ボクは雑草です

シフトクリエイティブ社長のブログです。

ロシアワールドカップ2018始まる

2018-06-23 19:08:38 | 報道/ニュース
いやあ、世界一流プレーヤーのサッカーはやっぱり違いますね。ネイマールが泣くとなぜかこちらまで涙が出ます。コスタリカ戦はアディショナルタイムまで0対0。ブラジルが打っても打っても入りません。引き分けかと思われた残り3分にコウチーニョのシュートで1点。喜んだ監督まで転がりました。そして終了間際の94分、ネイマールが見せました。両足で自分の後ろに蹴り上げて目の前のコスタリカ選手の頭上を越え再びネイマールがパス、なんだこりゃ、最後の最後でこれをやるか?と驚いていたら乗ってきたネイマールが96分終了間際に飛びあがってシュート。苦しんだブラジルが2対0で勝ちました。ネイマールは泣きました。座り込んでおいおいと泣いています。それを見てサポーターも泣いています。演出とはいえこれは泣くでしょう。観客の心をつかむ、スタープレイヤーの神髄でした。
4年前のワールドカップでは自国開催のブラジルが準決勝で負けるという屈辱、ブラジルは燃えていますね。しかし4年前とは勢いが違う、ネイマールだっていつまでも若くない、オーバーに転んでファウルをもらおうと懸命に頑張る、これもサポーターへのアピールでしょう。楽しくなければスポーツではない、倒れ方が笑っちゃうほどうまいのです。ネイマール、やっぱり好きだなあ。
まだグループリーグですが、見ごたえのある試合がありましたね。初戦のポルトガル対スペイン、そしてドイツ対メキシコ。これがサッカーだと言わんばかりの超一流プレイの連続でした。やっぱり一流はいいなあ。フランス料理でも一度でいいからバカ高い一流高級レストランで食べてみたい。オペラも、クラシックも超一流を観たい、するとこれが本当のオペラ、これが本当のクラシックだと分かります。お金が続かないので一度でいいから一流を食べる一流を観ることを勧めます。しかしサッカーの一流はテレビでやってくれるから現地へ行かない限りお金はかからない、それでもって一流が楽しめる。ワールドカップはそんな一流を味わわせてくれますね。
今回のワールドカップに限らないけど、やっぱりサッカーはヨーロッパ、そしてメキシコ・ブラジルの中南米が強い、歴史が違うと言ってしまえばそれまでだけど、それだけではなく国民のサッカーに賭ける熱意が違う気がしますね。フィジカルが弱いと言ったって中南米と日本ではそんなに変わらないのですよ。しかもだんだん身長も体重も近づいています。やっぱり熱意と気迫だろうな。これもいつも事だけどテレビの取り上げ方にも違和感を感じますね。試合内容そっちのけでのバカ騒ぎ。そして終わってしまえばあとは知らん顔です。これでは熱意が続きません。ワールドカップの時だけ騒ぐのではなく普段からもっとサッカーを取り上げたら変わると思うよ。はっきり言って日本の試合は一流とは言えません。応援はしていますよ。
でもやはり・・じっくり見るのはドイツ・スペイン・ポルトガル・メキシコ・ブラジル・・こんなところになってしまうんですよね。ザンネン
ところで強すぎるポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド、あれはなんですか、かっこ良すぎです。毎日腹筋3000回ってボクにできる訳がない。君はサイボーグか、やり過ぎだろ。(つづく)

2018/06/23
※6月24日(日本時間25日0時~)のGL日本対セネガル戦は見ごたえのある試合になりましたね。2-2の引き分けでしたが、こういう試合をしていれば一流に近づいてファンも増えますよ。良かった良かった、今までで一番良かった、気がする。

