風と水の記憶 Mitsuhiro's Photo Page/ 田谷光宏

日常のこと。旅先のこと。生き物達のこと。つれづれを写真と一緒に。

ラッコの母子

2010-09-24 21:09:24 | アラスカ
 南西アラスカの海を船旅しているとラッコはいたるところで見られます。夏、子育てをするラッコの姿もたくさん見かけました。
 写真のラッコ、後にいる少し大きいラッコが母親です。成長して子育てを経験しているラッコのメスは割と簡単に見分けられます。鼻の頭に肌色の部分が判ると思いますが、これがメスのラッコに見られるものです。ラッコは交尾の際、オスがメスの鼻を咬むそうで、その傷があればメスということです。肌色に見える所はオスに咬まれた痕。
 で、この写真のラッコはメスということです。見えますか?鼻の傷。
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アラスカ・キーナイフィヨルドのラッコ

2010-09-15 21:14:13 | アラスカ
 アラスカ・スワードの港近くにいたラッコ。
 ラッコは「カワイイ」ということで人気があります。自分は「かわいい」というには多少抵抗がありますが、このラッコはそんなこともお構い無しにいろいろな表情を見せてくれました。
 ラッコは年を取るにしたがって顔が白くなります。この個体は結構な年長者だと思われます。港の近くに暮らすことで人間のおこぼれを簡単に手に入れることが出来ます。そんな理由でここにいるのかもしれません。港の近くということで船や人間にも慣れて、船が近くに寄っても逃げずにいるものと思われます。
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エトピリカの餌とり

2010-09-07 23:59:38 | アラスカ
 西アラスカの船旅ではパフィンの類は日本のスズメのようにたくさん見ることができました。
 この画はエトピリカが小型のニシンを銜えて出てきた所です。不思議なことに銜えられたニシンは、その向きを交互にされています。はたしてどんなふうにしてエトピリカはニシンを銜えるのでしょう。水中で何をしているのでしょう。不思議です。同じ方向に逃げているニシンをエトピリカは右にそして左に頭を振りながら銜えているのではないか、という説があります。・・・なるほど。
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トド

2010-09-03 00:01:12 | アラスカ
トドはその数を急速に減らしているそうです。原因は言わずと知れた私たち人間。トドの餌である魚を人間が根こそぎ持っていってしまっています。ここアラスカはサケをはじめたくさんの魚たちが日本に向けて送られていきます。

日本のどこかの水族館では芸として笑い顔をするアシカだかトドだかが人気があるようです。この画のような顔ですね。何かの感情の発露か意思表示の表情だと思いますが、けっして笑っているわけではないですね。むしろマイナス側の表情かもしれません。撮影者が近くでカメラを向けているわけですから。
迷惑をかけた分、少しでも発信することで罪滅ぼし。

お邪魔様。ありがとう。
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