ガタゴトぷすぷす~外道教育学研究日誌

川口幸宏の鶴猫荘日記第2版改題

終日在宅

2017年07月16日 | 日記
○6時50分起床、起床時室温30℃。2度寝。学園祭の賑わいの風景、一転して岩礁光景の中を走る列車、レールが海に没しているがかまわず列車は進み行く。列車は鄙びた町の中に停車。改札を出ると正面が立派な作りの学校。そこではない学校に所用があるぼくは近辺を歩き回る。広い空間の部屋に教育実習生らしき姿がちらほら。中央テーブルに置かれた封筒をのぞき込むと、「教育実習参観指導用グッズ」とぼくの乱雑な手が書かれている。数人の男女がドタバタとぼくを取り囲み、「全然連絡が取れなくて困っていました。どうしたのですか?」と詰め寄ってくる。シーンはふたたび学園祭・・・。この夢、フロイド風に解釈するとどうなるのでしょう?クソ面白くも無い。
72.0
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○8月11日18時~ オステルリー・ラベイにて誕生会。楽しみだ。
○Sさんの手の麻痺は強い。両手でバーを握って運動するような場合でも右手がバーを握っているだけ。
 かといって、左手指を動員できないわけでは無い。いつぞや続く期日の間、ぼくが誘い込んで、不自由な腕を用いてゴムボールのキャッチボールで遊んだり、コーヒーのミルを麻痺した方の手で支えて豆を挽くことをした、パソのキーボードでタイプの訓練もした。
 だから、まったく麻痺左手指が生活機能しないわけでは無いのだ。左手を、機会あるごとに、使うことにチャレンジしてほしいなぁ。そんなことを所長さんにつぶやいたら、所長さん、にっこり笑って、「両の手のひら使って、洗顔ジャブジャブね!」と返して下さった。ぼくのほぼ一年半前の喜びの言葉をしっかり覚えて下さっていたのだ。
 2015年11月12日に、ぼくはこんなことを綴っている。
洗顔をしていて、あれっ?
左の手と右の手とで水をすくって、ごしごし、してる?
ちゃんと合わさっていて、水が漏れてない?
いつもは形式でそうしていて、結局右手だけで、
気持ちゴシゴシ、実質ツルンツルン、と顔をこすっているけど、
今日は両の手のひらで、じゃぷじゃぷ、ごしごし…。
こんな事さえうれしくなる今朝、72歳誕生日。
 手の麻痺で苦しみ、諦めているすべての人に味わっていただきたい素朴なかつての生活感覚だ。所長さんはこのことをしっかり受け止めて下さっている。ありがたい存在者。