四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

丙火猛烈!

2018年11月14日 21時11分28秒 | 命理

☆テン、少し美猫ッぽく写りました。

☆命理
ここ数日は丙午日干水旺生まれでコメント欄が賑やかでした💦 日時に印比劫が団結すればそれはそれで強さを誇れることになることは間違いないと思います。確かに2丙あったり巳午の2根があるなど死令生まれにはこの上なく有難いことだと思います。
 丙火日干水旺月も荒れ狂うほどの水旺であったとして日干弱と判断したとしても日時干に団結する丙火は見かけ以上に強いのかもしれません。日干強弱は食傷財官との相対的な比較です。またそれ以上に絶対的な団結した強さを持てる配合であれば日干強となったりします。「強」という一文字にはかなり幅があるとも思うので文字面で「強」と書いて、読んだ人も捉え方が違うのではないかと感じます。「弱」といえばどんなに弱いのかと思う恐れもあります。それぞれが学んだ命理の感覚で読まれていると思うからです。

 本日はブログにて補足です。滴天髄の天干論を引用します。
丙火というのは滴天髄の天干論のところに次のようにあります。
「丙火猛烈 欺霜侮雪 能煅庚金 逢辛反怯 土衆成慈 水猖顕節 虎馬犬郷 甲木若來
必當焚滅」
これを訳しますと
「丙火は周囲を照暖する猛烈な火です。霜を欺き雪さえも侮り畏れません。よく庚金を煅金します。辛金に逢えば合して弱化は反って怯むものです。土が重なるとき火は土を慈しみ生土します。水勢が猖(さか)んなのも丙火は畏れず却って猛火を抑え、丙火の良いところを発揮します。寅午戌合するところに甲木が来たりすると必ず炎上して焚滅するものです。」

 というように丙火の特性が書かれています。さらに噛砕いて解釈しますと、
丙火は猛火なのです。つまり亥子月水旺であっても丙火日干であれば調候も無くても良いとさえ言われます。水火戦となっても水は畏れないということでもありますので数値での計算上の日干強弱だけ、つまり扶抑だけで八字を看ると間違うということでもあるのです。もちろん輔映湖海となるのは日干強であるのは条件です。冬月には難しい相談でしょう!ということは丙火は水は畏れないが、土多は嫌うということも上記の滴天髄天干論にはあるのです。猛火は湿土に納められるのは喜なのですが、そこは過ぎたるは及ばざるがごとしですので湿土への晦火晦光は最忌です。また庚金を煅金するというあたりは正しいですし、丁火のほうが干の相性としては適しています。辛金と合すると却って怯むというあたりも「合去」や「化水」は妄論であり得ないものです。合は単なる剋の意と解釈して、丙火も辛金も双方弱化と判断して読み取るのが正解でしょう!!
 
 このように丙火を理解していくと丙火の特性というのが分かるかと思います。他の陽干にしても同様に強きを求めるのも同じでしょうし、干の特性はそれぞれがもっています。
甲木参天、戊土固重、庚金帯殺 壬水通河 とそれぞれの出だしを書いただけでその特徴が出ます。逆に陰干は全体として「陰干弱きを畏れず」という観点は重要で、少しくらい日干弱でも畏れることもないのです。特に「癸水至弱」と書かれていて癸水は最も弱い陰干であるということです。他、己土は「水多木多を畏れず」ですので水財や木官殺が重なっても耐えうるという判定が下るでしょう。このあたり、乙日干は官殺のなら金ですから、同様に財官が狂うほどあるとすれば、己土日干同様の判断はできないのです。乙は金気を嫌います。
というように日干と他の五行を比べてみて、数値的に日干強弱を出したとしても干の特性を考慮せずに八字を看ることはできないという意味でもあります。
 ですから通変のみでの理論はありえないということに繋がります。通変は事象推察の一手段にしか過ぎないということでしょうか!!
 話はもとに戻しまして・・・・本日は丙火の特性に触れてみました。参考になさってください。詩子



☆我が家は広いので今までの猫には買ってあげたことはないです。キャットタワー場所を取りますね。


☆大きくなりました。現在800g。
コメント
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