食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

あなたのバランスをサポートするサロンConcordia~コンコルディアのsoraがお届けする薬膳・食養生のことなど

色々話せてよかった『腎と冷え症の食養生&薬膳』ご感想

2014-07-26 | 薬膳・食養生講座
先日『腎と冷え症の食養生&薬膳』にご参加くださったみなさん、ありがとうございました!
いただいた感想を一部ご紹介します。

症状で悩んでいることとか、色々話せてよかったです。
同じ悩みを持つ人と共感できたのもよかった。
お料理もおいしかったです。体の中から温まりました。
(Iさん・30代)

話すとスッキリしますよね!他の人の話を聞いていて、今まで気づかなかったことに気付けたり。
私も勉強させていただきました。ありがとうございます(^_-)

soraさんが自分の経験談を笑い話みたいにしてくださったのが、印象に残りました。
家に帰ってからもポカポカがしばらく続いた気がします。
教えていただいたことを、試してみようと思います。
(Sさん・40代)

盛り上げてくださってありがとうございます。
食養生はとにかく続けるのが大事です☆少しずつでいいので継続して行ってくださいね(^_-)

すごく簡単にできる料理から、ちょっと手の込んだものもあり、参考になりました。
鶏が美味しかった!
次は体調の変化を報告しに来ます。
(Mさん・30代)

気に入っていただけて私もうれしいです♪ありがとうございます。
体調の変化のご報告、楽しみに待ってます(^_-)


Mさんお気に入りの鶏を使ったボリューミーな一皿

『腎と冷え症の食養生&薬膳』は8/30(土)も開催します!!
申込み受付中です☆

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



まだ間に合う!!8月のワークショップ
8/30(土)『腎と冷え症の食養生&薬膳』
8/21(木)『腎とエイジングの食養生&薬膳』
8/9(土)『0ゼロからはじめる食養生~体と食べ物の陰陽~』
詳しくはこちらをご覧ください

おうち薬膳ワークショップsoraからごあいさつ
漢方・薬膳との出逢い

塩分も補給して

2014-07-24 | 漢方・薬膳
朝から暑いですね(^ ^;)

昨日は二十四節気の大暑(たいしょ)でしたし。
それにしてもこの「大暑」。見るからに「暑いぞ~!!」って字ですよね。

今日も各地で高温注意報が出ています。
外出しただけで汗をたくさんかきますから、しっかり水分補給してください。

水分を摂る時は、水だけでなく塩分も一緒に摂ってください。

暑さでバテバテになった時は、塩を一つまみ入れた水を飲むほうが、水だけを飲む時より早く回復します。
以前ランニングから戻ってきたら、顔は真っ赤(日焼けじゃないですよ・笑)、息がフウフウしてなかなかおさまらないことがありました(@_@;)
塩を溶かした水を飲んで涼んだら、ようやく復活したのを思い出します。

汗で出てしまったミネラル分も一緒に補給できるので、スポーツドリンクもおススメです。
(個人的にはスポーツドリンクは苦手です。糖分がちょっと合わないみたい。たくさん飲むと胃の調子を崩すんです。)

あと、お茶は利尿作用でせっかく摂った水分を出してしまうので、熱中症対策の水分補給には強く勧められません。
もちろん飲まないよりはいいですが…

食べ物からも水分は補給できるので、食事の時には汁物も加えてください♪
以前紹介した昆布茶ととろろ昆布のお吸い物は、簡単にできる夏にピッタリの一品です☆

ちなみにとろろ昆布って、80℃以上の熱湯に入れるととろみが出なくなってしまうんですって!
60℃ぐらいのお湯が最適だそうです。
お吸い物に入れる時は、器に注いで少ししてからとろろ昆布を投入すると、あの“ぬるん”とした食感が味わえますよ(^_-)

