メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

KAROUSHI(過労死)

2016-11-03 11:55:57 | 日記
「“karoshi”て英語がある」とツイートで知って驚いた
「ひきこもり」もハリウッド映画のセリフになっている動画も見たし

現状がおかしいことに気づいていないのは日本人だけ?
気づいていても変えられない気質でもあるのだろうか?

英語辞書にも載ってる過労死(karoshi)。世界の人はどう思ってる?

日本の文化から生まれた英語

「週刊ニュース深読み」のニュースより

 



過労が原因だと労災で認定された
残業時間は1ヶ月100時間超え、2月には約200時間に達していた

関西電力は「当社の社員であるかどうかについてもコメントを差し控える」




母親:
娘がなぜ死ななければならなかったのでしょう
労災認定がされても娘は二度と戻ってこない
生きているうちに対策してくれなかったのか、という思いでいっぱい

高橋さんの残業時間も1ヶ月100時間超え
ブログには「ズタズタだ」「もう4時だ体が震えるよ・・・」などと苦しみを訴えていた

 

電通では3年前、30歳で死亡した男性社員も「長時間労働が原因の過労死が原因では」と調査されている


●過労による自殺・過労死の労災件数は高止まりが続いている



●一方で政策は大幅に遅れている状況
「働き方改革実現推進室」をもうけ、最重要課題としている

 

 



●専門家に聞いた求められる対策とは? 「職場全体での目配り」

「そういう日本全体の職場の工夫が大事になっている」


●教育の場でも過労死問題を教える


川人さん:
社会人になって初めて異常な状況に気がつくという人が多い
過労で病気になったり、亡くなったりした人がいるという現状を小さい頃から学ぶ必要がある

(そうだったな 短大ののんびりした雰囲気から、突然土曜出勤、夏休み返上とか言われて
 即効、体を壊して10ヶ月で辞めてしまった

 その後、いろんな派遣先でも、社員がどんどん倒れて、心身を壊して辞めてしまう状況も見てきた
 まるで生存競争状態


「過労死・過労自殺・パワハラ110番」


6月から弁護士による電話相談開始
「問題を1人で抱えずに相談窓口に利用を」と呼びかけている

川人さん:
家族だけの話し合いでは解決しないので、窓口に連絡して、電話や面談して相談することが大切




親の世代との価値観の違いが大きいからね
高度経済成長期は、働けば働くほど三種の神器に代表される“豊かな暮らし”への夢があった

今は、モノはあふれかえっているけれども、
家と仕事場との往復の毎日で一生が過ぎ、それでも“フツーの暮らし”が成り立たず、夢も持てない

その辺が、一番身近な家族に理解されないから、余計に傷つき、絶望する
こないだも「頑張って」て手紙をもらって傷ついたと話したら
「そんなこと言うわけない」て忘れてたし

国の対応などに期待せず、まずは1人1人の意識を変えること
冷静な判断ができなくなるような心身状態になる前に、現状を知って、
問題意識をもち、自分はどうしたいか、自分で選択する意思を持つこと

1人1人の意識の変化が、やがて大きな主流となって、やっとシステムは変わる




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