ガタゴトぷすぷす~外道教育学研究日誌

川口幸宏の鶴猫荘日記第2版改題

粋生倶楽部増尾通所リハビリ

2017年02月04日 | 日記
○7時起床、起床時室温8℃。夜の目覚め1回。
○通所リハビリ。今日のコーヒー淹れはGさん。
*レッグマジック110回。3回に分けた。踏み台。ハードル歩行、だいぶ足を引っかけなくなった。マットを使いかかとから着地歩行訓練、ゴム紐を使い左脚後ろ上げ訓練。ちょびっとは上がるようだが、やはり、泣きたくなる。自転車。マッサージ、あったか姫。
*Gさん、Kさん、Sさんと会話。逞しい方々でお話をしていて、ぼくまで勇気をいただく。
○エデュアール・セガンってどんな人?(2)
 講談社の世界教育史大系中の「障害児教育史」によると、セガンは、フランス・パリの17世紀を起源に持つ一大病院「サルペトリエール院」の精神病棟改革に大きく寄与しているという。また、関連する著作・論文では、やはりセガンは超大物扱いで、別の、やはり歴史のある巨大病院「ビセートル院」に白痴学校を設立したという。セガンの諸業績は世界の着目するところとなり、学校見学者がしきりであったという。19世紀のほぼ半ばのことだ。そういうことを、まず、学習した。
 写真は、サルペトリエール病院とビセートル病院の歴史門。現在も「活躍中」である。サルペトリエールは女子の棄民施設であり、フランス革命の頃、近代精神医学初期の大精神医学者フィリップ・ピネルが女子精神病患者の治療法として初めて拘禁を解いたところ、ビセートルは男子の棄民施設であり、われわれのなじみとしては、ヴィクトル・ユゴーの文学『ある死刑囚、最後の一日』の舞台とされている。ちなみにユゴーの同作品は、死刑廃止思想の先駆けとして知られる。
*サルペトリエール病院の歴史門。17世紀のもの。

*ビセートル病院の歴史門。やはり17世紀のもの。