イムジン河

2018-06-01 20:55:08 | 報道/ニュース
いま、日本と韓国がよろしくありません。政府が出す外交青書から「もっとも重要な隣国」という表現が消えました。パク・クネさんが慰安婦像にこだわったあたりからおかしくなりました。安倍さんとパク・クネさんが国際会議で並んでも目も合わさない時もありました。そして文大統領になってピョンチャンオリンピックで南北融和、合同チームの結成、そして南北首脳会談から米朝首脳会談へ。日本の安倍さんは完全に無視されました。存在感を示すため安倍さんはせっせとトランプ詣でをするしかありません。その腹いせが重要な隣国ではなくなったとしたら、ちょっと大人げないと言うものですね。もともと南北問題に日本が口出しできる立場にはありません。日本には現在も在日コリアンが大勢暮らしています。どうして日本人でもない外国人でもない在日と言うのか。日本で生まれ日本で育った人がどうしてコリアンなのか。朝鮮学校が日本にたくさんあるのはなぜか。それを考えると答えが見つかりそうですよ。
朝鮮半島は37年(正式に35年)もの長い間、日本に支配されていました。第二次世界大戦で日本が無条件降伏するまで、形の上では日本だったのです。戦争で日本が負けるとすかさずロシア、当時のソ連がこれも日本だった満州に侵攻、その勢いは朝鮮半島に及びました。38度線で南北に分けられた半島はソ連軍の後押しを受けた北朝鮮軍が一時は釜山まで侵攻しました。このままでは朝鮮半島は共産主義国家になってしまいます。アメリカを中心とする国連軍が反撃します。国連軍を指揮するのは日本を統治していたマッカーサー司令官でした。現在国際空港のある仁川から上陸し、北朝鮮軍を分断、中国国境まで押し戻すのに3年かかりました。死者300万人とも言われる壮絶な戦いでした。アメリカ軍の参戦はソ連を引かせました。冷戦に入る前でしたのでソ連はアメリカと直接対峙したくなかったのです。そこで革命で共産主義国家となった中国に役目を譲りソ連は表面上戦っていないことにしました。中国国境まで北朝鮮を押し戻したマッカーサーは、ものすごい数の兵力で攻め込もうとしている中国・北朝鮮連合軍に対して原爆の使用を認めるよう要請しますが、当時の大統領トルーマンによって解任されます。そして1953年、今の板門店で休戦協定は結ばれました。しかし中国国境まで押し戻していた韓国はあくまで統一を望み協定には参加しませんでした。そのため中国・北朝鮮・アメリカでの休戦協定となりました。
これで朝鮮半島は38度線を境界として南と北に分かれ、北の共産主義と南の資本主義がその後交わることはなくなりました。しかし戦争中のどさくさで共産主義を嫌って韓国へ逃げてきた北朝鮮の人たちも多く、兄弟・親戚が別れ別れになりました。当初は広大な農地を持つ北朝鮮の方が荒廃した韓国より豊かでした。そのため人口が減ってしまった北朝鮮は日本人妻の大募集を行い、多くの日本人が夢の楽園と言われた北朝鮮に渡りました。その後は現在に至っています。
さて別れ別れになってしまった南北ですが、38度線板門店のすぐ南に大きな川があります。イムジン河です。(リムジンガンとも言います。)イムジン河は南側から海に近づくと北側を流れ、南と北を流れる川でもあります。そのため今でも川の上流からぺットボトルに韓国の宣伝とお金とお米を入れて流し、北朝鮮の人に届ける活動をしているグループもいます。
ザ・フォーク・クセダーズが歌った「イムジン河」は1968年に発売、北朝鮮の人が南の故郷を思う歌でした。一時は政治的な配慮から発売禁止になりましたが、その後解禁され70年代には大ヒットとなりました。2002年、解散したザ・フォーク・クルセダーズが30年ぶりに一回だけのコンサートをNHKホールで行いました。そのコンサートの中で一番印象に残った歌はやはり「イムジン河」でした。
南北融和の中で米朝会談など話題の多い朝鮮半島ですが、この「イムジン河」を聞くと半島の人の気持ちが少しは分かるかもしれませんね。それでは最後に歌詞の中にあるこの言葉で締めくくります。♪誰が祖国をふたつに分けてしまったの?♪誰が分けてしまったの?
♪イムジン河

