1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

那須でのんびり、の旅

2022年07月06日 | 小さな旅の記録

父の四十九日の法要が終わって1週間。
3月に入ってからあまりに急な展開でした。
父を母の元に送るまで、たくさんの手続きや判断に追われました。
これからもまだやることはありますが、気持ちの上でも一区切りついたので、父をゆっくり偲びお互いを労わる旅に姉と出かけました。


行先は那須。
ある程度距離があって、今まで2人では行ったことがない場所。
でも横浜からホテルまでバスの送迎があってとても楽、というプランを姉が見つけてくれました。

子どもが小さい頃、夏に那須に行くのが恒例だった時があります。
東北道は夜暗くて(周りが田畑で真っ暗)、前の車がいないととても怖かったのが思い出です。
今回は座っているだけでいいなんて。
しかも交通費がかからないなんて。

横浜からの乗車は私たちと年配の女性3人組。
東京からは10人弱合流しました。


かつての勤務先の新しくなった社屋が見られてよかったです。
隣はミッドタウン八重洲。
八重洲にミッドタウンとは。

途中、佐野SAで休憩がありました。
改築中のため、プレハブのような建物でこじんまりと営業してました。
休憩時間が短かったのでゆっくり食事はできず、軽食を。

レモンレモンと書いてあるのに無果汁でした。

予定通りにホテルに到着。
敷地が広くてびっくりです。
チェックインの時間前でしたが、到着後すぐに部屋に入れました。

広い。
そして2方向に窓、そして山々。

奥に和室もありました。
大人数で使う場合はここに布団を敷くようです。

部屋で一休みしてから温泉へ。
露天風呂から滝が見えて、木漏れ日の中とても清々しい気分でした。
緑に囲まれている温泉もいいものです。

夕食は和食レストランを予約していました。
こちらを選んで本当によかったです。
お料理がおいしいのはもちろんのこと、おもてなしの心遣いに驚くばかり。

父のために生け花と陰膳を用意してくれていました。
お料理の説明も丁寧で、とても楽しく食事ができました。

姉が日本酒飲み比べセットを頼んだ時、瓶に少し残ったぶんを父のためにプレゼントしてくれました。

最後には私の誕生日フルーツ盛り合わせと、記念写真とプレゼントまで。
ありがとうございました。

部屋に戻ったらすっかり酔いが回り、そのまま眠ってしまいました。
夜のうちにもう一度温泉に行くつもりだったのに、とにかく寝る寝る・・・。

9時過ぎに寝たのでさすがに翌日は早く起きました。いい天気。


朝風呂のあと、そのまま朝食ビュッフェに行きました。
大きなホテルだけあって、会場も広くお料理の種類も多い。
その中でも、特においしかったのがたまごかけごはんです。
那須御用卵がとても濃厚で。
それと、飲み比べのできる牛乳。

食後は散歩に出ました。

ひさしぶりにブランコに乗りはしゃぐ、いい歳の姉妹。

池。黒い鯉がいました。

結婚式用の教会がありました。

とにかく緑、そして人がいない。
景色がきれいで、視力が良くなったような気がしました。

部屋に戻ってまた仮眠。
とにかく、食べて寝てお風呂入る、ほぼこれです。

チェックアウト後は、バスの時間まで3時間ほどたっぷり自由時間がありました。
ゆっくりお土産を選び(不思議とあれもこれも買いたくなるものです。たまごとか味噌とか重いものばかり買ってしまった)、ホテル内のベーカリー併設のカフェで昼食。

御用邸卵をたっぷり使った卵サンド。
コーンのキッシュもおいしかったです。
ここでもお土産用にパンをたくさん買いました。
眺めも良い。
それに何よりとても静かです。

子ども連れ家族と、高齢の女性グループが多かったので、全体的ににぎやかなホテルでした。
ロビーを走り回る子もいるし、ビュッフェもそれなりの覚悟が必要です。
でも和食処やフレンチレストラン、このカフェなど、静かに過ごせる場所もある。
夜は和食、朝はフレンチレストラン、昼はカフェ、が落ち着いた雰囲気を求める人にはいいかもしれません。

帰りもバスでらくらく。
行きと同じメンバーなので、ほんのりと仲間感も生まれました。
話の感じではリピーターが多いようでした。

姉と横浜でお別れ。
仕事帰りの娘と最寄駅で待ち合わせて荷物を持ってもらいました。
買っているときは気付かないけれど、まとめて持つと重くてびっくりなんですよね。

2日間ゆっくりくつろげたので、また元気に活動しようと思います。
コメント (2)
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