食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

あなたのバランスをサポートするサロンConcordia~コンコルディアのsoraがお届けする薬膳・食養生のことなど

ふきのとうで体を目覚めさせる

2014-03-25 | 消化を助ける
ふきのとう」をたくさんいただきました!


ちょっと育ち過ぎて開いちゃってますがきれいでしょ?(^ ^;)

春、体を目覚めさせる苦み食材です。

まだ寒い頃に土の中からひょこっと顔を出す姿、そして独特の苦み…
春が来るんだな~としみじみ感じさせてくれるふきのとう
苦み成分には、冬眠状態で滞っていた新陳代謝を活発にさせる働きがあります。

ふきの葉が出る前の蕾なので、ふきそのものよりも栄養が豊富です。
粘膜や皮膚を健康に保ち、目の健康に不可欠なカロテンが多く含まれています。
ビタミンB1やカリウムなどのミネラルも。

漢方では、咳を止めて痰を切る、炎症を抑える、胃の調子を整え消化を助けるなどの働きがあるとされています。
香りが食欲を増進させて消化を助けてくれるんですね。
そしてちょっとイライラしやすい春には、この苦みで頭に昇った熱をクールダウン。

天ぷらや味噌汁にしても美味しいのですが、私は「ふきのとう味噌」が大好きです♪
刻んでごま油で炒めて、酒・砂糖・味噌・みりん・蜂蜜を加えて練ります。
白いご飯のお供に。これだけでご飯茶碗一杯ペロリといけちゃいます(*´艸`)
春の楽しみがまたひとつ増えました♪


強い苦みが苦手な方は、塩少々を加えた熱湯でサッとゆで、冷水にとってアクを抜いてから使うといいですよ☆

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味
寒、苦・微甘

効能
咳を止めて痰を切る
炎症を抑える、解毒
胃の調子を整え消化を助ける



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