色彩塾

暮らしを楽しむためのカラーコーディネートのポイント。ブログ公開カラー講座!

カラーコーディネートのまとめ方

2015-11-07 09:22:17 | インテリアカラー



色の仕事をしていますが、カラーコーディネートと言われると、何か赤がポイントとか、
青がポイントとか…  どうもカラフルなコーディネートをするのではないかと思われがち。

よくよく考えると、私はいつも色相(色み)ではなく、明度(明るさ)・彩度(鮮やかさ)の
トーンから考えているなと。

色のトーンを訳すと「色調」

ちょっと曖昧な印象ではあるけれど、明度と彩度を掛け合わせた考え方です。

カラーコーディネートを考えるとき、ベースカラーとなる色は、トーンから考えるととても
まとめやすい。

なぜなら、ベースカラーは、引き算の定義となる場合が多いから。(シーンによる)

次なるアソートカラーやアクセントカラーを活かすための環境ベースとなるため、
トーンが「キモ」となる。

色相を追っかけるよりも、明度や彩度をもっと大事にしてほしい。

インテリア空間に関しては特にベースカラーのトーンが重要。

ここが決まると、なじませたいのか、メリハリを付けたいのかによって
イメージが決まってくる。

このテーブルのように、なじませつつも、アクセントになる色相が少量入っているだけで
空間に新しさが生まれる。

このように、トーンが決まれば、色相の活かし方が決まっていくのです。


と、何となく伝えてみたかった。     以上







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