鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

=天理教と聖書の奥義=20  ~地上だけでの一時的な身体?~

2023年05月22日 | 天理教と聖書の奥義

 

 

復活したイエスの復活体が、波動体であって、
さらに、以後天国におけるイエスの身体も波動体である、とすると
量子論的には筋が通る。
 
  ~前回、そんな考えを述べました。
 
 
@@@
 
今回、そのアイデアをもう一歩推し進めてみます。
 
するとイエスの「本来の身体は波動体」ではないか、とのアイデアも出てきます。
 
つまり、本来、波動体であったイエスは、この地上世界にいる間だけ、
物的肉体として存在していたのではないか、と。
 
正確には、生まれて十字架刑死して墓に葬られるまでの間だけ、イエスの身体は
物的肉体だったのではないか、と。
 
~そういう解読も浮上してきました。
 
 
 
@@@
 
 
<人類の罪を代償するには>
 
それには、次のような理由も加勢してくれます~。
 
物的肉体でないと「死ぬ」ことはできない、というのがそれです。
 
 
+++
 
イエスがこの地上世界においてなすべきとして、父なる親神から与えられた最大の仕事は、「死ぬこと」でした。
 
彼は十字架刑死することによって、アダム以来の人間の原罪を代償しました。
 
その「死」は、物理的力を加えられることによって「壊れる」ことによってもたらされます。
 
壊れて、循環運動をしなくなったことによって、もたらされます。
 
そういう事象は、物的肉体でないと起きないのです。
 
 
+++
 
 
<復活するためにも>
 
福音の神髄である「復活」もそれに直結しています。
 
人間に復活の姿を見せるには、イエスは「死」ななければなりませんでした。
 
イエスはそのためにも、物的肉体を持った人となったとも考えられるのです。
 
 
+++
 
 
<マリアの胎に宿ったのも>
 
そうすると、イエスのこの地上世界に現れる際、生母マリアの胎の中に宿った理由も特別な意味を持ってきます。
 
聖書はイエスが処女マリアから生まれたと記録していますよね。
 
だが、そもそもどうしてそんなドラマチックというか、奇抜な方法で生まれねばならなかったのでしょうね。
 
父なる親神様は、ドラマチック好みだった、というのは理由にならないでしょう。
 
後に人類がクリスマスのお祝いが出来るため、なんてのは、もっと理由になりません。
 
 
+++
 
だが、人間であるマリアの胎に宿り、そこで育って誕生することによって、
イエスは物的肉体を持った存在として、地上での生涯を送ることができるのです。
 
それによって、「死ぬ」ことが出来る。
 
波動体では「死ぬ」ことはできません。
 
 
+++
 
そして、復活以降のイエスは、本来の波動体としての身体にもどったのだ、と。
 
マリアからこの地上に生まれて、死んで墓に葬られるまでの間の、イエスの身体は一時的な身体だった、と。
 
この考えは、筆者にかなりなリアリティを与えてくれます。
 
 
(続きます)
 
 
 
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