ボクは雑草です

シフトクリエイティブ社長のブログです。

ハリー王子とメーガンさん/英国ロイヤルウエディングの生中継

2018-05-21 07:04:45 | 報道/ニュース

5月19日ウインザー城の空には雲ひとつありません。まさに快晴でした。1日に四季があると言われるほど天気が変わりやすいイギリスがこんなに良い天気だなんてまるでおとぎ話の絵本のようでした。
いよいよ正午(日本時間午後8時)聖ジョージ礼拝堂で行われた結婚式のあと、王子と王女は150年前につくられた馬車に乗りおよそ4キロを騎馬兵に守られてパレードしました。この模様はBBCの放送をNHKが生中継しました。いままで英国ロイヤルウエディングはニュースでワンカット見る程度でした。およそ1時間すべてを見たのは初めてです。ウインザー城の広さ、重厚さ、存在感、いろんな意味で The United Kingdom イギリス王国を感じましたね。
さらに驚いたことはパレードのとき一般市民と馬車の距離が近いことでした。手を伸ばせば馬車に届きそうな狭い道幅です。日本の皇室ではありえない距離です。こんなに近くて警備は大丈夫だろうとか心配になりましたが、そこはさすがにGreat Britain、変なおじさんや若者が乱入することもなく祝福ムードにあふれていました。しかし、警備費用が44億円と聞いてこれまたびっくり、一体どこにそんなにお金がかかっていたのかまったくテレビからは分かりませんでした。
もちろん目立たないように警備をしていたこともありますが、それより、BBCのカメラワークつまり映像の作り方がうまいのです。これぞプロというカメラの位置、アングル、寄り、引き、のタイミング、よほど練習をしたのか、または慣れているのか、それとも技術なのか、う~ん、と感心させられる映像の連続でした。まるでワンカットごとに撮影し編集されている映画を見ているようでした。
ウインザー城から二人が出てきて馬車に乗る、馬車がゆっくり進み左へ曲がる、追いかけるカメラの位置、角度、画角、すべてここしかないところを狙っています。そして狭い街へ出る、上からのパン、ゆっくりの引き、絶妙のカメラワークでした。
映画だったら撮り直しもできますが、生中継は本番一発勝負です。まったく失敗がないのです。その後ボクはビデオでも見ました。やはり失敗がないのです。パレードだけで何十台のカメラをスイッチしています。にもかかわらず他のカメラが画面に入ってくることはありません。これは神業に近いのです。どの位置でどのカメラにスイッチするか、もちろん何度もリハーサルしているはずですが、本番は一度だけ、これはもう見事としか言いようがありませんね。
パレードの前の式や歌の時もカメラワークは巧みでした。礼拝堂は天井がめちゃくちゃ高い、上はステンドグラス、そこに何十台ものカメラをセットしました。ほかのカメラが画面に入ってくることは一度もありません。もう一度言いましょう。これは生中継で編集したものではありません。スイッチングは一発勝負です。スイッチャーの技術とセンスの良さには脱帽です。スゴイ
もともとBBCは映像の作りがフィルム志向です。つまりビデオで映画のような撮り方をします。機材で撮っているのではなく心で撮っているのです。それはフランスやカナダのドキュメンタリーにも感じられます。対して日本のテレビにはそれがありません。民放は言うに及ばず、NHKは画質ばかりにこだわり、それ4Kだ、8Kだとバカ高い金かけて機材を追及しています。それは技術がなくてもいい画が撮れちゃうことを意味します。映画のように心で撮ろうとしていません。すばらしい8Kの映像をと言われても対応テレビがなくては見ることはできないのですよ。8Kカメラだってわたしたちの受信料で買っているんです。もう少しセンスを磨いた方がいいと思うよ。
てなこと言ってたら、肝心のハリー王子とメーガンさんのことやパレードのものすごい警備のことなどが書けなくなっちゃいました。理由はボクが疲れちゃったからです。おわり

