東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稲刈りのため「はさ掛け」準備とバケツ稲刈り取り

2021年10月05日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 たかだか一坪の笑われそうな田んぼ、稲穂が垂れてきました。この田んぼは、畑を掘って底にビニールシートを敷いて作りました。わら細工用の藁を確保するためです。今回は、刈り取った稲をはさ掛けするための竹を切り出しました。そして、稲刈りした稲を縄で縛って、すぐにはさ掛けできるようにしました。ついでに、バケツで育てた稲を刈り取りしました。そして、米粒の数を数えてみました。

          バケツで育てた稲を刈り取って、はさ掛け


 はさ掛けをするため、竹林に行って竹を切り出しました。長さ160cmの竹6本と長さ2mの竹1本を切り出しました。前者3本を縛って支柱にし、それを2組作ります。その2組を支柱にして、その上に2mの竹を横に掛けます。その2mの竹に刈り取った稲を次々に掛けていきます。今回は、刈り取ったバケツ稲だけを掛けました。

 竹林で竹を切り出す     三本の竹を縛る      はさ掛け用に
  

 今回刈り取ったバケツ稲(コシヒカリ)ですが、穂が出ている茎を数えると24本でした。そして、実った米粒を数えると平均して60粒/1穂ありました。すると、24 本 x 60 粒 = 1,440粒のお米を収穫できたことになります。つまり、1粒のお米が1,440倍に増えたのです。これは、お米の生産効率がとても良いことを示します。麦ではこうはいかないと思います。弥生時代以降、お米を作り始めたことが人口増加に寄与したのではないでしょうか。次は、一坪田んぼの稲刈りをしようと思います。

     バケツ稲の刈り取り         バケツ稲の収量を計測
 


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