いつも見に来てくれてありがとうございます。
至仏山（2,228m）の山行レポです。
至仏山は百名山だしアクセスも良く自宅から2時間半くらいで行けるので、これまで何度も候補に挙がっていたんだけど、
有名な尾瀬にあるため人が多そうというイメージがあり先送りになっていました。
が、ちょうどニッコウキスゲが咲きだしたという情報をゲットしたので ”今でしょう！” ということで行ってきました。
まぁ今年は花が少なかったそうでかつピーク前ということで群生していることろは見れませんでしたが、
それでも登山道脇に咲いている姿を見つけることが出来たので満足。黄色と花の形、厚みが何とも言えずいい感じなんです。
行ったのは7/16（日）。3連休の中日でしたが、早朝5時過ぎに行動を開始したこともあり、人が多くて大変だった、ということはなかったです。
天気は晴れ。4時半ごろに駐車場で準備をしているころは肌寒く薄いウィンドウブレーカーを着込むほど。
山の鼻を超えたくらいからカンカン照りになってきて滅茶苦茶日焼けをしてしまいました。
アームカバーをしていたから日焼け止めを塗らなかったんだけど、暑くて途中で取っちゃったんだ。
今度はアームカバーをしたとしてもちゃんと塗ろう。あるいはクール系のアームカバーも持っていこう。
コースはこんな（↓）感じ。鳩待峠から山の鼻へ行き、至仏山に登って戻ってくるコース。
山の鼻から尾瀬沼の方へいくと尾瀬ヶ原がある。ザ・尾瀬！って感じのところ。
コースから外れるけど時間に余裕もあったので少しだけ散策しました。
高速ICを降りて尾瀬に向かう途中にあった「道の駅 尾瀬かたしな」でトイレ休憩をしました。
3時というのに満車状態でびっくり。皆さん尾瀬に行くのかな。それなら尾瀬の駐車場は24時間開いているし
トイレもあるからそちらへ行けばいいのにと思っていましたが、まぁこちらのほうがトイレは断然キレイだからこっちがいいのかな。
我々は先に進んで戸倉駐車場に3時半に到着。1時間ほど仮眠。
鳩待峠へはマイカー規制されておりバス＆タクシーで入ります。始発が5時ということで4時半ごろからゴソゴソ準備を開始。
周りの方々も車から出てきて準備をしており、早い人は4：45頃にはバス乗り場へ向かっていました。
気が早いなーと思っていたんだけど、なにやらバスの発車する音がするじゃないですか！
どうも第1便のバスが満席になり5時前だけど出発したようでした。ヤベ。
ちなみに5時には第一駐車場は満車になっていました。
こちらはバス＆タクシーの券売機。（左の黄色い機会は駐車場の精算機です）
5時ぴったりにバス＆タクシーの乗り場に行ったんだけど、１台だけタクシーが残っており第１便に間に合った！と思ったけど僕らの２組前で満席になり乗れず。OMG！
バス＆タクシーは何台もあるようなんだけど、第1便が出払ったばかりなのでそれらが戻ってくるまで20分ほど待ちました。
5:20、無事に第2便のタクシーに乗車できました。
ちなみにバス、タクシーはどちらも1000円でチケット、乗り場は共通。来た車両に順次乗っていくシステムでした。
20分ほどで鳩待峠に到着。売店に「花豆ソフト」の看板に目が留まりました。美味しそう！
下山してきたときに絶対に食べよう！と心に誓って登山スタートしました。
大きな看板。尾瀬の紹介映像などでよく見かける看板かな。
右側通行とのこと。この時間帯は対向する人はほとんどいませんでしたけど。
花を見ながらゆっくり進みます。
さっそく入り口近くで親子が植物を眺めていたので何だろうと思って見てみたんだけど、
そこに花はなく、どうも葉っぱを観察しているように見えました。植物マニアなのかな。
モミジカラマツ（紅葉唐松）
山の鼻まではずっと木道が続きます。少しヒンヤリしていて気持ちいい。
トリアシショウマ（鳥足升麻）
ヨツバヒヨドリ（四葉鵯）
オニシモツケ（鬼下野）
この辺り（↓）は水芭蕉の群生エリアのようですが、もう花の季節は終わってますのでなんの感動もなく通過。
水芭蕉が咲き乱れているところを一度見てみたいものです。
オタカラコウ（雄宝香）？
オオレイジンソウ（大伶人草）
木道にはこのように焼き印がされており、交換した年度が分かるようになっていました。
何年かに一度交換するのでしょうね。
この辺りは東京電力の所有地なのか、TEPCOの焼き印がありました。
こちら（↓）は尾瀬ヶ原に入ってから見かけた焼き印。「環」とあるのでおそらく環境省の管轄。
和暦と西暦を併記してるのは何か笑っちゃいました。和暦を使いたいけど、そうすると何年かよくわからないから西暦を併記しているのかな。
普段の生活や仕事では西暦ばかりなので、たまに公文書などで急に和暦を書けと言われるとスマホで2023年は令和何年？と検索しちゃってます。
ほかにも群馬県の焼き印もあったと記憶しています。
一級河川が流れていました。へぇ～。
ヤマオダマキ（山苧環）
オニシモツケ（鬼下野）
ケナツノタムラソウ（毛夏の田村草）（別名:ミヤマタムラソウ）
50分ほどで山の鼻に到着。鳩待峠から山の鼻までは下り基調（3㎞で200mほど下る）なので楽ちんでした。
テント泊をしている方もいました。いいね！
立派なトイレがありました。チップ制ですがありがたいです。
夏はたくさん水分を取りたいところだけど、トイレが気になって補給を抑えちゃうことがあるので助かるな。
ちなみにSUBARUとカインズの寄付で整備されたそう。SUBARUオーナーとして嬉しくなりました。
ノアザミ（野薊）
さて、計画では至仏山へ向かうところですが、時間的・体力的に余裕がありましたので、
ちょっとだけ尾瀬ヶ原を散策することにしました。
尾瀬ヶ原と燧ケ岳。絵になりますね。尾瀬にキターーーーーー！って感じ。
カキツバタ（杜若）
コバギボウシ（小葉擬宝珠）
ミズバショウの果穂（かすい）。熊はこれを食べに出てくるらしくって、熊が出てこないように刈り取っているそう。たまたま１つだけ見つけました。
尾瀬ヶ原には花はほとんど咲いておらず、どこまで行っても景色が変わらないので15分ほどあるいたところで回れ右して戻りました。
あとで地図を確認するともう少し進んだところに池塘があったようでそこまで行けば良かったと後悔。
戻るときに見えた至仏山。これからあのてっぺんまで登るのかと思うと、、、
続く
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