この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

九州国立博物館まで特別展《始皇帝と大兵馬俑》を観に行ってきました。

2016-05-16 22:11:52 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 土曜日は九州国立博物館まで特別展《始皇帝と大兵馬俑》を観に行ってきました。
 お袋が博物館に行くのが好きなんですよね。
 自分はというと、そこまで好きではなかったりします。
 なぜ好きじゃないのか?
 理由の一つ目は、格式ばった博物館って大抵写真撮影が禁止なんですよ。
 今回の特別展のような来場者がたくさんいる展示会であれば、写真撮影が禁止というのもまだわからないではないです。
 でも自分の他にろくに来場者がいない、閑散とした博物館であっても、なお写真撮影が禁止のところがあったりして、そういうときは、どうして写真を撮ってはいけないのですか?と関係者の方に聞きたくなります。
 などと写真を撮ってはいけないことを好きじゃない理由に挙げている割には、撮影に用いているのはガラケーなんですけどね。笑。

 理由のもう一つ、それは学芸員の方がこちらの期待に応えてくれないから、かな。
 博物館の学芸員、キュレーターといったら、自分からしたら憧れの職業ですよ。当然美術や博物学のスペシャリストであって欲しい。
 でも何かしらの展示会に行って、そこにいる学芸員の方にわからないことを質問しても、まともに答えてくれた試しがないですからね。
 今回もそうでした。
 自分が尋ねたのは以下のような質問です。
「8000体といわれる兵馬俑はほとんどが等身大で、かつ一つ一つ表情が異なっていたのであれば8000体すべてにモデルとなる人物がいたと考えられるが、そのモデルとなった人物たちは最終的にどうなったのか?」
 必要な採寸やポーズ取りなどを終えた後、兵馬俑のモデルとなった人物たちは、果たして無事に解放されたのか?ということが気になったのです。
 でもそのことを学芸員さんに尋ねると、困ったような顔をして、「質問は紙に書いて提出してください」と言われました。
 質問を紙に書いて提出したとして、その解答は最終的にどうやって得られるっていうんでしょうか?メールで解答してくれるのかな?

 博物館の展示会に行って、何か気になることや疑問に思うことがあっても、そこでまともに相手をしてくれないなら、ストレスがたまるばかりですからね。ただ展示物を見るだけ、というのはつまらないと思うんだけど、そう思うのは自分だけなのかな。
 そんなわけで自分はあまり積極的には博物館には行かないのです。

 見学を終えた後、お腹も空いてきたので西鉄太宰府駅方面に向かいました。
 何を食べようか、少し迷ったのですが、この日は西鉄駅から歩いて五分ほどの距離にある《自家焙煎珈琲 蘭館》という喫茶店でお昼を頂くことにしました。
 ここはタマゴサンドがとても有名なお店なのです。


   

 タマゴサンドは美味しかったです(ゆで卵ではなく、卵焼きを挟んである)。
 ただ、ランチを食べに行って珈琲とタマゴサンドで1600円というのはやっぱりちょっと高いような気がします。
 これで1000円前後、というのであればもう少しプッシュ出来るのだけど。
 とはいえ、人によっては「九州の至宝」とまで言わしめる珈琲とタマゴサンドですから、自分が本物の味をわからないだけなのかもしれません。
 
 以上です。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする