1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

大相撲初観戦記

2017年09月19日 | Weblog
すったもんだありまして、どうにか入手した九月場所のチケット(そのときの話はこちら)。
あれから一月半、ようやくその日がやってきました。

台風一過の青空の元、友人と10時に両国で待ち合わせ。
駅に着いた時点でテンションはかなり高くなりました。
相撲がらみの展示物が多いです。
築地市場駅が魚のにおいがするのと同じように、ビン付油の香りがするような。浴衣姿の若い衆がたくさん通るからでしょうか。

国技館は駅のすぐそば。
関取の名前を書いた幟が鮮やかに翻り、うれしくなります。

(写真、友人が送ってくれました)

チケットのもぎりは親方がやってくれます。
スピード重視ではなく、のんびりと会話をしながら。これもいい感じです。

建物の前に顔ハメボードがあったので、つい。


取組は8時35分開始だそうです。
私たちが行った10時過ぎには、観客もまぁまぁ入っていました。
取れたチケットは2階席だったので、1階席を見学。
マス席の最後方からでも土俵は近く感じます。今度はぜひ1階で見たい。

2階の自分の席に座って、序二段の取り組みを観戦しました。
行司の装束もシンプルなもので足は裸足。お相撲さんは身体がまだまだ細い感じでした。

再度館内探検へ。
地下でちゃんこが食べられるというので地下を目指したんですが、どうしても場所がわかりませんでした。
売店の人に聞いて、行ってみたものの診療所に入ってしまう始末。
看護師さんの先導でちゃんこ会場方面に行きました。

が、しかし。

人気もなければちゃんこの匂いもしない。
そこに「元力士」風の方がやってきて「まだ開始時間ではない」ということがわかりました。
そうだったのか・・・。
あとでわかったことですが、時間になれば地下に向かう扉が開いてすんなり行けるようです。(その頃には長蛇の列)

というわけでランチは2階のレストラン雷電で、新蕎麦と焼き鳥丼のセット&生ビールをいただきました。
のんびり食事をしていたら国技館だということを忘れそうでした。
こうしている間にも、ずっと取組は行われているんです。

私たちの贔屓の力士、嘉風関の手ぬぐいを買いに行ったら残念ながら売っていませんでした。
全ての力士の名入れがあるわけじゃないんですね。
次回来場するときは、手書きのものを持参しなきゃ。

席に戻って三段目の幕下の取り組みを観戦。
椅子は座り心地がよく、ビールも効いてきてうとうと・・・。これもまた楽しいです。
2階席は外国人がとても多かった。

十両の土俵入りあたりから、盛り上がりがぐっと高まりました。
私の席からはこんな風に見えます。
ズームをしたのでボケてますが・・・。


十両あたりになると、力士の体格が全然違いますね。
土俵の使い方も違うと思いました。
そして、呼び出しと行司が短いターンで交代することにも驚きました。

幕内力士の土俵入り。

歓声がすごいです。
全体的に、四股名を呼びまくる人多し。
私も嘉風のときに思いっきり叫びました。
ああ、気分がよかった。
横綱土俵入りは日馬富士1人でしたが、長いタメからのせり上がりは、やはりかっこよかったです。

いい取組はたくさんありました。
みんなで集中して見て、一喜一憂するのが楽しい。
嘉風も勝ってうれしかった!
弓取り式もしっかり見ました。

1万人以上が一斉に帰るので、当然のごとく出口は渋滞します。
しばらく、やぐらの前で太鼓を聞き時間調節。
動きだしたら、栃の心と御獄海が帰るところに出くわし、すぐそばで見られました。
嘉風にも会いたかった。

相撲観戦はとても楽しく、時間が許せば8時半から18時までずっといられるわけで、チケット代も高いとは思えません。
この歳になるまでなぜ行ってなかったんだか。
これからはチケットが取れる限り足を運ぼうと思います。

コメント
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