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毎年恒例の世界のビール生産量ランキングbyキリンビールさん、です。

2016-08-12 12:18:47 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】



やっぱ、日本人は真面目ですよね。


毎年恒例のキリンビール「世界のビール生産量」が公表されました。
(世界戦略のために、かもしれませんが、みんなに公開しちゃうというのは、まさにCSRの一環ですよね。エライ!)



2015年の世界のビール生産量は、前年より約207万kl減(前年比1.1%減)の約1億8,900万klとなりました。東京ドームをジョッキに見立てると、約152杯分(東京ドーム1杯分は約124万kl)に相当します。



これはキリンさんが世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査や海外の資料により世界171の世界主要国の2015年のビール生産量をとりまとめたもので、1974年からのデータが整理されてきました。

「トピックス」として、3点がまとめられています。
●世界のビール生産量は、約1億8,900万kl(前年比1.1%減)。
●地域別では、アジア(前年比1.3%減、構成比33.8%)が7年連続トップ。5位のアフリカ(前年比1.6%増、構成比7.5%)は15年連続で増加。
●国別では、中国(前年比4.3%減)が14年連続でトップ、アメリカ(前年比1.4%減)、ブラジル(前年比2.0%減)と続く。日本(前年比0.1%減)は昨年同様の7位。また、上位10カ国では、1974年の統計開始以来、初めてベトナム(前年比20.1%増)がイギリス(前年比0.7%減)を上回りました。


表 2015年の世界各国のビール生産量(キリンビール調べ)


「解説」として色々と書いてありますが、世界の総生産量の2年連続で前年を下回ったことがポイントでしょうか。
(夏場の天候不順の影響を受けた中国や、サッカーW杯開催後の反動や増税の影響を受けたブラジル、低迷する経済情勢や増税の影響を受けたロシアなどの上位国のマイナスなどが影響しているようです。日本も微減ですし。)

また、アメリカについては、「生産量はマイナスだが、若年層を中心にクラフトビールの飲用率が拡大し、ビール類におけるクラフトビールの販売構成比が12%となるなど伸張している。」とあります。
クラフトビールが12%というのは多いですね。

そして、今回、対前年比20.1%増という高い伸びでイギリスを上回ったベトナムですが、10年前と比べるとなんと238.8%!
(えっと、「増加率」が238.8%、、、、2005年の量に対しては338.8%ということですね。3倍以上!)

表 2005年から2015年までの世界各国のビール生産量の推移(キリンビール調べ)


リスト中でそれに次ぐのがブラジルの48.7%、中国の40.3%ですから、これらと比較してもとんでもない数字ですね。

去年、ビール事情を調べに(嘘です)ハノイに行きましたが、行っといて良かったなぁ。


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