八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

禁煙10年!

2018年09月12日 19時04分25秒 | Jog&Walk,Health

調査が始まった1986年(昭和61年)以来、成人男性の喫煙率が29.4%と初めて3割を切り、成人全体でも17.7%と過去最低になったと厚生労働省が発表しました。まさに、時代の流れですね。

 

そして、このニュースを見て思い出しました。私が禁煙をしたのが2008年(平成20年)9月9日だったので、気がつけば丸10年が経過していました(「禁煙のきっかけ」「禁煙のきっかけ2」)。

 

そして、このあと、小学校6年生だった倅の最後の駅伝大会に向けてハッパをかけるつもりで、12月からジョギングを始め、それが私の数少ない趣味のひとつになりました。これが禁煙の一番の副産物ですが、気づかないだけで、他にもいろいろな恩恵があるのだと思います。

 

喫煙をしていた影響は完全には消せないと思いますが、禁煙することで、喫煙を続けるよりはリスクを大きく減らせるとい健康面の改善がまずは大きなメリットでしょうね。そして、これも気づくことが少ないのですが、行動面の制約がなくなったこともメリットが大きいと思います。食事をする時に他の人に気を遣わせることもなくなりましたし、長時間の会議や講習会などで、休憩のたびに喫煙所に走らなくても良いですし、とにかくタバコに縛られなくなったのが最大のメリットですね。

 

それでもまだ禁煙10年では喫煙歴の半分以下の年月ですので、次は禁煙20年が節目ですね。しかし、その時も覚えているかどうかが自信がありません。

 

 

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女子体操問題!泥沼というか、迷宮というか、伏魔殿というか?

2018年09月08日 18時51分03秒 | スポーツ

塚原夫妻が全面降伏的な謝罪文を発表した後、今度は3年前の速見コーチの宮川選手への暴力映像がフジテレビで公開されました。それを映した「関係者」の否定的なコメント付きでです。それに対して、それまで塚本夫妻批判一色だったマスコミの論調は「これは良くない」と否定的なものに変わり、もはや当事者である塚本副会長までも「これは本当に良くない」とのコメントを発表をする始末です。

 

だったら、どの程度の暴力だったら良かったのでしょう。いかなる暴力も良くないのではないでしょうか。過去から体育会系で暴力は普通にあり、多くの指導者が選手に伸びてほしいと思っていたのも事実でしょう。しかし、暴力は、選手が言うことを聞かなかったり、出来なかったりと、自分の指導がうまくいかない時の、「怒り」「苛立ち」の中で起こるものです。冷静に、合理的な判断で行われる暴力というものはありません。だから、普段は選手のことを思っていとしても、暴力は、軽くても、重くてもダメなのです。

 

だから、今更この映像を見て、「これはダメ」というのはおかしな話です。だからこそ、速見コーチは処分され、当初暴力はなかったと言っていた宮川選手も暴力を認め、速見コーチも謝罪会見を開き、今後暴力をしないことを誓い、早期の指導再開を希望しているわけです。この二人の関係を、暴力をふるわれても離れられないDVになぞらえて批判した人もいましたが、その見方は確かに完全には否定できず難しい問題だと思います。しかし、世界のトップを目指すアスリートの世界は、一般的な男女関係とは異なる別次元のものであることも確かであり、女子アスリートと指導者の密接な関係で世界で成果を出してきたのも事実です。宮川選手も速見コーチの指導のもと、リオデジャネイロ五輪で4位入賞の結果を出しています。この二人の関係について言えば、速見コーチが暴力に頼ることのない指導法をしっかりと身に付け、実践することであり、それを周囲がしっかりを見ていくことでしょう。

 

一方、宮川選手が指摘した塚本副会長、塚本強化本部長のパワハラ問題は、速見コーチの暴力問題とは別問題の話です。ネット上で「塚原派」とされているテレビ朝日の宮嶋記者は「塚原バッシングをうのみにしていた方もそろそろ目を覚ましませんか」と自身のフェースブックで語ったそうですが、先に述べたように速見コーチと宮川選手の問題は、二人の問題であって、塚原夫妻が70歳を過ぎてなお協会トップを牛耳っていたり、朝日生命体操クラブという特定クラブのトップを務めながら協会トップで絶大な権限を振るっていること、さらにそれに付随してパワハラに類する数々の不審な点があることが指摘されているのであって、宮川選手の告発は単なるきっかけにすぎないのではないでしょうか。

