メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

プレミアムトーク 池上彰さん@あさイチ

2017-02-17 16:20:47 | テレビ・動画配信
プレミアムトーク 池上彰さん@あさイチ

「週刊こどもニュース」はよく見てたなあ
政治情勢、世界経済などなど、子どもに分かりやすく説明するから、大人にも分かりやすかった

最近、やたらとテレビに出ているなあ、とは思っていたけれども、番組は見たことがない
長野県松本市生まれなんだv


著書『伝える力』の中にイノッチと国分太一くんの番組にゲストで出て
とても気持ちよく話せたのは「そーなんですかあ!」「勉強になりました!」などのあいづちや
乗り出して聞く姿勢のせいだったとベタ褒め




池上彰さんの情報処理術


池上さんは、主に新聞から


家で4紙とっていて、出勤前にキオスクで2紙買って電車内で見て、
その他、自分がコラムを連載しているものも含めると、毎日11紙読んでいる/驚

「1日のスケジュール」


新聞を読んでいるのは約1.5H

1.見出しをざっと見る
さすがに全部を毎日読むことは不可能だから、これは時短対策にもなる
ひと通りの見出しをざっと見て、例えば今日(収録当日)なら「AI」の話題が多く取り上げられていることから
今、話題になっているんだなと分かる

2.興味深い記事を切り取り、クリアファイルにまとめて、バッグに入れる
ざっと読んだら、家に積んでおいて、著書や講義などのアイデアに利用する
古くなったら古紙回収に回す


「どれを選んだらいいか分からなかったら、コンビニや図書館でまず1紙読んでみるとか
 いろいろ比較して読んでみて、自分に合ったものを選べばよい

 積んでおいて、1~2ヶ月経って、改めて見ると、自分の関心事が客観的に見えてくる
 その興味を持った記事を、書き写してみると、文章力もついて、受験の小論文対策にもなる」

(以前、ファッション誌を切り抜いて、自分の関心事が心理学的に見えてくるっていうのも紹介していたよね
 一度やってみたいけれども、私はファッション誌も、週刊誌も買ったことがないし、新聞もとってない



同じ1つの「事実」でも、新聞の切り口はそれぞれ違う


賛成派、反対派、両方を知った上で、自分はどう評価・判断するかが大事

(私も、実家にいた頃は、コラム記事を切り取っていたな
 テニスの記事や、色がキレイな部分とか 今でもスクラップにある


「テレビ」について

池上:
NHKの夜7時のニュースは、他局も注目して見て参考にしている
政治家、経済界の人たちも見ています


(へえ! NHKはCMがないのが一番イイねv あと、要点をまとめてポイントだけおさえられる


「インターネット」

池上:
フェイクニュースや、思い違いの情報も混ざっているので注意すべき

あなたも広めているかも!?  ネットの“ウソ情報”@週刊ニュース深読み



転機は「週刊こどもニュース」
 

 

それまで記者をしていた池上さんが、ニュースを紹介していると
子どもたちがすぐ飽きてきてしまうと分かった

それから、どうしたら興味をもってもらえるか悩んだ末に、
模型、人形劇、時には自身もコスプレまでして寸劇にしたりして
分かりやすく、楽しく伝えることで、大人にも分かりやすい番組となった

例:原発の仕組み


1.ウランを原料として入れると


2.電気がつき、ゴミが出る


3.再処理工場にゴミを入れると


4.分離されて出てくる(分かりやすい!



池上:
記者時代のことを今でも反省することがある
記者の時は、他社との競争で、より新しい情報を、いち早く伝える「トクダネ競争」だった

それは子どもにはまったく通じない
子どもは何を知りたいのか? 何を知らないのか、という基礎に立ち戻って考えた

11年間やって、今だに子どもの池上くんが頭の中にいる感じ
なにか説明しようとして、果してそれで子どもが分かるだろうか?と考える



池上流「伝え方」~マジックナンバーは「3」

池上:
「大事なことは3つあります」というと、分かりやすい
3つはそらで覚えられる範囲
なんでも3つに絞ることで、自分の頭の中でも何を一番伝えたいのか整理できる



メリハリ:
声の大小、話の中の間、相手の顔を見て、分かっているか、流しているかが分かる



小さい頃は内気だった
家で本ばかり読んでいた
記者になってから、警視庁などに出入りしなければならなくなり
「雑談力」を磨く練習になった ある意味「おばちゃん化」した

