風と水の記憶 Mitsuhiro's Photo Page/ 田谷光宏

日常のこと。旅先のこと。生き物達のこと。つれづれを写真と一緒に。

海獣たち/アラスカ 写真整理中

2020-03-30 21:02:03 | アラスカ
 ラッコは自分の写真の中でも売れ筋No.1。可愛いですからね。でもこのラッコ、結構なおじいちゃん。ラッコは年を経ると顔が白くなります。メスのラッコはほとんどが鼻に傷痕がありますので(交尾中にオスがメスの鼻に噛みつくので)、このラッコがおじいちゃんであるということです。

 夏のアラスカ湾は比較的暖かく、日本の春先のような気候です。豊潤な海にはたくさんの生き物たちが暮らしています。
 
 もう20年も前にアラスカが少し変だと多くの人が感じていました。温暖化による影響を高緯度の地域は真っ先に受けていたせいです。それが今、地球全体に影響が及んできたということだと思います。その頃「地球が危ない」と言っていた人の声は世界のトップに立つ人たちには届くことはありませんでした(聞く耳を持たなかった)。

崩れ落ちた氷河の流氷に乗って寛ぐアザラシ。毛が生え変わる途中なのでマダラ模様になっています。

これもアザラシ。
       

カワウソ。

       
       
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雪散歩/群馬高崎 ほぼ人気なし

2020-03-29 19:08:55 | お庭フォト
雪が降りました。
もういく日も我が家の敷地から出ていないことに気づき、散歩を決行。
傘をさし、カメラを一台。
何人か人を見かけるも、雪が降り、けぶった道には行き交う人もなく、不思議の国に迷い込んだような、と言えばちょっと陳腐ですが・・・
シャーベット状になった道では靴が濡れ(長靴を選択しなかったのは歩きづらいと判断したから)靴下が濡れ、足の指先が冷え切りました。自業自得。
近くの用水路に咲く桜と近くの公園。当然、人気は無し。

このコロナ問題で世界の人たちの(もちろん日本人も)移動形態が変わるような気がします。
悪くいうと内向きに、良く言うと自制的に。変わらなければいけない時期だったのかもしれません。歩きながらそんなことも考えていました。


冷え切って帰宅すると庭の椿も雪の中。
マクロレンズで遊びました、
       
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アラスカの生き物 トド/鰭脚類 写真整理中

2020-03-26 18:00:37 | アラスカ
 ゆっくりと写真の整理をしています。長い時間モニターと睨めっこしているのは疲れますが、過去のものを改めて見直していると新たに気がつくこともありますし、新鮮な出会いもあったりします。
 トドは鰭脚類。鰭脚類(ききゃくるい、又はひれあしるい)は字の如く、足が泳ぎに特化されてヒレ状になっているアザラシ、アシカ、セイウチの仲間です。トドはアシカの仲間で最大種。体長3m体重1t(オス)。
 アシカの仲間は前足で立ち上がり耳たぶがあります。肉食なので鋭い歯を持っています。
 北海道にも棲息していますが漁業の害獣として駆除されています。


オスは大きくて迫力がります。

子供はやはり可愛い。

このポーズをよくします。頬杖をついて考え事をしている・・・とは思えませんが。


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南アラスカの海/写真整理中 処処の事情により

2020-03-23 19:52:44 | アラスカ
夏のプリンス・ウィリアム湾。
クルーズ中は曇ることも多いのですが、晴れた日中では日本の春のような気持ちの良い天候に恵まれることもありますし、航海中に雨や風に出会えばダウンを着ていても震えることがあります。夏のアンカレッジやジュノーの空港ではTシャツの人もいれば綿入れを着ている人もいるという不思議な光景を見ます。

       

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夏のデナリ 2/アラスカ 写真整理中

2020-03-22 21:30:54 | インド
アラスカ鉄道でデナリ国立公園で下車。
一般車両が公園に入るには許可が必要で、ほとんどの観光客はこのバスでデナリ深奥部へ、それぞれの旅は続きます。
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夏のデナリ/アラスカ 写真整理中

