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三田市水防協議会・防災会議合同会議 を傍聴

2013年09月18日 | 活動報告

 9月13日(金)15時から上記会議が開かれ、傍聴しました。傍聴者は1人だけでした。

天気は晴れ、台風13号が接近しているのに・・・・。

 市長が議長ではじめられた会議には、
・三田警察署長
・阪神北県民局土木事務所長
・西日本電信電話兵庫支店設備部災害対策室長代理
・関西電力三田営業所長
・神戸電鉄岡場駅長
・神姫バス三田営業所長
・丹有地区運輸事業協同組合代表理事
・大阪ガス兵庫導管部保全チームマネージャー
・三田市医師会会長
・西日本高速道路関西支社神戸管理事務所長
・三田市赤十字奉仕団委員長
・さんだ防災リーダーの会理事
・アンダス・フリット理事長
・三田市消防団副団長3人など、

各分野でのリーダーの方々が、本当にお忙しい中 三田市の水防・防災の為会議にご出席いただきました。

一市民として御礼申し上げます。

しかるに、大型台風が接近しているというこの時に、三田市当局の会議運営は、条例の改定についてから始まり、三田市地域防災計画の修正・三田市水防計画の修正等配られた資料を読み上げるのみ。

呆れ果てて、質問も少なく、会議出席者は憮然とした表情で会場を後にしておられました。

台風18号の京都をはじめ近畿に残した爪痕は、悲惨なものでありました。
これで良いのか三田市の防災は。

先日来、防災担当部局をはじめ、あまりにも危機感が無いのにびっくりしている私です。
12日に、伊丹市の危機管理室に視察に行きましたが、2010年11月には、もう既にデジタルの防災用MCA無線を、自衛隊・病院・役所・学校などに設置しておられます。

 伊丹市危機管理室 担当 市長付参事の柳田氏は、「南海トラフの地震を想定して取り組んでいる」とおっしゃっていました。
『危機管理』に対する職員の意識が全く違うと感じました。

「市民の生命・財産を、守るのだ」という、気構えが違うように感じました。

 もし、今、南海トラフの大震災が起き、鉄道も・道路も寸断され、ライフラインや携帯電話等もつながらない事態になった時、三田市は・・・。

三田市には、アナログ式地域防災無線を廃棄して以後、私の認識が正しければ、たった31台ある優先的つながる携帯電話と衛星電話1台だけだったと思います。
その携帯電話もつながるかどうか不明です。
あとは、市の広報車と消防・警察の無線に頼るしかないのです。

台風18号が、三連休中の災害であったことは、行政にとって大きな教訓になったはずです。
府民・県民・市民への広報が8時間も9時間も後であるなど、です。後手後手の対応。

私が、伊丹市の対応を示し三田市に早急の対応をお願いしてから、3年が過ぎます。
まだ、これから何年かけるつもりですか。

「三田市民の生命と財産を、守る責任があるはずですよね!」

三田市の職員さんからは、「伊丹市と三田市とは違う、平地と山間地、面積もまったく違う」という声が聞こえてきます。
3年も掛けたのだから青写真位できているでしょう、三田市民の命と財産を守る為に、出来るところからでも整備するべきではないのですか。

三田は災害が少ない。大丈夫!。そんなささやきも聞こえてきそうです。

しかし、阪神淡路大震災の時、三田は復旧の拠点になったのではありませんか?
南海トラフ大震災が起きれば、はるかに甚大な被害が予想されます。大阪・神戸・阪神間・・・
その時、三田市は復旧の『要』となるでしょう。
その三田市が、このような状況で良いとは、決して思いません。

つづきは・・・