八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

何も決まらない国、決められない国、だけど五輪だけは決まっている国、日本。

2021年06月12日 14時39分11秒 | 管理人のこと、雑感

山縣選手のことを書いたら、オリンピックを出来たらと思ってしまいます。最近では、全米女子オープンで笹生優花選手が優勝して、フィリピン代表としてオリンピックを目指しているそうですし、白血病から復活した池江璃花子選手や、ケガに悩まされ鉄棒一本に絞り最後のオリンピック代表に滑り込んだ内村航平選手、稀にみる激闘の選考を制した阿部一二三選手、黄金期を迎えた女子バトミントン、東京で復活したソフトボール、野球など、オリンピックに出してあげたい選手、チームを数え上げたら、枚挙に暇がないくらいです。

 

しかし、緊急事態宣言が継続している現在は、どう考えても、皆が安心して、オリンピックを楽しめ、応援するような状況ではないと思います。にもかかわらず、政府も、東京都も、組織委員会も、誰もやめるとは言い出さず、このままオリンピックになだれ込むようです。結果はどうなるか分かりません。それほどの感染拡大を招かずに終わることもあるかもしれません。しかし、それはあくまで結果論で、そんな蓋然性の低い期待に国民の命をかけるなど、政治家のすることではないと思います。

 

そして、こんな状況を招いているのは、為政者の不作為とも言える無能さのためです。

 

今になってワクチン、ワクチンと大騒ぎをしていますが、そもそも最初のワクチン確保競争に完全に遅れをとったという失敗がそもそもの発端です。そして、遅れたのであれば、その時間にしっかりに準備をしていたかと言えばそうでもなく、予約に電話とインターネットで先着順とするなど、誰が考えてもパンクをするやり方をする始末です。また、大規模接種センターの小池都知事の思い付きのドタバタも笑止千万です。最初はやらないと言っていたのに、各県が設置を始めると急遽築地ではじめたものの五輪までしか使えないということから、今度は批判を浴びた代々木のPV会場を「有効活用」すると言い始めました。真夏の屋外の接種会場って何なんでしょうか。

 

そもそもワクチンの接種がこれだけ遅れているにもかかわらず、日本の新規感染者数は、接種が進んでいる国よりもはるかに少ないのです。にもかかわらず、医療体制がひっ迫して緊急事態宣言を出さざるを得な状況になっているのです。1年以上も経っているにもかかわらず、なぜこの状況を改善できないのでしょうか。

 

新型コロナウイルスの感染拡大の初期の頃は、日本人の規律正しさやモラルが感染爆発を防ぎ、それは誇らしいことだと思いました。しかし、それが1年以上も続き、政府や行政の言い草が相変わらずの「お願い」だけで、しまいには「人流をとめる」という理由で、大して効果が見込めない百貨店や映画館など特定業界を分かり易い標的にした休業要請など、愚の骨頂の施策しかありません。小池都知事ときたら、くだらないフリップ芸をするだけです。

 

真面目な日本人も、さすがにこの国は一体何なのだと思い始めていると思います。1年以上が経って、何も変わっていないではないかと。その間にも、政治家、官僚、医師会会長などの不祥事は後を絶ちません。しかし、こうした政治家を選び、その存在を許しているのも国民なのです。国民は、もっと怒った方がいいと思います。

 


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