(おばちゃんの口コミ力は凄いし、コミュニケーション力は相当高いと思う



あなたの疑問に答えます
 

有働アナが「私がお母さん役ね」とエプロンをつけはじめたら
池上:「お母さん=エプロン」っていうのもすでにステレオタイプ

(鋭いツッコミ 素晴らしい! メディアのほうがよほど考え方が古いんだよね




池上:
コメや肉の値段は変わらないと思う
野菜は天候次第
化粧品は輸入しているから高くなる
輸出産業は景気が上がると思うが、産業による

結局、時間の関係で、他の2つの質問には答えられなかった



本音を引き出す

池上:
私は1ジャーナリストとして話しているだけ けして上から目線では話さないよう気をつけている
あくまで視聴者が聞きたいと思っていることを聞くのがジャーナリストの仕事だと思う
相手の本音を聞きだすには、イノッチと同じ「知りたいオーラ」を出すこと


<有働さんに質問>



池上:
まず、本音を聞きたいなら、真正面に座ると対決姿勢になるから、斜め45度に座る
(心理学と同じだな

池上:
ワキ汗とか、つけまが外れたとか言われると傷つきませんか?

有働:
そりゃ傷つきますよ
でも、それを見せるのは悔しいから見せない

池上:
そうすると今度「したたかな女だ」とか言われたりしませんか?

有働:
私は、したたかって安心だと思う この人なら何を言っても傷つかないんだと思って話してくれたほうがいい
NHKの男社会の中で鍛えられた

池上:
紅白の司会に選ばれなかった時はどう思いました?

有働:
ホッとしたんです ねえ!(とイノッチにふる

池上:
答えにくい質問って人に振りやすいんですよ

イノッチ:
でも、客席からサポートしてたんですよ(と、すかさずフォロー

数十秒間のタイムアウトで話がいいところで切れちゃった

池上:
ポイントは淡々と、平常心で聞くこと



特選!エンタ
池上さんつながりで時事問題を扱った2本を紹介
池上さんは、飛行機内で新作を観るそう
映画「スノーデン」も観た さすがです

映画「スノーデン」
 

 

 

池上:
国家がやっている限り犯罪にはならない
アメリカだけじゃなく、他の国でもみんなメールや電話を盗聴して、録音していますよ

それを前提にして、機密は暗号化したり、盗聴されないシステムを構築している
日本の政治家も盗聴されていることを前提に動いていますが
先進国の中では日本は遅れている


スノーデンは、アメリカからパスポートを剥奪されて、今はロシアにいますが
プーチン大統領は、元KGB、つまりスパイの出身だから、スパイの裏切り者は許せない

でも、アメリカの情報を引き出すには都合がいいだろうということなんです
スノーデンには居場所がない状態


(みんながオープンだったらいいけど、一部の人間だけが知っているっていうところが違うな
 例えば、コトバじゃなく、テレパシーで意思疎通になったら 誰もウソがつけない
 エライ人も、そうじゃない人もオープンならフェアな世界になるだろう

 『攻殻機動隊』観ると思うけど、電気が走ってれば、素子はどこにでも移動できるってことは
 コードでつながってるもの、電波で飛ばせるものは、すべてつながってるってこと
 こうしたブログも世界につながれる長所と、自覚しなきゃいけない短所があるんだ


「The NET 網に囚われた男」

池上:
こうして何度も同じ質問をするのはどこでもやっている
ちょっとでも違った答えをすると、そこを問い詰める

スパイもたくさんいます 日本にもいろんな国から来てる
とてもスパイには見えない人がスパイ

急に親しく話しかけられたりする

北朝鮮の人にソウルを見せると気持ちがグラつくんです
こんな豊かな国があると知らないから

(それほど「国」や「国の威信」にこだわるかな
 みんなで監視し合って、恐怖心であふれてるうちは平和はのぞめない




追。

いつもは金曜はいないヤナギーが影で見てる!w 数少ない先輩の1人なんだそう





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