 

何かいろいろな思惑が錯綜しすぎて、泥沼化というか、迷宮入り状態というか、伏魔殿に足を踏み入れたというか、大混乱状態ですが、今一度「関係者」が「選手ファースト」の本当の意味を考えて、行動してほしいですね。

 

フジテレビに映像を提供し、「一見反省しているような態度をしているものの(中略)誠意を感じられない」と語った「関係者」とはどんな関係者なのでしょうね。速見コーチに謝罪を示してもらわなければいけない人なのでしょうか。

 

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呆れた大人、女子体操パワハラ問題続報。

2018年09月03日 23時35分18秒 | スポーツ

先日の宮川紗江選手の記者会見に対し、「全部ウソ」、「もう黙ってないわよ」などと発言し、ファックスでのプレスリリースで、宮川選手の発言を一部認めながらも、パワハラに該当する部分は完全否定していた塚原光男体操協会副会長と妻で女子強化本部長の塚原千恵子氏が、一転宮川選手に直接会って謝罪したいと態度を豹変させました。

 

しかし、本当に謝罪する気はまったくなく、最初のプレスリリースに対して、マスコミをはじめとする世間の反応が圧倒的に自分たちに逆風となっている状況を知り、慌てて火消しに走った印象がありありです。

 

宮川選手に「誤解を与え」「このような状況に追い込んでしまったこと」についてお詫びしたいということで、パワハラ問題については、第三者委員会の調査結果を待ちたいという内容でした。しかし、宮川選手が求めているのは、パワハラ問題を素直に認め、体操協会の体制を改めてほしいということだと思いますが、今日の塚原夫妻のファックスは、これにまったく応えていません。

 

今回の謝罪文を読んで思ったのは、顧客からのクレームに対する謝罪に似ているなということでした。そして、変な言質を取られないようにと、明らかに弁護士が監修しているとしか思えない文面です。「今回のような騒動にしてしまったことについてはお詫びしますが、(本質的な問題である)ハラスメントについては第三者委員会の調査に委ねます」と、お詫びしているようで、クレームの本質に対しては詫びていません。

 

こうした対応は、悪質なクレーマーに対しては正しいものですが、今回の件では、宮川選手はどう考えても悪質なクレーマーではあり得ません。リオ五輪にも出場し、4位入賞に貢献した、バリバリの現役選手であり、本来はいろいろ守られていいはずの選手なのです。

 

また、パワハラの問題は、世間で騒がれるほど認定されていないのが実態です。何故かと言えば、基準が明確なセクハラなどと違って、パワハラの場合は、仕事における指導との区別がつけづらいということがあるからです。仕事で厳しく指導されたことをもって、パワハラされたと訴える人も多いのです。しかし、今回のケースは、仕事の上司関係ではなく、絶大な権限を持っている協会副会長と強化本部長が一選手を呼びつけて、長時間に渡り詰問ともとられるような言動をすれば、これはパワハラと認定されても仕方がないと思います。

 

このパワハラ問題について、塚原夫妻はあくまで第三者委員会の判断に委ねるとしていますが、これ自体がまさにハラスメント問題の本質を表わしています。ハラスメントは、受ける側がどう感じているかがポイントであって、している側が「そんなつもりはなかった」は通用しないわけですが、塚原夫妻はまさに「自分たちはそんなつもりはなかったので、第三者委員会の調査に委ねる」と言っているわけです。こんな人たちに宮川選手も謝罪してもらいたいと思うわけもないでしょう。

 

「権力は腐敗する」。残念ながら、これはかなりの確率で発生する真理のような気がします。株主に監視される企業でも、容易に起こり得るこですが、そうした監視がない、こうした競技団体では尚更ということを改めて考えさせられました。先日も書きましたが、本当に監視する組織が必要な気がします。そして、何よりも一刻も早く宮川選手が練習や競技を出来る環境を整えてほしいものです。

  

 

 

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