前三田市議会議員 田中一良のブログへようこそ!

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きまじめ議員活動記 NO,69-2020 加古川中央市民病院視察報告

2020年02月27日 | 活動報告

三田市民病院の今後について、多くの市民の方々からお問い合わせをいただいたり、
あかしあクラブ(老人クラブ)で『市民病院の現状とこれから』のテーマで講演をさせていただいたりして、一定のご理解をいただいていると思っています。

しかしながら、当局の説明不足と市民に誤解を招かせるような活動があったりと、市民の皆さんは当惑しておられるようです。

 

先日、地方公立病院の統合の成功事例として、加古川中央市民病院を視察させていただきました。2月3日(月)

 

 

 加古川市民病院が新臨床研修医制度の影響を受け、内科医師数の減少が続き、平成16年には14名いた内科医が、平成21年7月には、1名にまで減少した。

 神戸大学医局との協議の中で、同大学が医師派遣している神鋼加古川病院の施設の老朽化問題があり統合再編案が出た。そして、加古川市へ神鋼加古川病院を有償譲渡となった。

・経営統合 ⇒ 地方独立行政法人化
・経営統合から6年後を目途に600床規模の新統合病院へ病院統合(2病院を1病院へ)

      医師数  病床数   看護師数 
旧2病院計  129   603    484
 新病院   232     600    727 

 本視察は、民間病院と公立病院との統合であるが、三田市の状況とは相当の違いがあることが判明した。

 民間病院の老朽化・撤退等の要因で、スムーズに統合ができた。

しかしながら、加古川市民病院の内科医の急激な減員で診療制限という事象は、
三田市民病院でも起こりえる事象である。

 (新病院)加古川中央市民病院は、潤沢な医師数を確保でき、研修医も受入枠を超える応募となった。その結果、24時間365日救急患者を受け入れ、住民の生命を守る事の出来る病院となり、「いのちの誕生から生涯にわたり地域住民の健康を支え、頼られる病院」となっています。
★無料のシャトルバスが最寄りの2駅より定期運行され利用者の交通の利便を図っている。

 三田市民病院では、「断らない救急」を実施していただいているが、医師の疲労も相当であると考える。
医師数の増加は、医師の負担軽減となり、診療の充実に繋がる。

 加古川中央市民病院は、財政面でも好転している、また研修医も受入枠を超える応募となっているとのこと。羨ましい話であった。

屋上ヘリポートにて

 

 


きまじめ議員活動記 NO,68-2020 国際交流DAY2020

2020年02月17日 | 活動報告

国際交流DAY2020で、キツピー6階に来ています。

今年も外国の男性三人の着物の着付けをお手伝いをしました。

はじめて日本の着物を着て喜んでもらいました。
ご夫婦での参加が南アフリカとベトナムの2組ありました。
女性の着付けは今年も別の方々がされました。
皆様、楽しまれたようでした。

自分が着るのは簡単ですが、人に着せるのは、大変です。
角帯の結びは、手が逆になり、自分に結んでみてからになりました。

 

 

 

 

 

 


きまじめ議員活動記 NO,67-2020 銚子市

2020年02月07日 | 活動報告

1月29日千葉県銚子市の「銚子スポーツタウン」へ視察に行かせていただきました.

帰路 富士山が雪をいただき大変きれいでした。

                                  令和2年2月4日
 銚子スポーツタウン事業 視察 

銚子市は、人口減少により市立高校の統廃合を行った。
昨年度の新生児約200人であった。
当市への観光客は、年間200万人であるが、日帰りがほとんどで経済効果は少ない。
廃校となった校舎・運動場等を活用について、産官学金で協力し、
「銚子スポーツタウン事業」を起こされた。


 三田市においても将来、学校の統廃合は待ったなしの問題である。
それに伴う跡地利用の一つの方策である。

 熱意ある創始者の努力により資金等ご苦労され現在に至っている。
 施設の認知度もまだまだ低く、昨年度は11,000泊人でほぼ採算ベースとのこと。
 年間の減価償却は、約2,000万円である。
 宿泊室が畳敷きである等諸課題はあり、企業研修などのビジネス使用には問題があるとのことでした。
 まだ、2019年11月オープンであり今後諸問題に対応されていくと考えます。

 当市の廃校利活用については、先進地としてよい勉強になった。

 三田市の廃校の問題については、他にも利活用の方法はあると考える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


きまじめ議員活動記 NO,66-2020 千葉県大網白里市・デジタル博物館視察

2020年02月02日 | 活動報告

1月28日(火)千葉県大網白里市の「デジタル博物館」事業の視察に行かせていただきました。

三田には、世界3大青磁の一つとされる「三田青磁」や、古代からの歴史文化財や聖徳太子ゆかり、戦国・幕末・明治に活躍した人物など、多くの文化資源があるにも関わらず、博物館がない。

いや、あった。九鬼隆一氏が作った、日本で最初の私設博物館がありました。
今は、取り壊され、文化財も売り立てされ、散逸してしまいましたが。

私は、裏千家茶道を学んでいる関係や私の師匠”金田真一先生”のお教えなどで、三田青磁については以前から、博物館を作って展示し三田市の魅力の一つにすればよいと主張し、本会議でも幾度となく文化財の重要性を質問・提言してまいりました。

前市長からは、新庁舎のロビーに展示するとの回答を得ていましたが、現在陳列ケース1台に並べてあるだけです。

地方行政の財政難で博物館の設置は難しくなっていますが、何とか工夫次第では、現状の陶芸館を活用する方法もあるかと、いろいろ考えていますが、・・・

大網白里市の視察で、”目からうろこ”の先例を見させていただきました。

大網白里市は、人口49,227人と少なく、当然財政難であります。
しかし、熱意ある1人の職員と多くの協力を得て、「デジタル博物館」を完成されました。現在も進化し続けています。

当初予算2,300万円のうち約9割が助成金で賄っておられ、年間のサーバー使用料30万円のランニングコストで済んでおり、同じく財政難で苦しむ三田市にとって、素晴らしい先進地事例であります。

一度、大網白里市のホームページからご視聴ください。

将来的には、バーチャルシステム等を駆使すれば、実物を手に取るように観察でき、学術的にも役に立つこととなると考えます。

是非是非、三田市でも導入をすべきと思います。
できません、やれません、予算がありません・・・という前に、研究すべきと思います。三田市未来のため、三田市を魅力ある街にするためにも是非是非提言してまいります。

いただいた資料を添付します。