人の眼と心に優しいのは使う人によるのだろう。
現在も過去も混ざり合って、現実とファンタジーも混ざり合って、
フシギにゆったりとした短編。

シンプルな楽器(とくに木琴)の音が体の中に響き渡る。♪ウォーターマンのうた がイイ。
なぜ、たむらさんの主人公は白いヒゲを長くのばした老人が多いのか?


『いっこく堂劇場』
「ポンキッキーズ」か「おかあさんと一緒」のコーナーででも使ってたのかな?
1話数分の全12話を現代風にアレンジしたもの、原作に忠実に語ったものをとり混ぜてある。
友だちが言ってた衛星中継ネタもちょこっと入ってる。あとキャラの紹介も。
もう完成された世界でキャラも固定してるんだな。
現代っ子に合わせてTVゲームに夢中になるってシーンが何度も出てくる。

こう観ていくと昔話って“教訓物語”っていってもいいくらい倫理観が強い。
それを話、動物などの形を借りて子どもの頭と心に刷り込むわけだから、
話し方、まとめ方にも気をつけないと誤った解釈で受けとられたら危険じゃないか?


『失われた週末』(1945)

監督:ビリー・ワイルダー 出演:レイ・ミランド、ジェーン・ワイマン ほか
たしかワイルダーはもう1本アルコール依存症の映画を撮ってたよな。なにか思い入れがあるのかな?
アルコール依存症が一種の病気だと認められたのはいつのことか?
それまでは、ただの大酒飲みとされてきた彼らの苦しみが克明に描かれている。


『エリザベス』(1998)
監督:シェカール・カプール 出演:ケイト・ブランシェット ほか
生と死を身近に感じる数奇な運命をたどったエリザベスが深い愛を知りながら
英国女王として国を治める立場を選び、結果40年の黄金時代を築き上げるまでの
激動の時代を切り取った1作。

「1人の女の幸せを捨て、英国と結婚する」
「男妾はいたが、夫は持たぬ!」
「女王に愛されるためにどれほど苦しんだか。真実の愛など知らないほうがいい」

髪を切り、顔を白く塗った女王はピエロのようだけど、自ら偶像になって人間性を捨てる勇気がスゴイ。
立派に国を統治した才能は天性か?
ひとつの神“英国国教”に統一した業績もスゴイことなんだろうな。
一瞬マリア像のまなざしがダブるシーンが印象的。


『アイズ・ワイド・シャット』(1999)
監督:スタンリー・キューブリック 出演:トム・クルーズ、ニコール・キッドマン ほか
キューブリックの遺作となった今作。トムとニコールの夫婦共演でも話題となった。
夫婦間の性意識の違い、モラルを越えて制約も取り払った男女に戻って
欲望をぶっちゃけた自分と同居している、日常の役割を演じて仮面をかぶり、ルールに従っている自分。

夫婦でも異性に魅力を感じて当然だし、嫉妬心もあるのを認めた上で互いを理解し、
パートナーとして人生をともに歩んでいくなんて理想じゃないか?
タイトルは大きく目を閉じてる。悪夢と現実の境が分からなくなりつつ、
ひっくるめて互いを見つめなおして危機を乗り越えられたこの2人はやっぱラッキー。

大勢の男らと交わる夢を見るのは抑圧された欲望のせいか?
衝動のままに行動せず、社会を築けるのが人間。でも現実だけじゃ刺激がなさすぎて、つまらないのもまた真実。
情熱を持ちつづけるって夫婦間じゃ難しいのかな。


『ロベルト・ベニーニのMr.モンスター』(1994)
監督・出演:ロベルト・ベニーニ 出演:ニコレッタ・ブラスキ ほか
『ライフ・イズ・ビューティフル』の同じ顔合わせが嬉しいベニーニお得意の勘違いコメディ。
始めから終わりまで喋り通しのスラップスティック。なんか口と声が別だと思ったら仏も合作。
『仕立屋』で主演した男優が「ボクが仕立て屋に扮するから」て楽屋ネタで笑える。

なごやかに見守る紳士がイイ味出してる。
モデルルームに住んでいるのか、度々オーナーが来て、客を案内するが、
リモコンをケータイに見立てて「非常ベルがウルサイのなんの~♪」と歌って踊ったり、
顔にボツボツを書いて「すごい感染する病で。やーかわいい坊やだ、抱かせておくれえ~」と芝居を打ったり/爆 やり放題。
スーパーのレジの警報機も鳴りっぱの故障に見せかけてコートにどっさりくすねてきたり、ここまでやるか?
分かるでしょってほどの誇張も愛嬌。


『カーマ・スートラ 愛の教科書』(1996)
監督:ミーラー・ナーイル 出演:サリター・チョウドリー、インディラ・ヴァルマ ほか
親がインド旅行した時、本作の撮影場所にバスで12H揺られて必死の思いで行ったとか。
これは王宮の話だから一般人の貧しさ、不衛生さは一切見られない(ほかのインド映画もそうだな
体位や性技を統括したカーマ・スートラは、むしろ、それを越えて男女が精神的に歓び、交わる、真の愛を説いている。
完璧な美しさを誇るインド女優を観ているだけでもウットリ。
英語が半母国語になっているというのが意外だった。

あてもなく旅立つマヤのラストシーンが印象的。
魂で結ばれた者は、たとえ互いが離れていても満たされるって境地なのかな?

「仲が良かった子どもの頃に戻りたい」
性に縛られることのない幼年期はたしかに自由と言える。

「女という性的魅力を最大限に使って男を虜にする」
恋愛の参考書にはなるけど、性的対象の道具にはなりたくない。


『アメリカン・ビューティー』(1999)劇場にて

監督:サム・メンデス 出演:ケヴィン・スペイシー、アネット・ベニング ほか

「死によって得られるのは、怒りや悔いじゃなく、感謝だ。
 この世のあらゆる美の前に圧倒されて。君も理解できるだろう」

それぞれ目的も性質も違う個の集まりである家族という組織を考えさせられる。


『渡辺プロ Live Special '98』
出演:大隈いちろう、シャカ、いつもこれから、アクシャン、やるせなす、ビビる、ふかわりょう、TIM、、、

ピーピングトム
宝塚系の濃い~コントは、なぜかてっぺーちゃんのMCコントにソックリw

ネプチューン
「(健の髪が)ヤマタのオロチみたい」w
健の恋のおまじない「ビダルサスーン」爆
いつもオチが弱くて、その過程が笑えるんだよね。


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