メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『地球へ…』劇場版(1980)

2009-07-04 00:41:18 | 映画
『地球へ…』劇場版(1980)
監督・脚本:恩地日出夫 原作:竹宮恵子
出演:井上純一、沖雅也、秋吉久美子、志垣太郎、薬師丸ひろ子 ほか

trailer

ついに観れた劇場版!ちゃんとDVD化されてた。
絵的には年齢的にもこちらのほうが馴染み深い、時代が反映されてますw
声優のチョイスもかなり異色な感じ。ジョミーが井上純一ってゆうのがまずビックリ(言われないと分からない)だし、
フィシスの秋吉久美子は、なんだか声がこもっててあまりアニメ向きではないような。。
マツカ役の薬師丸ひろ子にいたっては、まだ『セーラー服と機関銃』で大ブレイクする前の16歳当時の仕事だけに声に幼さが残ってて、聴けばすぐ彼女だと分かるw
聴いてすぐ分かる声の持ち主ってゆうのは役者的にそれだけ貴重な個性があるってことだろうけど、アニメにはどぅーなんだろ?

やっぱり順番的にテレビアニメから入ってよかった。
今作を先に観てたら壮大な話を2時間におさめたために飛躍が多い分、それぞれの細かい心情が伝わりにくい。
友だちが「劇場版で大まかなストーリーがつかめて、細部はテレビアニメのほうが分かりやすい」ってゆってた通り。
あとは原作を読むだけ。きっと最初に原作を読んでたら、もっと自分の中でのキャラが固定されてアニメに違和感を感じたかもだし。
今の流れで読めば、ストーリーが頭に入ってる分、より作品の持つ奥深いテーマに酔えそう。

テレビアニメと劇場版の違いもけっこうあった。
トゥニィがなんとジョミーとカリナの子ども!!!「産んでくれるかい?」て爽やかに聞こえるけどかなり大胆なセリフだよね?w
「ソルジャーはカリナよりフィシスが好きなんだよ」なんてゆわれてたり、
そのフィシスの卵子でキースが生まれた「母」的存在に描かれてたり、
ミュウとの戦争で負けを認めたキース(!)がジョミーと地底に落ちて、
グランドマザー(声がメーテルw)のさらに上層の地球自体のコンピュータプログラムに出会ったり。
ブルーのイヤマフみたいなのが、実は補聴器だと判明(そーだったんだ~
いろいろ新たに見えてきた部分も多くて、これはこれで楽しめた。

特典は、アートギャラリー/特報/予告篇。
テーマ曲がダ・カーポってゆうのも時代を感じさせる。
グループ名しか聞いたことなかったけど、まだまだ現役バリバリってスゴイ!



コメント    この記事についてブログを書く
« Etta James | トップ | 『新幹線大爆破』(1975) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。