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



まだ間に合う!!夏の自分ケア・8月のワークショップ
8/30(土)『腎と冷え症の食養生&薬膳』
8/21(木)『腎とエイジングの食養生&薬膳』
8/9(土)『0ゼロからはじめる食養生~体と食べ物の陰陽~』

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漢方・薬膳との出逢い

生理前に夢見が悪い時

2014-07-21 | 心の養生
6月の『PMSの養生と薬膳』の生徒さんから、「いつも生理前に夢見が悪くて…」とご相談を受けました。
私も時々ありますよ~(´・ω・`)イヤですよね…あれ。

生理前に子宮に経血が集まって来ると、からだ全体の「(けつ)」のバランスが乱れるんですね。

この場合に一番足りないと考えられるのは「心血(しんけつ)」。
心血が不足すると、意識・情緒・集中力・思考能力などに深く関係している「(しん)」に影響が起こり、眠りが浅くなったり、夢をたくさん見て目が覚めてしまったりする…というわけです。

なので、生理前後に夢見が悪くなる人は、血を養う(補う)食べ物を摂り入れてみてください。

血を増やすといえばやっぱりレバー
焼き鳥屋さんで食べるハツ(心臓)もいいですね♪

イカタコにも血を養う働きがあります。
(ただし、タコは体を冷やす「」の食べ物なので、冷えやすい人は食べても少しにしてくださいね。)
季節が合えばカキもおススメ。夏なら岩ガキですね♪

野菜・果物では、にんじんほうれん草落花生ぶどう(レーズンもOK)。

ほかには、くこの実なつめがおススメです。
そのまま食べてもいいですが、苦手な方はお茶に入れると手軽に摂れますよ☆

生理で出た分を補うのにもピッタリの食材です。
女性はずっと「血」が不足しやすいといわれているので、日頃から意識して摂り入れたいですね。

今日は午後から『腎と冷え症の食養生&薬膳』ワークショップです!
ご参加くださるみなさん、お会いできるのを楽しみにしています(^0^)

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



まだ間に合う!!夏の自分ケア・7~8月のワークショップ
8/30(土)『腎と冷え症の食養生&薬膳』
8/21(木)『腎とエイジングの食養生&薬膳』
7/28(月) or 8/9(土)『0ゼロからはじめる食養生~体と食べ物の陰陽~』

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漢方・薬膳との出逢い

便秘の傾向と対策

2014-07-16 | 漢方・薬膳
梅雨時はいつも浮腫(むくみ)との戦いになることが多い私ですが、今年は珍しく便秘気味になりました(´・ω・`)

不規則な食生活をしていた頃は便秘になることもありましたが、薬膳を学んで食養生を心がけるようになってからは、ほぼ無縁でした。

今まで何ともなかったことでちょっとした不調を感じると、気になりますよね…
なんでだろう?

ということで、今回は「便秘の傾向と対策」についてお話ししたいと思います。

漢方では、便秘は大きく4つのタイプに分けて考えます。

虚性便秘
熱性便秘
気滞便秘
冷性便秘

ここでは、そんなタイプがあるのね…ぐらいに捉えていただいて、それぞれのタイプについて、簡単にご説明しますね。

虚性便秘
疲れやすい人、体が弱めの人、お年寄りに多いタイプ。
さらに細かく分類すると、便を出す力が弱い「気虚便秘」と、貧血の人や生理後・出産後に起こりやすい「血虚便秘」に分かれます。

熱性便秘
体質、加齢、食事の偏り、発熱後に、腸の潤いが不足し乾燥によって起こる便秘。
さらに細かく分類すると、更年期などで手足がほてる人に起こりやすい「陰虚便秘」と、暑がりでいつも元気いっぱいな人や熱が出た後に起こりやすい「実熱便秘」に分かれます。

気滞便秘
ストレスや運動不足により、出す力が停滞して起こる便秘。
それほど強いストレスでなくても起こる場合も。例えば旅行に行くと出なくなるとか。

冷性便秘
お腹の冷えにより出す力が弱って起こる便秘。
冷え症の人、お年寄りにもあてはまるタイプ。

どれかひとつのタイプにピタッとあてはまる、ということはたいていなくて、複数のタイプが合わさることがほとんどです。

タイプ別の摂りいれてみていただきたい食材のカテゴリーを、過去の記事にリンクしました。ご参考までに!

