メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『ジャングル・ブック』(1967)

2009-11-22 16:51:29 | 映画
『ジャングル・ブック』(The Jungle Book 1967)
監督:ウォルフガング・ライザーマン 原作:ラドヤード・キップリング 作詞・作曲:テリー・ギルキソン
ブルース・ライザーマン(モーグリ)、ビル・シャーレイ(バギーラ)、フィル・ハリス (バルー)、ルイス・プリマ(キング・ルイ)、スターリング・ホロウェイ(カー)、ジョージ・サンダース (シア・カーン)、ジョン・アボット(アキーラ)、J・パット・オマリー(ハティ)ほか

去年聴いた♪Just a gigolo や、♪Sing, Sing, Sing をチェックして見つけたルイ・プリマが大好きになってしまった
彼がディズニーアニメにも参加してると知って、やっと借りてみた。

「ウォルト・ディズニー自らが関わった最後の長編」とのこと。
なめらかで生き生きとした動物や少年の動き、
親に捨てられ、動物界からも締め出されようとしている不安で孤独な心情を表す表現力、
そして思わず笑顔になって、浮かれて踊りだしたくなるミュージカルナンバーの数々、
どれをとっても素晴らしい、スウィンギンな1本


story
ある日、ジャングルに1人のニンゲンの子どもが泣いているのを黒豹のバギーラが見つける。
友だちのオオカミが子育て中なのを思い出し、家の前に赤ちゃんを置くとすんなりと迎えられ、
すくすく育った少年はモーグリと名付けられる。
火とハンターを嫌う、ジャングルの支配者シア・カーン(トラ)が戻ってくるというニュースが流れ、
モーグリの身が危ないことから、オオカミの長老は彼を人間界へ戻すことを決める。
バギーラはモーグリを連れて森の果てへ急ぐけれども、モーグリはジャングルにとどまっていたいと願う。
途中出逢ったクマのバルーと仲良くなったり、サル軍団に「ニンゲンになりたいから火の扱い方を教えてくれ」と頼まれたり、
ヘビのカーに催眠術をかけられて食べられそうになったりするうち、すっかり誰も信用できなくなり、
さいはての地で泣いているところに暇をもて余したハゲタカが「友だちは大切さ~♪」と歌って元気づけてくれる。
みなで力を合わせてシア・カーンと闘って勝利するも、ニンゲンの村で可愛い少女の誘いに釣られてモーグリは村へと戻る。
バルーは悲しむが諦めて、「さあ、ぼくらの住むジャングルへ帰ろう!」とふたたび元気よく歌いだす。

I Wanna Be Like You
サル軍団のリーダーで明るく陽気なオランウータンはまさにルイにぴったりかも!
先にゆうちゅうぶでこの映像を観た時、てっきりサルが少年の味方で、豹とクマが悪事をたくらんでいると思ったけど違うんだねw
I wanna be like you
I wanna walk like you
Talk like you, too
You'll see it's true
An ape like me
Can learn to be humen too


The Bare Necessities/Phil Harris
少年をひと目で気に入り自分の子どものように可愛がる、能天気で優しいバルー役、フィル・ハリスの歌もイイ。
「生きていくために必要なものは実はそんなに多くはないのさ~」て歌詞。


ルイ・プリマの動画をいろいろ見たら、キーリー・スミスとの共演がほんとに面白い!
プライベートでもパートナーだった時期もあって、残念ながら別れてるみたい。

Hey Boy Hey Girl/Louis Prima & Keely Smith

Don't Worry Bout Me

Lazy River

素晴らしいタレントと、陽気さと、ユーモアと、色気を持って、
聴く人、見る人をいっぺんに虜にしてしまうこの魅力は唯一無二。


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