アラスカ 晴れた日

やっと晴れた日。２週間のツアー中たった一日だけ青空が広がりました。
さわやかです。夏の南アラスカは晴れてしまえばとても快適で、すがすがしいです。なかなか晴れませんけれど・・
この船で南西アラスカからアラスカ半島を旅しました。いつでも楽しい旅を演出してくれるこの船に感謝です。
この夜、満点の星空の中オーロラが輝きました。
ちなみに、ここアラスカでは「おおぐま座」はちゃんと地面に平行に歩きます。日本では突っ立っているか逆立ちをしている”おおぐま”しか見られませんからね。

アラスカ 氷河後退の後」

　氷河が後退して先端が海まで届かなくなった所には少しづつ草花が進出してゆきます。地面が露出した後退したてのところはまだ石や岩がごろごろとして殺伐とした感がありますが、やがては緑が増えていくのでしょう。
　ここでは緑が増えていくことをすなおに喜んではいられない現実があります。

アラスカツアーから帰ってきました。

アラスカの旅から帰ってきました。現地二週間の間、晴れた日は僅かに一日のみ。あとは曇りか雨か嵐でした。風速５０ノットを軽く越える風にもあいました。
　ツアーは出かける前に想定していた内容とは違ったものになってしまいました。期待していた幻のクジラ諸島は天候不良のため探索をすることができませんでしたし、川にサケが遡ぼり、それを夢中で追いかけるブラウンベアーの姿はまったく見ることができませんでした。八月に入り中旬までいたのですが終にサケが川を遡上することはありませんでした。お世話になった船のキャプテンは「今年はアラスカに夏がない。」と言っていました。ずっと気温も低く正に「変」でした。
　とはいえアラスカです。さまざまな動物たちや景色に出遭えたツアーでもありました。
　写真はどんよりとした天気の中、氷河を望む図です。氷河でも「変」なアラスカが見えていました。というよりも、顕著にその変化、後退ぶりが見て取れる状態でした。
　少しづつですが見てきたものを紹介していきたいと思います。まずはこのアラスカらしいけむった景色から。