虚性便秘
気虚便秘気力・体力アップの食材
血虚便秘血を増やすものを中心に、体を潤す(涼や寒の性質のものは避ける)、体力・気力アップの食材も加えて

熱性便秘
陰虚便秘体を潤すものを中心に、体の熱を冷ます食べ物を、血を増やす食材(温や熱の性質のものは避ける)も加えて
実熱便秘体の熱を冷ます体を潤す食べ物

気滞便秘気の巡りをよくする食材

冷性便秘体を中から温める食べ物

便秘を改善するで紹介したものも要チェックです(^_-)
いちじくはこれから美味しい季節を迎えますし!!

今年の私はどうもの「血虚便秘」との「陰虚便秘」タイプの合体型だったようです。
血を増やす食べ物、体の熱を冷ます食べ物、体を潤す食べ物を、意識して組み合わせて食べるうちに、自然と解消されて行きました。

最近、足の裏がほてりやすいんです。
おそらく更年期が近づいて来ているから…

でも食養生と薬膳があるから大丈夫。
流れに逆らわず、体の声を聞きながらゆるやかに乗り切って行こうと思います。

自分のタイプを探るには、もっと詳しく症状や生活習慣、食べているものなどをチェックする必要がありますが、紙幅が尽きたのでここまで(^ ^)

ご紹介しきれていない食材もまだありますし、なぜその食材なのかということも知りたいですよね!?
9月のワークショップ、便秘がテーマの回を設けますね☆

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



夏だから自分ケア♪7~8月のワークショップ
8/30(土)『腎と冷え症の食養生&薬膳』
7/26(土)『夏バテ対策の食養生&薬膳』
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7/28(月) or 8/9(土)『0ゼロからはじめる食養生~体と食べ物の陰陽~』

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漢方・薬膳との出逢い

お腹の冷えに意外な食べもの

2014-07-09 | 体を中から温める
今回のテーマは「(あじ)」です。

実は、漢方では体を温める「」の性質の食べ物なんです。意外でしょ?

胃を温めて消化活動を活発にするので、お腹の冷えを感じる時、食欲がない時、また疲労がある時にも摂り入れてみてください。

今ちょうど旬ですし、エアコンや冷たい飲み物で冷えた体のバランスを取るのにもいい食べものです。

」の性質のお魚は他に
鮭、マス、イワナ、鰯、鰻、太刀魚
があります。

鮭や鰯は割とよく食べますよね。ぜひ「これで温まるのね~」と思いながら食べてください(^0^)


栄養的には、同じ青魚の鰯や鯖と比べて脂肪が少なく、タンパク質が豊富。

アミノ酸やイノシン酸が多く含まれるのでうま味たっぷり!
鯵の名前の由来は「味のよさ」ともいわれているそうですよ♪

タウリンも豊富です。これは疲労回復に繋がります。

そして青魚といえばEPAとDHA。
EPAとDHAには血中の中性脂肪を下げる働きがあり、血栓の予防効果が確認されています。

効率よく摂取するには、脂が減らないように、刺身や煮魚(煮汁ごと)で食べるほうがいいんだとか。
でも漢方的には、性質が温の魚でも刺身だと若干冷えに傾いてしまうんですよね…

そこで生姜、ねぎ、大葉といった体を温める薬味の登場☆というわけです。
これらは殺菌効果にも優れているので、一緒に食べれば一石二鳥!!