2020-03-21 19:44:48 | アラスカ
 アラスカの旅はいつも船でした。クジラやクマを見つけながら船を走らせ、夜は入江の中にイカリを下ろして、晴れた日にはオーロラが海に映り、ザトウクジラの噴気の音を聴きながら眠る旅。
 数年前に一度だけアラスカ鉄道に乗ってデナリ国立公園まで出かけた時の写真です。8月のデナリは雪解けの水を集めた川も水量を減らし、細い流れになっていました。
 この時に見たオーロラは今までにない派手なものでした。オーロラ爆発と呼ばれているものとも少し違う派手なものでしたが写真は失敗(絶対撮れない)。なんせオーロラの動く速さがとんでもなく、とてもカメラでは捉えきれないものでした。ある一点から飛び出したオーロラが頭の上で大きな塊になり、爆発するように大きな傘となって頭上に降り注ぎました。行ってみれば打ち下げ花火のような・・・何度か打ち下げた後はノコギリ状のオーロラが龍のようにのたうち回って終わりました。その間わずか2〜3分。
 という経験をしたデナリでした。
 

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アラスカ、海の景色/プリンス・ウィリアム湾 写真整理中

2020-03-19 18:56:45 | アラスカ
アラスカのプリンス・ウィリアム湾はアラスカ湾の西にあります。アンカレッジからウィッティアに出て船。
シャチなどの鯨類と遭遇できる海です。
氷河は温暖化の影響を受け、海まで届かなくなってしまったものがたくさん出てきています。そのうちに氷河が海に崩落する雄大な景色は見ることができなくなるかもしれません。気温上昇に伴い、氷河自体の温度も上昇しているようで、大きな塊で崩落することがなく、グズグズのシャーベット状で流れ落ちる氷河の姿をたくさん見かけるようになっています。


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東南アラスカの風景/写真整理中

2020-03-18 19:33:35 | アラスカ
 東南アラスカの風景です。州都ジュノーから船を出しての旅をした時のものです。
 アラスカは1867年、ロシアからアメリカ合衆国に720万ドルで売却されました。日本の約4倍の面積の中に73万人の人が暮らしています。広大な土地なので気候や生態系も多様です。北部は北極圏ですので氷の世界が広がりますが、アラスカ湾のような南部ではツガやトウヒが海岸線まで迫る景色がこの画のようなアラスカ。内陸部はデナリを筆頭に起伏に富んだ地形が続きます。
 この東南アラスカの夏の海を幾たびか訪れました。海には鯨類や海獣、海鳥。陸にはヒグマや多くの生き物たち。温泉が湧き、カニやエビの海産物は目の前の海に。氷河が海に砕け落ち、晴れた夜にはオーロラが舞います。朝はハクトウワシの声で目が覚め、夜はザトウクジラの噴気の音を聴きながら眠りにつきました。





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マユグロアホウドリ/フォークランド 写真整理中

2020-03-17 18:52:23 | 旅行
 フォークランド諸島は南米パタゴニアの東、大西洋に浮かぶ島々です。
 数種類のペンギンをはじめ、ミナミゾウアザラシやシャチ、イロワケイルカなどの海洋哺乳類。アホウドリや様々な鳥類が棲息する生き物の楽園のような島です。
 かつてイギリスとアルゼンチンによるフォークランド紛争がありました。現在はイギリス領。今も何万個もの地雷が残っています。
 マユグロアホウドリは翼を広げると2mにもなる大型の鳥。グライダーのように風に乗り飛行します。何千キロも一度に飛ぶこともあるそうです。アホウドリが飛んでいる姿は雄大で優雅に見えます。因みに離着陸は苦手で、よくこけています。アホウドリという名前はそんな姿から付けられたとか、直ぐに逃げられないので簡単に捕まってしまうからなどという説があります。


       
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イワトビペンギンのヒナ/フォークランド 写真整理中

2020-03-16 18:43:37 | 旅行
 13年も前に訪れたフォークランド。昨日のようにも、ずっと昔のようにも思えます。
 写真は泥んこイワトビペンギンのヒナ。ヒナたちはクレイシという集団を作り親の帰りを待っています。天敵はオオフルマカモメやオオトウゾクカモメ。大型のカモメ。
 親は沖に餌取りに出かけています。
沖へ出た親鳥の天敵はオタリアやアザラシ、シャチなど。
 荒れる海に挑もうとしている親ペンギン。
       


 親子の夕暮れ。

       
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