2018/06/01

日大アメフト反則問題

2018-06-01 18:29:29 | 報道/ニュース
なんでこんなことで大騒ぎになるのか分かりませんね。これは部活での出来事です。弁護士が入ってくることも異常なら、第三者委員会を立ち上げることも、傷害罪で告訴することも。監督とコーチの総入れ替えや理事長やめろと日大教職員組合が要求することも、すべてが異常です。そもそも日大なんてたいした学校ではない、大騒ぎする話ではない。アメフトは日本ではメジャーではない、はっきり言ってどうでもいい。そう思っていました。
しかし、なんかブログを書こうと思ったら、ほかに、・・ないのです。米朝会談はやる前にワアワア言っているだけ。このふたりでは話が進む訳がない。セレモニーやってゆっくり話していこう、では先が長いと思うよ。日本の国会は相変わらず同じことの繰り返し、だらだら前へ進まない。安倍さんやめろ、が日大理事長やめろ、に変わっているだけ。ウップンの晴らしどころが日大かよ。って感じですね。とは言えアメフト部の異常な反則行為が大学のあり方にまで話が及んだら、ひとまず記録しておきましょう。
今大学はどこもかしこも学生集めに必死です。お金さえ持って来ればイヌでもネコでもハイどうぞ、です。その中にあってスポーツで有名になることはどんな広告より有効です。野球だって、マラソンだって、とくにオリンピック種目の選手なんかどんな広告より学校を有名にしてくれます。そこで学問そっちのけでスポーツ選手の獲得にやっきになります。
三流校がスポーツで有名になろうとするのは今に始まったことではないけど、最近はベルトコンベアのようにシステム化され、2、3才から始めた子どもがジュニアで良い成績を出すと親も巻き込んで条件の良い大学へ行かせようと大騒動します。そのため大学教育の在り方、と言ったまともな話は通用しません。勝てばいいんです、勝てば。強ければいいんです、強ければ。こういう状況下でスポーツをやっていたらそりゃあなんだってやりますよ。ルールの中だったら汚いもきれいもないのですから。
今回のアメフト騒動はアマチュアだから起こったこと。これがプロだったら、選手・コーチには出場停止どころか、ものすごい罰金が科せられ、さらに資格停止です。永久追放で仕事を失い、生活の糧をなくします。事実、過去に野球や相撲でもそういう事例はありますよ。故意に相手チームのメンバーにけがをさせる目的だけで出場する、あり得ない異常事態でした。アメリカの女子フィギアの選手がライバル選手を襲わせたり。ロシアの組織ぐるみのドーピングもありました。ここまでくるともうスポーツではありませんね。やっている人も見ている人も楽しくありませんね。
宮川選手に同情する世論が大勢ですが、それは彼自身が決めることです。監督・コーチ・大学がけしからん、と彼に復帰を求めるのは余計なお世話です。オウム真理教だってやらせた麻原なにがしはもちろん実行犯も死刑でした。やったことは消せません。今回は大したけがではなく幸いでしたが、当たり所によっては一生下半身不自由にさせる殺人行為でした。彼はこの行為をした人間としてこれからの人生を歩むんです。彼の人生を他人が無責任に決めないで欲しい。どうせ世論なんてすぐに変わるし、忘れられてしまうのですから。
最後に今の世の中でいや今の日本で気に入らないことを記録しておきましょう。なんでもすぐに弁護士が出てくることです、すぐに第三者委員会とかいっていかにも公平にやっていると見せかけることです。このふたつは許せませんね。そもそも部活での卑怯な行為は弁護士の出る幕ではないのです。スポーツマンの心得の問題なのです。法律で決めることでもないし、弁護士が介入できるのは心得の中のほんの少しの部分だけなのですよ。
国民のみなさま、そろそろちゃんとしましょうよ。

2018/06/01