鯵のたたきに生姜、ねぎ、大葉が添えられているのは理にかなっているんですね。

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
温、甘/胃・(腎を帰経に加える文献もあり)

効能
胃を温め消化機能を整える



夏だから自分ケア♪7~8月のワークショップ
8/30(土)『腎と冷え症の食養生&薬膳』
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漢方・薬膳との出逢い

半夏生と半夏のこと

2014-07-03 | 老廃物を出す
昨日は七十二候の「半夏生(はんげしょう)」でした。

七十二候とは、二十四節気のひとつひとつを3つに分け、その季節の特徴的な自然現象を言葉で表したものです。
竹笋生(たけのこしょうず・5月立夏の期間)とか、寒蝉鳴(ひぐらしなく・8月立秋の期間)とか、何となく聞いたことありませんか?

夏至から数えて11日目を「半夏生」といいます。

昔から、農家はこの日までに田植えを済ませ、休息を取る大切な節目の日とされてきました。
酒肉を禁じ野菜を摂らないようにするなど、物忌みも多かったそうです。

また、この頃に降る雨を「半夏雨」といい、大雨になるとされています。
たしかに集中豪雨が心配されてますね…

さといも科のカラスビシャクのことを「半夏」といいます。
この「半夏」が「生まれる」頃なので「半夏生」。

漢方では、その球茎(球根をイメージしてください)が生薬として使われています。
吐き気止め、痰切り、健胃消化などを目的として用いられます。

多痰、咳、吐き気、胸や胃のつかえ、めまい、頭痛、不眠、手足のしびれ…
水液がスムーズに流れないために起こる、さまざまな症状を改善する働きを持っています。

半夏」と名の付く漢方薬は
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
などがあります。

名前には出てきませんが、二陳湯(にちんとう)、小柴胡湯(しょうさいことう)、温経湯(うんけいとう)、釣藤散(ちょうとうさん)、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうぼれいとう)などにも配合されています。

ちなみに半夏は生のままでは有毒ですので、決して食べないように
お薬は専門のお医者さんや薬剤師さんに相談して処方していただきましょう

気候の影響で体にも湿気が溜まりやすくなる季節。
スムーズに水が流れるよう、ケアしてくださいね☆

むくみを取る
老廃物を出す
気の巡りをよくする
食べ物から、いくつかお好きなものを、意識して摂ってみてください。

あ、流したら補うことも忘れずに。
体力・気力アップ

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【漢方的分析】
性味/帰経
温、辛、生では有毒/脾・胃・肺

薬効
余分な湿を取り除き、痰を切る
水液の逆流によって起こる吐き気を止める
胸のつかえをとる



夏だから自分ケア♪7~8月のワークショップ
7/21(月祝) or 8/30(土)『腎と冷え症の食養生&薬膳』
7/26(土)『夏バテ対策の食養生&薬膳』
8/21(木)『腎とエイジングの食養生&薬膳』
7/28(月) or 8/9(土)『0ゼロからはじめる食養生~体と食べ物の陰陽~』

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おうち薬膳ワークショップsoraからごあいさつ
漢方・薬膳との出逢い

笑顔で過ごせますように

2014-07-01 | 心の養生
夏越しの大祓に行ってきました(^ ^)

実は儀式に参加するのは今回が初めて!

行くまではワクワクした気持ちでしたが、境内に腰かけて目を閉じると、ただただ今ここにいることがありがたく、心静かになって行きました。

清められ、身も心も引き締まりました。


今年後半の幸せもお願いしてきました。
ご縁をいただいたみなさんが笑顔で過ごせますように。
家族みんなが笑顔で過ごせますように。

最後にお神酒をいただきました。ありがとうございます。


それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



夏だから自分ケア♪7~8月のワークショップ
7/21(月祝) or 8/30(土)『腎と冷え症の食養生&薬膳』
7/26(土)『夏バテ対策の食養生&薬膳』
8/21(木)『腎とエイジングの食養生&薬膳』
7/28(月) or 8/9(土)『0ゼロからはじめる食養生~体と食べ物の陰陽~』

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