メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

松本清張二夜連続ドラマスペシャル『三億円事件』

2014-01-18 23:55:55 | ドラマ
テレビ朝日開局55周年記念 松本清張二夜連続ドラマスペシャル『三億円事件』
原作:松本清張「小説3億円事件」(新潮文庫「水の肌」所収)
出演:田村正和、余貴美子、段田安則、北乃きい、板谷由夏、田中哲司、津川雅彦、光石研 ほか
語り:中谷美紀

これだけ騒がれた未解決事件に、松本清張が真正面から勝負し、大胆に推理をふくらませた小説をドラマ化。
田村さんがさすがの存在感。いるだけで画面の空気が変わる。
まだ戦争の影が濃い時代だったんだな。

▼story
昭和43年に起こった「三億円事件」の時効が7年後に成立した。
アメリカの保険会社がそのうちの2億円を支払った。民事訴訟の時効は12年あるため、
査定部長・武田秀哉(田村正和)は、2人の現地調査員・中岡(余貴美子)、高原(段田安則)とともに改めて事件を調査する。

当時、容疑者として報道され、自殺した浜野宅を訪れた武田は、姉の戸田悦子を見た瞬間「やったな」とつぶやく。
捜査線上に浮かび上がる暴走族仲間、元官僚の戸田重光が経営する警備会社、
日本警察の口裏合わせ、そして、浜野の自殺に使われた青酸カリの入手先は・・・?


武田があまりに鮮やかに推理するから、事件はスルスルと解決していく。
25年ぶりの母との再会シーンは泣ける。

 
哲さんは、戸田悦子の夫・雄一役。

 
「お前以外の女と夫婦になろうなんて思わない」ってグットくるセリフだね。






コメント    この記事についてブログを書く
« 『自給力でわかる日本の産業... | トップ | 『禁じられた約束』(徳間書店) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。