~*サンタバーバラ*~

~我が家のフランス料理店~

美山荘

2020年09月17日 13時34分51秒 | 自然
私達を裏切らないおもてなしの数々に出会いました
 
夢のような時間を過ごせたことに
接待させていただいた方々に
 
だって私達だけだと到底、手が出せない金額
予約の取れない美山荘なのに予約出来たことも
 
不謹慎かもしれないけどコロナのお陰かな
 
平安時代に北の浄土と考えられていた聖地大悲山
修行の地「峰定寺」の宿坊として建てられた
「美山荘」
 
京阪電車出町柳駅から、お世話になった方の運転で
 
つづら折りの山道を1時間かけて
 
到着した花脊の里は
 
 
凛とした空気をたたえて来訪者の訪れを静かに待ってくれていました
 
お話しは尽きないけれど
この後の写真で解ってもらえたら
 
 
 
離れの一番奥の石楠花のお部屋
桂離宮写しの下地窓名栗の縁 大きく開かれた一枚のガラス窓
 
まるでお庭で食事をしているような感覚
 
足の指を骨折して正座が出来ない私の為に
テーブル席にして下さっていました。
 
今は花も無い時期

 
さりげなくサンキライの枝が




アケビの新芽を摘んで乾燥させたお茶は甘く
 
これから出てくるお料理に心躍らされる

 
全て自然にあるものを手作りされているので勿論お箸も

 
月見の宴 揚げた稲穂や卵黄の味噌漬けなど
あっ!ススキの穂も添えられていました

 
坊ちゃんかぼちゃの煮物


鯖寿司

ドジョウ鍋

稚鮎は大きくなって頭から食べる事は

 
信楽焼の土鍋で鮎ごはん


 
昔懐かしいお漬物



菊の花に見立てたお菓子
 
あれ
 
 鯉の洗いもあったんだけど
 
入口にいた鯉の事を考えてしまい
命をいただく事に
 
写真を撮り忘れてしまいました

 
 
山伏達に力を与える為に自然にある物を摘み取り
創意工夫したお料理
 
自然の恵みを丸ごといただいた心にしみるお食事
 
忘れていた日本の自然そのままの空間を心地よくいただけました



 
見惚れるように美しい若女将に見送られ

 
どなたかのブログに「狐の化身」かと思わせる若女将と書かれていましたが
 
まさしく、そのとおり



桃源郷とお別れ
 
この地が夢の様に無くならず健在し続けますように
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント
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