『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』（2007）

■『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』（2007）
監督：前田哲
出演：松山ケンイチ、高畑充希、池内博之、坂井真紀、利重剛、山崎努、田中哲司　ほか

●バンドウイルカ「フジ」人工尾びれプロジェクトをご紹介！

▼story
獣医師になった植村一也は、沖縄美ら海水族館に配属され、飼育員らと餌やりから掃除までやらされる。
３頭の子どもを産んだ「ビッグマザー」と呼ばれるフジが原因不明の感染症にかかる。
野生のイルカでもよくある病気で、薬を与えたら、今度は副作用で肝機能障害を起こしてしまい、
電気メスによる壊死部分の切除手術をして命は助かったものの、泳ぐことができない。

男を追って母が本土に行ってしまい、祖父に預けられているミチルは、毎日のようにフジを見に来ている。

「泳げないイルカは、イルカじゃない！」

イルカの尾びれが車のタイヤと似た感触であることから、植村はブリジストンにかけあい、
世界初の人工尾びれの開発の協力を頼み、人工尾びれプロジェクトの長い挑戦がはじまる。
イルカは異物を着けられることを嫌がるため、異物を着ける練習や、浅いプールに移動する練習を積む。

　

ミチルちゃんて、女の子みたいに可愛い男の子なのかと思った/驚
電気メスでの手術シーンは、リアル過ぎて直視できなかった
フジが自分から尾を出すシーンとか、とにかく可愛い！


　

田中さんは、日本のものづくり精神を支える技術者を演じている。
何度も試作品をつくった末に、最後はめっさイイ笑顔！
悪役や面白い役もいいけど、こういうフツーにいる人を演じる時こそ本領発揮だなｖ