2018/05/20

中年男のセクハラと援助交際

2018-05-04 19:51:48 | 報道/ニュース
4月18日二人の中年が辞任しました。58才と50才。理由はセクハラと援助交際でした。中年のセクハラや援助交際ではもう驚きませんが、ひとりは財務省トップの事務次官、もうひとりは新潟県の知事となると天を仰ぐお粗末模様ではあ~りませんか。おっさんたち、いったい何をやってるの?
財務省の事務次官なんて正直やることは何もありません。国会で政治家の先生が質問に答えるとき後ろにすわっているアレですよ。質問の答えを書いているように思われるアレですが、実際は部下が全部やっています。国会には出ているだけなのです。つまりやることが何もない。官僚のトップになるのは大変だとは思いますが、なってしまったらあとは抜けガラになるだけ。頭の中はピーマンのように空っぽでしかもクモの巣入りです。それでも記者は事務次官に殺到します。財務省のトップに会えるとなればどこへでも行きます。記者として事務次官に会っていたとなればそれだけで仕事をしていることになり上司からは褒められます。話なんか何だっていいんです。“おっぱいさわっていい?”“ダメです”“キスしていい?”“ダメです”これでいいです。居酒屋でこんな話をしていれば仕事をしていることになるのです。呼ばれない女性記者もいます。するとあの記者はダメだと外されます。つまり記者は呼ばれてなんぼなのです。窓口へ行って記事原稿もらって帰ってくるだけでは記者失格なのです。
今回はテレビ朝日の女性記者がセクハラ行為を受けたと訴え週刊誌に載り58才の事務次官が辞任しました。森友・加計問題の渦中に会った財務省の次官です。どっちもどっちでしょう。だいたいテレビ朝日が特ダネ取ったって放送できませんし、する訳がない。民放なんて同じ報道しかできないんですよ。じゃあ、何のために夜、誘われてわざわざ居酒屋へ出て行ったのか?親しくなりたいだけでした。親しいことが自慢なのだから、あの人知っている、この人と酒飲んだ、と言いたいだけなのですから。とすればピーマン男が下ネタを言ったと訴えたって、聞いている方がアホらしくなるってもんです。ピーマン男はほかに考えることがないのですから。どっちもどっち、勝手にやってろって感じですね。しかしそれがきっかけで事務次官の首を取ったとなればやはり女性記者にしかできないことでした。これが男性記者ならできませんでした。このニュースを取り上げたときNHKまで含めてすべての出演者が私もセクハラを受けたと言ったのが印象的でした。セクハラを受けたことがいい女のように自慢のように聞こえました。そういうことをテレビの前で堂々と言うんじゃねえ。自意識過剰のババアども。そんなことテレビで言うんだったらさっさと訴えるべき。と思いましたね。
もうひとりの新潟県知事はちょっと違いました。今の世相を反映しているさびしい話でした。50才で独身。東大出て医師の免許と弁護士資格をもつガリ勉くんでした。恋愛経験なし。女はもっぱら援助交際。1回3万円で慰められていました。今回は相手の女子大生が彼氏に言って発覚。知事は辞任しました。ちょっとかわいそうな、おまえはアホかと言っちゃいそうな、ウラさびしい事件でした。
慰められた知事に言ってやりたいことがあります。モテる男は援助交際なんかしません。まず必要がないし、モテる男のプライドが許しません。しかしモテない男が援助交際で慰められているとモテる努力をしなくなります。するとさらにモテなくなり永遠に援助交際が必要になります。そういう男を狙って学費を稼ぐ女子大生はごまんといます。間に合わないと思うけどモテる努力を怠ってはいけません。
今回の教訓です
モテる男はセクハラなんかしません。女に気を引かせる必要がないからです。モテる男は女にお金や物を渡しません。エサがなくても入れ食いなのです。おしまい

2018/04/25